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ヨーロッパ周辺でリタイア移住するならどこ?ポルトガル・ジョージア・トルコを比較してみた【2026年版】

他の国への移住について

タイのバンコクに夫婦でリタイア移住して3年になります。

現在のタイ生活に大きな不満はありませんが、海外移住を経験すると、「もし別の国に住むとしたら、どのような選択肢があるのだろう?」と考えることがあります。

これまで私は、タイのリタイアメントビザをはじめ、マレーシアのMM2H、ベトナム、フィリピン、インドネシアなど、東南アジア各国の長期滞在制度について調べてきました。

東南アジア5か国の比較リンク

また、ヨーロッパ方面にも目を向け以下の3か国の長期滞在ビザの調査をしました。

この3か国は、同じヨーロッパ周辺の移住候補として紹介されることがありますが、実際の長期滞在制度は大きく異なります。

ポルトガルにはリタイアメント向けのD7ビザがあります。

一方、ジョージアには正式なリタイアメントビザはありませんが、日本人は最大365日間のビザなし滞在が可能です。

トルコもリタイアメントビザはありませんが、「イカメット」と呼ばれる居住許可を取得することで長期滞在を目指すことができます。

今回は、これまで私自身が調べた情報をもとに、リタイア移住という視点から3か国を比較してみたいと思います。

本記事は実際に移住した体験談ではなく、2026年8月時点で私個人が情報収集した内容をまとめたものです。できる限り正確な情報を心がけていますが、誤りが含まれている可能性もあります。あくまで個人の調査に基づく内容として、参考情報としてご覧いただければ幸いです。また、ビザなど長期滞在制度は変更される可能性があります。実際に申請を検討される場合は、必ず公式情報などで最新情報をご確認ください。


ポルトガル・ジョージア・トルコの比較

まずは3か国の特徴を簡単に比較してみます。

項目ポルトガルジョージアトルコ
リタイアメントビザあり(D7ビザ)なしなし
長期滞在方法D7ビザなど365日ビザ免除・居住許可イカメット(居住許可)
取得難易度比較的高い免除なので申請も必要なし中程度
生活費欧州では中程度欧州では安め比較的安め
気候比較的温暖四季あり地中海沿岸は温暖
魅力制度の安定性自由度の高さ気候・文化・生活費
長期滞在の注意点書類準備や条件制度変更リスク審査厳格化

この表を見ると分かるように、3か国は「海外で暮らす」という目的は同じでも、滞在方法の考え方がまったく違います。


ポルトガル|制度が整ったリタイア移住候補

ポルトガルは、今回比較する3か国の中で唯一、明確なリタイア移住向け制度がある国です。

代表的なものが「D7ビザ」です。

D7ビザは、年金などの継続的な収入がある人を対象とした長期滞在ビザで、ポルトガル移住を考える人の間では以前から注目されています。

魅力は、何といっても「正式な移住制度がある」という安心感です。

ジョージアやトルコの場合、リタイアした人専用の制度ではないため、現在利用できる制度が将来も続く保証はありません。

その点、ポルトガルは長期的に暮らすための制度として整備されています。

一方で、実際に調べてみると簡単に取得できるビザではないと感じました。

必要書類の準備、ポルトガル側での手続き、銀行口座開設、住所関連の準備など、海外移住に慣れていない人にとってはハードルがあります。

また、日本語でサポートしてくれるサービスも限られているため、自分で情報収集する力も必要になります。

ポルトガルは、

  • 制度の安定性を重視する人
  • 長期的な移住先を探している人
  • 欧州で暮らしたい人

には魅力的な選択肢だと思います。

ただし、「条件を満たせば必ず移住できる」というものではなく、事前準備は十分必要だと感じました。

詳細はこちら
ポルトガルのD7ビザ


ジョージア|365日ビザなし滞在が最大の魅力

ジョージア最大の特徴は、日本人が最大365日間ビザなしで滞在できる点です。

これは海外移住を考える人にとって非常に大きな魅力です。

一般的な観光ビザでは、

  • 30日
  • 60日
  • 90日

程度の国が多い中、最初から1年間滞在できる制度は珍しいと言えます。

しかも事前のビザ申請が必要ないため、「まず海外生活を試してみたい」という人には非常に向いている国だと思います。ビザ免除ですから収入要件や書類は必要ありません。それでいて1年間の滞在ができるのは大きな魅力です。

