夫婦二人で、タイでリタイアメントビザを取得し、移住を計画しています。タイには旅行に行ったことはありますが、移住という視点では見ていなかったので、今回はそこに重点を置いて現地調査をしてきます。
移住自体は夏ごろを予定していますが、今回の下見は2月です。事前の情報収集はしていますが、物件も含めて、街の様子など現地と事前情報(ネットや旅行誌の情報)の違いがどの程度あるかなどを確認させていただこうと思っています。事前情報が嘘だとは全く思いませんが、書く人と自分たちの感覚は違うと思うので、そこらへんを実際に見て確認しようという作業になります。
今回のブログは、現地下見のための準備編です。参考になれば幸いです。
以下は移住先候補の「バンコク」と「チェンマイとパタヤ」を自分なりにネットで調べた結果をブログにしたものです。よろしければ、ご参考までにどうぞ。
不動産屋さんに内見予約など
基本的な予約
タイへの往復航空券、ホテルの予約は妻がしてくれました。航空券は燃油サーチャージが重くのしかかるようで、予想より割高になってしまうようです。折角なので、往路でフィリピンのマニラに1泊、復路で香港に1泊してきます。タイ国内のホテルは、バンコクで10泊を予約しました。
余談ですが、ついでと思って「フィリピン」と「香港」に1泊と考えましたが、今は(2023年2月中旬)コロナ感染対策で各国への入国や行動制限があるのをすっかり失念していました。タイが制限なしとなっているので、感覚がおかしくなっていました。ちなみに「フィリピン入国」はワクチン接種証明(または陰性証明)とeTravelの登録。「香港入国」はワクチン接種証明とPCR(48時間以内)か抗原検査(24時間以内)の陰性証明が必要。日本帰国の際は、ワクチン接種証明とVisit Japan Webの登録。
慌てて、eTravelとVisit Japan Webの登録と抗原検査キットを薬局に買いに行きました。香港はタイからの入国となりますので、検査キットを持って行ってタイで検査します。
※なお、各国の入国の条件は頻繁に変更されますので、渡航時にご確認ください。
不動産屋さんへ物件の内見予約
タイ到着後、色々な街の現地調査は自分の足で行いますが、肝心の移住先の内見の予約が必要です。もしかしたら、飛び込みでも対応してくれるかもしれませんが、限られた時間の中、確実に内見できるよう予約をしました。
物件の条件
物件については、便利なスクンビット周辺(タイ バンコクの中心部)で以下のような希望を出しました。
①家賃は25,000バーツ/月前後
②50㎡程度は欲しいと考えています(1BEDor2BED)
③ジムは必須で、サウナとプールも欲しいです。
④駅とスーパーが近いと良いです
⑤移住予定は7月あたりです
この条件だと、スクンビット内は難しいと思うので、外でも仕方ないこと、個人的にはBTSスクンビットラインの「プラカノン」「オンヌット」あたりかなと考えていること等も付け加えました。
何と断られた
ググった結果、首都バンコクの不動産屋5社くらいをピックアップして、メールで内見依頼をしてみようと思います。
最初の会社の問い合わせフォームから、条件や希望物件などを記入し、申し込みをしました。すると、ほどなく「メール受け取りました。担当から連絡をさせていただきますので、しばらくお待ちください。」とのこと。その3時間後くらいに「予約が一杯で、お受けできない状況です。空きが出ましたら、ご連絡を差し上げます。」という旨のメールが。文面は丁寧でしたが、要はお断りしますとのこと。
内見希望日の2週間前に連絡したのに、予約が一杯って・・・。
内見希望日も2/21~24の丸々4日間設けたのに・・・
確かに、新年度に向けて1月~3月は繁忙期なんだろうけど・・・。
と思いましたが、多分断った理由は別にあるのかなという感じがします。
私達夫婦の場合、リタイアメントビザで移住するので、当然会社が家賃を負担してくれません。そして、お金持ちではありませんので、極力家賃を抑えなくてはなりません。現地の駐在員さんほどお金を出すことは出来ないので、家賃は抑えめで(25,000バーツ/月ほどで探しています)お願いしました。
不動産屋さんによっては、「30,000バーツ/月以上からのご案内」としてあるところもあり、他の不動産屋さんでも、同じ建物に20,000バーツ/月からの物件があるのに「この物件は40,000バーツ/月からのご紹介です」とあったりもします。この繁忙期に「25,000バーツ/月あたりは相手にしてられない(家賃が安い物件は手数料も安いでしょうから)」というところなのかなと勝手に思ったりしています。
それと、7月移住ということ。5か月ほど先であると、現時点では予約というか物件を押さえることが出来ない(2か月先くらいまでみたいです)ということも断られた理由の一つかなと思います。「予約も出来ないような人は相手にしていられない」というのもよくわかります(個人的な想いです)。
向こうも商売ですから、この方針を否定するものではありませんし、私がもし経営者だったとしたら、同じやり方をすると思うので、勉強不足ということで、諦めています。
幸い、1件の不動産屋さんとは、約束が出来て、もう1件とも約束がとれそうです。
今回の訪タイの目的
今回の訪タイの一番の目的は、前述しましたが、「物件も含めて、街の様子など現地と事前情報(ネットや旅行誌の情報)の違いがどの程度あるか」です。街の様子も見させてもらったうえで、良い物件があって、予約出来るまで(今現在2月ですが、7月移住として5月くらい)それが残っていれば予約することはあると思います。でも、良い物件であれば人気があるので、何か月も残っているとは思えませんが・・・。
基本的には、夏前にもう一度タイに来て、さらに物件を見させてもらってからの契約になると思います。
ものの感じ方は、人それぞれで、その人は暑いと思っても私は暑いと感じないかもしれません。ネットなどの情報との感じ方の違いとか、肌で感じる部分などの細かいところまで、自分の足で見てきたいと思います。
当初は、「チェンマイ」も「パタヤ」も現地視察を予定していました。しかし、日本で情報収集しているうちに、「バンコク」にかなり傾いてきました。それでも、パタヤは車でも1時間半程度なので、現地には行ってこようかと思いますが、物件の内見は難しいと考えています(バンコクとの不動屋さんとのやり取りでエネルギーを結構消費したので、パタヤの不動産屋との連絡が全く取れていません)。
チェンマイにいたっては、国内移動とはいえ飛行機で行く必要がありますし、現地の不動産屋さんとの連絡も取れていないので、今回は見送ろうかと考えています。
考え方として、「バンコク」に1年なり住んでみて、慣れてきたら「パタヤ」なり「チェンマイ」なりで良いのかなというところです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。初めての海外移住で、自分なりに慎重に進めているつもりですが、どこかで思い切らないといけないと感じています。全く不安がないことなど無いと思いますので。
難しいのは、思い切りと無茶との境目です。同じことをしていても、それぞれの状況によって「無茶」と思われたり、「思い切り」と言えたり・・・。「言い方が違うだけで同じ意味だろ」という方もいるかもしれません。難しいですね。
ピースボート地球一周の船旅※追記 実際にタイのバンコクに行って物件を見てきました様子をブログにまとめました。よろしければ以下からどうぞ。
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