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2025年5月 京都、ゆる旅。松籟庵・竹林の小径・渡月橋・天龍寺・錦市場・圓徳院とカフェをめぐる旅

宿泊記&旅行記

タイのバンコクに移住した50代夫婦です。日本で手続きが必要な案件があり帰国した際に京都を旅行しました。2泊して回った京都の地を画像いっぱいで、ご紹介します。

宿泊したホテルは以下のとおりです。1泊目はゴージャス旅館、2泊目はリーズナブルなホテルです。ご興味のある方は以下からどうぞ。

松籟庵(しょうらいあん)でランチ

宿泊した「翠嵐」から徒歩10分ほどの場所にある豆腐会席のお店「松籟庵」でランチしました。妻と2人でしたが、築140年の歴史ある家屋の唯一の4人部屋個室へ案内してくれました。ちなみにその他は6人部屋と大部屋になります。

味のある看板
森の中を降りていきます
雰囲気のある店構え
4人部屋の個室
窓からの眺めも格別
大部屋の様子

注文違いで肉料理のオーダーに

松葉(4,500円)と松流(6,000円)を予約していたのですが、手違いで松葉(4,500円)が松風(7,000円)という肉料理のオーダーになっていました。料理が出てくる前に気がついたのですが「まあいいか」と思って、肉料理をいただくことにしました。

途中で店員さんが注文違いに気がついて「注文違いで申し訳ありません。これからお肉ですがキャンセルいただいても結構です。もちろん料金は4,500円のままで大丈夫です。」とのこと。お腹も一杯だったので、お肉はキャンセルしました。結果的に「創作料理の一品(うどの生ハム巻き)」と「生麩のグラタン」が無料になりました。特に生麩のグラタンは美味しかったので得した感が倍増です。

梅酒と豆腐
八寸盛り
結果的に無料になった「うどの生ハム巻き」
こちらも無料になった「生麩のグラタン」。これが絶品でした。
ここから松葉に戻って「湯豆腐」
ご飯も美味しかった

松流の料理内容は以下のHPをご確認ください。

料理は美味しくロケーションも最高で落ち着いて食事が出来ました。みなさんにもお薦めのお店です。
※予約をお薦めします

松籟庵(しょうらいあん)
公式HP:京都 嵐山、書と癒しの空間 – 松籟庵
営業時間:水曜日定休
     月・火・木 11:00〜17:00
     金〜日・祝 11:00〜20:00
場所:松籟庵 – Google マップ
電話: 075-861-0123(予約は電話のみ)
※駐車場はありません

「嵐山竹林の小径」と「渡月橋」

あいにくの曇り空でしたが、「竹林の道」は生い茂る竹が圧巻です。渡月橋も雰囲気があって良いですが、両方とも混んでいます(半分以上が外国人)。お薦めは早朝か夕方です。渡月橋周辺は18時過ぎるとほとんどの店が閉まるので、人も少なくなります。

11:30の渡月橋
18:00の渡月橋
13:15の渡月橋交差点付近
18:05の渡月橋交差点付近
11:45の竹林の小径
18:15の竹林の小径

「嵐山竹林の小径」と「渡月橋」
場所:嵐山竹林の小径 – Google マップ
   渡月橋 – Google マップ

オーバーツーリズムの話
タクシーを利用した際の話です。この運転手さんは京都で生まれ育ったと言っていました。その方が話の中で「オーバーツーリズムの話題がテレビで伝えられているが、嘘ではないけど、困っているのは有名な観光地のほんの一部。その方たちは本当にバスに乗れなかったりで迷惑しているのは事実で大変だと思う。でも大部分の人は生活に支障がないし困っていない。」と言っていました。
テレビのニュースで大問題という風潮で取り上げていますが、確かに迷惑を被っている方々にとっては大問題だと思いますが、それは極々一部の方で、それを大袈裟に取り上げているのかなと感じました。
※ごく一部の人達だから我慢すれば良いといっている訳ではありません。私個人の感覚としては、大勢の人が迷惑しているような報道に思えたので・・・

