バンコクに移住して1年半が経過した50代の夫婦です。私達が住んでいるコンドミニアムの近くにはBTSという高架鉄道とMRTという地下鉄の駅があります。
今回はBTSの乗り方について解説をさせていただきます。
※1バーツは4.5円で計算しています

バンコクの電車及び鉄道
BTS 高架鉄道(バンコク・スカイトレイン)
バンコクを走る高架鉄道。路線数は3。
スクンビットライン
シーロムライン
ゴールドライン
MRT 地下鉄(バンコク・メトロ)
バンコクの地下鉄。路線数は4。
ブルーライン
パープルライン
イエローライン
ピンクライン
ARL(エアポートレールリンク)
スワンナプーム国際空港とバンコクを結ぶ鉄道。1路線。
SRT(タイ国鉄)
バンコクとタイ全土を結ぶ鉄道路線。レッドラインのほか、北線、東北線、東線、南線という長距離列車もあります。

BTSについて

運行時間:朝5時台から深夜0時台まで
運行間隔:2分~8分
運賃:17~47バーツ約76.5円~211.5円
※1 一律15バーツ区間があるので最大47+15=62バーツ約279円
※2 身長90㎝以下の場合は無料です。90㎝以上は大人と同額の運賃です。

拡大しても文字が潰れてしまいますので、引用元に飛んでご確認ください。
BTSの乗車方法
乗車券を買う
乗車券はカードタイプで券売機もしくは窓口で購入できます。クレジットカードは使えません。


券売機で買う
「コインしか使えない券売機」しかない場合があります。お札しかない場合は窓口で両替が可能ですが、窓口に行くならそこで乗車券を買った方が早いです。
券売機での購入方法
①言語を英語に切り替えて
②目的の駅をタップして
※画面をタップすると拡大されます
③画面に出た料金を入れて
④乗車券(カード)を受け取る

目的地をタップした後に乗車枚数(2人分とか3人分とかまとめ買いが出来ます)を選ぶことが出来ます。お釣りがある場合は乗車券と一緒に出てきます。

窓口(チケットカウンター)で買う
窓口で行きたい駅名を告げて乗車カードを受け取ります。英語で通じます。

改札を通る
入る時
カードをタップして通過します。ゲートの閉まるスピードが早めなので注意してください(普通に通り抜ければ問題ありません)。私は1回だけ挟まれたことがありますが、そこそこ痛いです。

出る時
専用のカード挿入口があるので、そこに挿入します。

赤い四角のカード挿入口に乗車カードを入れるとゲートが開きます(カードは飲み込まれます)。
※ラビットカードや1日乗車券は出る時に白丸をタップします

乗車券の種類
一般の乗車券(シングルジャーニーチケット)
1回きりの乗車券
17~47バーツ約76.5円~211.5円

引用元:BTSの公式ウェブサイト カードのデザインは頻繁に変更されます
一日乗車券(ワンデイパス)
150バーツ約675円
ラビットカード
カード発行手数料:100バーツ約450円
チャージ金額:100バーツ約450円~
合計:200バーツ約900円

留意点としてラビットカードは、窓口で払い戻すことが出来てチャージ分の金額は戻ってきます。しかし、カード発行手数料の100バーツは返ってきません。BTSを頻繁に利用する方は1回1回乗車カードを購入しなくて良いので便利ですが100バーツ約450円は発行手数料として取られてしまいますので、ご注意ください。
BTSの豆知識
駅にトイレはありません
日本の駅にはトイレがありますが、BTSにはお客様用のトイレはありません。私が一度、係員にトイレの借用をお願いした時は職員用のトイレを貸してくれましたが、どの駅でも貸してくれるかは不明です。
BTSでの禁止事項は以下のとおりです。
飲食
喫煙
動物の同伴
行商行為
火気の持ち込み
ごみのポイ捨て
※BTSに限らずタイの電車では強烈な臭いの「ドリアン」の持ち込みは禁止されています
警備員が荷物検査を・・・
改札を抜けると警備員がいます(いない駅もあります)。もしも、声をかけられたら検査に応じましょう。でも、声をかけられることは、まずないので、そのままスルーです。
今まで大きな荷物を持っていた時などは、自らバッグの中を見せていましたが、タイの人は誰も見せていないので最近は荷物を持っていてもスルーです。警備員から声をかけられたことも今まで一度もありません。

優先席について
バンコクの電車には優先席があります。優先席に若く健康な方が座っていた場合譲ってくれるのは当然ですが、優先席ではなくても席を譲ってくれる方が結構います。60才前で若いつもりの私も、優先席以外で2回譲られたことがあります。丁重にお断りしましたが、見ていてちょっと気になるのは譲られた方の対応です。「ありがとう」の挨拶や言葉もなく普通に席が空いたように座る人が結構います。
優先席ではなく普通の席でも「体の不自由な方に席を譲るのは当然」と言う考え方には、もちろん賛成ですが、それでも頭を下げるくらいは・・・と思う私は心が狭いのでしょうか。
※タイでは「お年寄り」「妊婦」「障害者」「怪我や病気の人」「子ども」のほか「僧侶」も優先席の対象ですのでお気をつけください。
便利なBTS
東南アジアの中ではタイは鉄道網が発達していると思います。私達は車を持っていないので、鉄道で移動できるのは有難いことです。MRT(地下鉄)に比べて割高感があるBTSですが、我が家の目の前が駅なので便利に使っています。ホームドアや電光掲示板がある駅も多く、車両のラッピングと連動していたりして「日本より進んでいるなあ」と思うこともあります。
車両内は綺麗で文句なしですが、エアコンが効きすぎて寒いです。乗車する場合は羽織るものを持っていくことをお薦めします。時間帯によって混んでいることもありますが、5~10分間隔くらいで渋滞もなく時間も測りやすいので、タイに来たら一度は乗ってみてください。
バンコクのMRT(地下鉄)の乗車方法は以下のとおりです。よろしければご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
タイ移住の様子をブログにしています。よろしければご覧ください。

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