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ジョージアの長期滞在制度まとめ|リタイア移住目線で調べてみた

他の国への移住について

タイ移住3年目の50代夫婦です。タイのリタイアメントビザ(就労不可です)を取得して毎年更新しています。最近は「他の国への移住も面白いのでは?」と考えるようになり、東南アジアへのリタイア移住は可能なのか調べて記事にしたりしました。

東南アジア5か国の比較リンク

しかし、調べているとヨーロッパ周辺にも移住している人も多いようで、前回はポルトガルのビザについて調べました。
ポルトガルのD7ビザ
今回はヨーロッパ周辺のリタイア移住についての2回目です。

1年間滞在制度・ビザラン・生活費を調べてみた【2026年版】

その中で以前から気になっていた国のひとつがジョージアです。ジョージアはヨーロッパとアジアの境界付近にある国で、日本人は長らく「1年間ビザなし滞在」が可能な国として知られてきました。

しかも物価も比較的安く、近年はノマドやリタイア層からも注目されています。
ただ一方で、

  • 最近は制度変更の噂もある
  • 正式なリタイアメントビザは存在しない
  • 本当に長期滞在できるのか不透明な部分もある

など、気になる点も多い国です。

今回は、そんなジョージア移住について2026年時点の情報をもとに整理してみました。

:ジョージア移住を検討する中で、私自身がビザについて情報収集を行いました。本記事では、その内容をまとめています。できる限り正確な情報を心がけていますが、誤りが含まれている可能性もあります。あくまで個人の調査に基づく内容として、ご参考程度にご覧ください。


ジョージアってどんな国?

ジョージアは黒海沿岸に位置する国で、ロシア・トルコ・アルメニア・アゼルバイジャンなどに囲まれています。

首都はトビリシ。

ヨーロッパ寄りの雰囲気を持ちながら、旧ソ連圏らしい独特な文化もあり、最近では「欧州感を比較的安く味わえる国」として人気が高まっています。

日本ではまだ知名度は高くありませんが、

  • ワイン発祥の地
  • 食事が美味しい
  • 物価が比較的安い
  • ノマドに人気

などの理由で、海外移住候補として名前を見かけることが増えました。

画像生成AI:ChatGPT(OpenAI)

ジョージア最大の特徴|日本人は1年間ビザなし滞在が可能

ジョージア最大の特徴は、やはりこれです。

日本のパスポートを持っている場合、2026年7月現在でも最大1年間ビザなし滞在が可能とされています。

これは世界的に見てもかなり珍しい制度です。

東南アジアでも、

  • 30日
  • 60日
  • 長くても90日程度

という国が多いため、「最初から1年間滞在可能」というのはかなりインパクトがあります。

しかも、観光ビザではなく“ビザ免除”扱いなので、事前申請も不要です。

そのため、
「とりあえず住んでみる」というハードルが非常に低い国でもあります

ピースボート地球一周の船旅


実際には“半移住”的に使われている人も多い?

ジョージアには正式なリタイアメントビザ制度はありません。

それでも人気があるのは、この1年間滞在制度が非常に強力だからだと思われます。

ネット上では、

  • 1年滞在
  • 一度出国
  • 再入国で再び1年

という“実質長期滞在”のような運用をしている人の話も見かけます。

ただし、ここは少し注意が必要です。制度として「永遠にビザラン可能」と明記されているわけではありません。
現状は比較的緩やかな運用がされているようですが、今後も同じとは限りません。

日本人は365日ビザなし滞在が可能です。再入国によって再び365日の滞在が認められるケースが多いようですが、これは制度上明記されているわけではなく、最終的には入国審査官の判断による部分もあるようです。そのため、長期的・安定的に滞在する場合は、居住許可の取得を検討する人も増えているようです。


最近「1年間滞在が廃止される?」という噂も

実は近年、

「ジョージアの1年間滞在制度が変更されるのでは?」

という噂がたびたび出ています。

背景としては、

  • 周辺地域の情勢変化
  • ロシア関連問題
  • 一部国籍への規制変更
  • 入国管理の厳格化

などがあるようです。

ただ、2026年7月現在、日本人に対する1年間滞在制度は継続されています。とはいえ、この制度はジョージア移住の大前提とも言える部分なので、今後も最新情報の確認は必須だと思います。

特に、
「この制度がずっと続く前提で人生設計をする」
のはリスクがあると思います。

なお、365日のビザ免除は観光や滞在に関する制度であり、ジョージア国内で就労する場合は別途、就労・居住に関する手続きが必要となります。リタイア移住を前提とした本記事では、就労を目的とした制度の詳細は記していませんのでご承知おきください。


ジョージアの主な長期滞在制度

ジョージアには、タイのような「リタイアメントビザ」は存在しません。

そのため、多くの外国人は以下のような制度を利用して滞在しています。

■ ビザ免除制度(最も有名)

日本を含む多くの国籍では、就労しなければ最大365日間のビザなし滞在が可能です。

これは観光・短期滞在扱いであり、正式な長期居住ビザではありません。

ただ、この制度が非常に長いため、ジョージアは“実質的な長期滞在先”として人気があります。


■ 居住許可(Residence Permit)