一方で、ジョージアには正式なリタイアメントビザはありません

長期的に住み続ける場合は、

  • 不動産購入
  • 投資
  • 事業

などを利用した居住許可を検討することになります。

また、現在利用できる365日ビザ免除制度も、将来変更される可能性はあります。

魅力的な制度である一方、「この制度が今後も永続することを前提に人生設計する」という考え方には注意が必要だと思います。

生活面では、ヨーロッパの雰囲気を感じながら比較的安い生活費で暮らせる点が魅力です。

ただし、東南アジアとは違い四季があり、冬は寒くなります。

タイのような暖かい気候を求める人には、ここは大きな違いになるでしょう。

ジョージアは、

  • まず海外生活を試したい人
  • 欧州の雰囲気が好きな人
  • 制度変更にも柔軟に対応できる人

には面白い選択肢だと思います。

詳細はこちら
ジョージアの1年間ビザ免除


トルコ|イカメットで暮らす長期滞在

トルコも、ポルトガルやタイのようなリタイアメントビザはありません。

90日を超えて滞在する場合は、「イカメット(居住許可)」を取得して生活することになります。

イカメットは外国人がトルコに住むための制度で、

  • 短期居住許可
  • 家族居住許可
  • 学生居住許可
  • 長期居住許可

などがあります。

リタイア移住の場合は、短期居住許可を利用するケースが一般的です。

以前は比較的取得しやすいと言われていましたが、近年は外国人増加などの影響もあり、審査は厳しくなっています。

現在は、

  • 住所の実在性
  • 滞在目的
  • 生活資金
  • 医療保険

などが確認されます。

そのため、「申請すれば簡単に取得できる」という制度ではありません

一方で、トルコには大きな魅力があります。

それは、

  • 温暖な地中海性気候
  • 歴史や文化の豊かさ
  • 欧州とアジアへのアクセス

です。

特にアンタルヤなど地中海沿岸の都市は、老後の生活を考える人にとって魅力的な環境だと思います。

また、生活費も欧州諸国と比較すると抑えられる可能性があります。

ただし、近年はインフレや為替変動が大きいため、生活費については余裕を持って考える必要があります。

詳細はこちら
トルコのイカメット


3か国を調べて感じた違い

今回3か国を調べて、一番感じたのは「海外移住の方法は国によって大きく違う」ということです。

ポルトガル

「正式なビザを取得して移住する国」

という印象です。

制度は比較的明確ですが、その分、準備や条件確認が必要になります。

ジョージア

「現在利用できる自由度の高い制度を活用する国」

という印象です。

365日ビザなし滞在は非常に魅力的ですが、制度変更リスクは考えておく必要があります。

トルコ

「居住許可を取得して生活する国」

という印象です。

リタイアメント専用制度ではありませんが、条件を整えれば長期滞在候補として検討できる国だと思います。

結局のところ

どの国が一番良いかではなく、自分が何を重視するかによって選択肢は変わります。

  • 安定した制度ならポルトガル
  • 自由度ならジョージア
  • 気候や文化、生活費のバランスならトルコ

その他にも、街並み、物価、治安などそれぞれ違った魅力があります。


まとめ|海外移住先は一つではない

今回、ポルトガル・ジョージア・トルコについて調べましたが、3か国とも違った魅力がありました。

ポルトガルは、D7ビザという正式な長期滞在制度がある安心感があります。

ジョージアは、365日ビザなし滞在という大きな魅力があります。

トルコは、イカメットという居住許可を利用して長期生活を目指せる可能性があります。

私たちは現在タイでリタイア生活を送っていますが、海外移住先は必ずしも一つの国に限定する必要はないのかもしれません。

実際に海外で暮らしてみると、国によって生活環境や制度、文化は大きく異なることが分かります。

今すぐ移住先を変更するというわけではありませんが、もし将来、自分たちの生活スタイルに、より合った国が見つかれば、新たな移住先として検討する可能性もあります。

海外移住を考える場合、大切なのは「人気の国を選ぶこと」ではなく、「自分たちの価値観や生活スタイルに合った国を探すこと」だと思います。

本記事では3か国の魅力や長期滞在制度を中心にご紹介しましたが、実際に移住を検討する際はデメリットや注意点についても十分に確認することが大切です。以下の各国の記事では、メリットだけでなくデメリットや制度上の注意点についても記載していますので、ご興味があればぜひあわせてご覧ください。

この記事が、これから海外移住やリタイア後の生活を考えている方の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ピースボート地球一周の船旅

タイ移住の様子をブログにしています。よろしければご覧ください。
シンヒロのブログ | ~リタイアメントしてタイ移住をしています~

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