天龍寺

世界遺産の天龍寺に行ってきました。庭園は綺麗で建物は歴史を感じさせる造りで良かったです。

達磨図
趣がある廊下。正面上部は鐘です。
天井画ではありませんが雲龍図がありました。

私達は「庭園」と「諸堂」の参拝をしました。法堂(はっとう)にある雲龍図(天井画)は見ませんでした(500円の参拝料をケチりました)。ご興味のある方はこちらでご確認ください。

天龍寺
公式HP:世界遺産|京都 嵯峨嵐山 臨済宗大本山 天龍寺 公式ホームページ
場所:天龍寺 – Google マップ
参拝料:・庭園(曹源池・百花苑)
     高校生以上:500円
     小中学生 :300円
     未就学児 :無料  
    ・諸堂(大方丈・書院・多宝殿)
     庭園参拝料に300円追加
    ・法堂(雲龍図)
     ・一人500円(上記通常参拝料とは別)
※庭園以外は参拝できない日もあります。詳細はこちら

𡈽井志ば漬本舗(祇園店)

ランチを「𡈽井志ば漬本舗(祇園店)」でいただきました。「鮭西京漬膳(税込み2,420円)」と「さわら西京漬膳(税込み2,420円)」をオーダーしました。膳を頼めば、ご飯とお味噌汁はお替り出来て漬物ビュッフェも付いてきます(詳細は下記のHPをご確認ください)。

店舗の入口
奥の暖簾のある階段で2階に上がります
食事処です。ビュッフェのお漬物が並んでいます。
11時に到着して一番乗りでした
「春キャベツ柚子仕立て」と「マカロニサラダ」
「かぼちゃ」「お玉はん(玉ねぎ)」「志そ漬け大根」
「セロリ」「赤かぶ漬け」右はじの漬物は不明です
上が「さわら西京漬膳」で下が「鮭西京漬膳」です。定食についてくる漬物が美味しかったです。
当日の使用が可能だったので利用させていただきました

元々京都のお店で漬物が有名な「近為(きんため)」というお店が東京にも出店していて以前はよく行っていました(残念ながら近為の東京の食事処は全て閉店となってしまいました)。お魚(お肉もありました)と漬物のお店で漬物のお替りも出来てとても美味しくて、いつ行っても混んでいました。

個人的に、どちらが美味しいかと言われれば「近為」と答えます。お漬物、お魚、ご飯、どれも美味しいんです。

でも、決して「𡈽井志ば漬本舗」さんが美味しくなかったという訳ではありません。

𡈽井志ば漬本舗 祇園店
公式HP:祇園店 | 株式会社土井志ば漬本舗
場所:土井志ば漬本舗 祇園店 – Google マップ

HARIO CAFE 京都店

お魚と漬物でお腹を満たしたあと、周辺のカフェを探してみて行きついた先がこの「HARIO CAFE」です。ここが良かった。値段が高いのが難ではありますが、それを押しのけてもお薦め出来る良いカフェでした。

風情があります
出入り口
右側でコーヒーを作ってくれます。左側ではガラス製品を販売しています。
綺麗な庭を眺めながら
値段は厳しめ
カウンターからの眺め
コーヒーをサイフォンとアイスでいただきました
落ち着いた雰囲気の店内。静かな空間でゆっくりできました。
小ぶりながら素晴らしい庭。ベンチに腰掛けて暫く眺めていました。

2024年の夏にオープンした古民家を改装したお店。外観は京都の風情を生かしたおしゃれなつくりで店内も落ち着いた雰囲気。清潔感のある店内ではガラスのアクセサリーも販売していました。コーヒー一杯1,300円は、かなり高めですが、私達はその金額でも納得出来ました。

HARIO CAFE 京都店
公式HP:HARIO CAFE 京都店
場所:HARIO CAFE 京都店 – Google マップ

アメリカンエクスプレス ラウンジ

本当に偶然なのですが、「HARIO CAFE」の目の前がアメリカンエクスプレスのラウンジでした。以前、京都に来た時も利用させてもらいましたが、違う入口から入ったので気がつきませんでした。

私達はマリオットボンボイアメックスのプラチナ会員のカードで利用出来ました。HPにはアメックスのゴールド以上で利用可能とあります。

ここは「圓徳院」にあり、アメックスのゴールド以上であれば、お茶も拝観料も無料という大盤振る舞いでした。日本家屋の畳の上という落ち着いた空間で「昆布茶」と「冷やしあめ(水飴と生姜の飲み物)」をいただきました。当日は、たまたま私たち以外は誰も居なくて、風が心地良い静かな空間を2人で堪能しました。

入口
中に入っていくともう一つの木で出来た門扉がありました。
鐘を鳴らすとスタッフの方が来てくれました
畳敷きですが椅子に座ります。個人的に「あぐら」が苦手なので助かります。
温かい昆布茶と冷やしあめ
中庭

対象カードなどは以下のHPをご確認ください。本人含めて4人まで利用可能でかなりお得です。対象の方はご利用を強くお薦めします。
※対象カードは公式HPでご確認ください

高台寺塔頭 圓徳院 客殿(旧 京都特別観光ラウンジ)
公式HP:高台寺塔頭 圓徳院 客殿(旧 京都特別観光ラウンジ)|クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス)
場所:AMEX京都特別観光ラウンジ – Google マップ

圓徳院

もちろん、圓徳院も拝観させていただきました(無料ですし)。庭を見ながらしばらくボーッとしたり、かなり小ぶりですが枯山水体験や写経体験などもさせていただきました。詳細はこちら。この日は(5月下旬の平日)人が少なくて院内もゆっくり拝観出来ました。

座って、しばらく庭を眺めていました。
綺麗な庭
簡易的ですが様々な体験が出来ます
写経体験
まっさらの状態から枯山水体験
センスがあるとは言い難い完成品
歴史を感じさせる廊下
曇り空が残念ですが綺麗な庭
当日は空いていて誰も居ない時間帯もありました

圓徳院
公式HP:京都・東山 圓徳院
場所:圓徳院 – Google マップ

錦市場

2泊目の「フォーポイント フレックス バイ シェラトン 京都御池」から近かったので歩いて(10~15分)行ってきました。数年前にも行きましたが、そのころとは大分様子が違っていました。

以前は京野菜、漬物、豆腐、和菓子などの店が多かったように記憶していますが、今は外国人観光客向けなのか居酒屋や食べ歩きの店が中心になっている感じでした。黒毛和牛、ホタテ、ズワイガニなど外国の方が好みそうな店が多数ありました。和牛一串2,000~3,000円とか手が出ませんでした。

外国人観光客のニーズに合わせ、錦市場も大きく変化していることを肌で感じました。商売なので仕方のないことなのでしょうが、京都らしさが失われている気がして、ちょっと残念な気持ちになりました。

錦市場
外国の人が多くて混んでいました
京生麩田楽(756円)。もっちりしていて美味。
外国人に受けがいいのか、手前にインパクトのある商品を置いて、奥が居酒屋という店舗が多かったです。
ここは一串2,000円から
ここも串物中心
イメージはこのようなお店ばかりを想像していました
有名な「西利」も
昔からある雰囲気のお店

錦市場
公式HP:京都錦市場商店街
場所:錦市場 – Google マップ

今回の京都の感想

高級旅館や豆腐会席など、たまの贅沢も満喫出来ましたし、京都の新緑を体験させていただき穏やかな気持ちにもなりました。やはり京都は素晴らしいです。

でも、ちょっと残念な部分が(錦市場の状況)あったのも事実です。

タクシーの運転手さんやホテルのスタッフの方も「今の時期(5月下旬)は修学旅行が多いけど空いているほうです。」と言っていました。確かに場所によっては空いていましたが、渡月橋や竹林の小径、錦市場は結構混んでいました。混雑期になったらどんな状態になるのだろうと想像したらゾッとします。

今回はちょっと気になったこともありました(錦市場)。
まったくもって勝手な思いですが「京都らしさを失わないようにして欲しいな」と思いました。これからまだまだ京都を楽しみたいと思うので・・・。でも地元の人も生活があって誰しも儲けたいと思って商売しているからなあ・・・。難しいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

私達の本道であるタイ移住のブログです。よろしければご覧ください。

シンヒロのブログ|~リタイヤメントしてタイ移住をしています~
海外移住(タイ)をしています。ブログの超初心者ですが、勉強しながら発信していきたいです。

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