ジョージアで長期滞在を希望する場合は、各種居住許可を取得する形になります。

主なカテゴリーは、

  • 就労
  • 投資
  • 事業運営
  • 家族帯同
  • 学業

などです。
なお、退職者専用カテゴリーは存在しません。

そのため、私達のようなリタイア層の場合は、

  • 不動産購入
  • 投資
  • 事業登録

などを利用して滞在資格を取得するケースが一般的のようです。


■ 不動産・投資による居住許可

ジョージアでは、一定額以上の不動産購入や投資によって居住許可を取得できる制度があります。

① 不動産購入ルート

2026年3月以降は、15万ドル以上(約2,400万円)の不動産購入で1年更新型の居住許可を取得可能となっています。

以前は10万ドル(約1,600万円)基準でしたが、近年条件が引き上げられました。

「ジョージア=安い国」というイメージがありますが、居住許可取得のための投資額として考えると、決して気軽な金額ではないように感じます。

※1ドル=160円換算


② 投資ルート(高額投資)

30万ドル以上の不動産または事業投資を行う場合、5年間有効の投資居住許可を取得可能です。

5年間条件を維持することで、永住権申請への道もあるとされています。

なお、

  • 不動産投資
  • 事業投資

で条件がやや異なり、事業投資では売上維持要件なども存在します。

また、制度変更が比較的多い国でもあるため、最新情報の確認は必須だと思われます。

制度内容
ビザ免除最大365日
リタイアメントビザなし
居住許可投資・就労など
永住条件あり

ジョージアの生活費は安い?

ジョージアは「ヨーロッパの中ではかなり安い国」と言われます。ただし、以前ほどの激安感は薄れているようです。

特に首都トビリシは、近年かなり家賃が上昇していると言われています。

それでも、

  • 西ヨーロッパ
  • ポルトガル中心部
  • 日本の大都市

などと比較すると、まだ安く感じる人も多いと思います。

イメージとしては、

「東南アジアほど安くはないが、ヨーロッパとしてはかなり安め」

くらいでしょうか。

また、

  • ワイン
  • パン
  • チーズ
  • 外食

などは比較的安価と言われています。


気候は意外と“ヨーロッパ”

ジョージアは東南アジアとはかなり違い、四季があります。

そのため、

  • タイの暑さに疲れた
  • 常夏が合わなかった
  • 湿度が苦手

という人には魅力的に感じるかもしれません。

逆に、

  • 冬が苦手
  • 寒いのが嫌
  • 暖かい気候が好き

という人には向かない可能性もあります。
特に冬は普通に寒く、雪が降る地域もあります。ここは東南アジア移住との大きな違いだと思います。


治安や政治面はどうなのか

ジョージアは比較的治安が良いと言われています

ただし、旧ソ連圏らしい独特な空気感や、周辺地域の政治問題などは気になる部分です。

また、日本人にとってはまだ情報量が少ない国でもあります。

移住候補として考えるなら、

  • 医療
  • 銀行
  • ビザ制度変更
  • 国際情勢

などは継続的にチェックした方が良さそうです。


ジョージア移住に向いている人

個人的には、ジョージアは以下のような人に向いている印象があります。

■向いている人

  • 欧州寄りの雰囲気が好き
  • 東南アジア以外も検討したい
  • まずは低コストで海外生活を試したい
  • 寒さがそこまで苦ではない
  • “今の制度”を柔軟に活用できる

■向いていない人

  • 長期安定性を最優先したい
  • 永住前提で考えている
  • 日本語環境重視
  • 医療や行政の安心感を求める
  • 暖かい気候が好き

まとめ

「今は魅力的」だが制度依存の部分も大きい

ジョージアは、

  • 1年間ビザなし滞在
  • 比較的安い生活費
  • ヨーロッパ的な雰囲気

など、かなり魅力的な国に見えます。

特に、「まずは海外生活をしてみたい」という人にとっては、かなり面白い選択肢かもしれません。

ただし、その魅力の多くが「現在の制度」に支えられている部分も大きいように感じます。

正式なリタイアメントビザがあるわけではなく、将来的な制度変更リスクもゼロではありません。

そのため、「長期的な安定移住先」というよりは、「今の制度を活用して比較的自由に滞在できる国」として考える方が現実的なのかもしれません。

私自身もまだ実際に訪問したことはありませんが、東南アジアとはまた違った魅力を感じられそうな国のようです。

今後もヨーロッパ周辺の移住候補として引き続き調べていこうと思います。

注意事項
本記事の内容は、2026年7月時点で私個人が調べた情報をもとに作成しています。実際の体験談ではなく、あくまで情報収集ベースの内容ですので、参考情報としてご覧いただければ幸いです。また、ジョージアのビザ制度は変更される可能性があります。実際に申請を検討される場合は、必ず公式情報などで最新情報をご確認ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。各国のビザの詳細や比較記事は以下のとおりです。ご興味があればご覧ください。

マレーシアのMM2H
ベトナムの長期滞在ビザ
フィリピンのSRRV
インドネシアのRetirement KITAS

東南アジア5か国のビザ比較記事のリンク

タイのビザ関連は古い記事ですが以下のとおりです
最初の3か月間のビザ申請の「手続き編」
最初の3か月間のビザ申請の「申請編」

ポルトガルのD7ビザ

タイ移住の様子をブログにしています。よろしければご覧ください。
シンヒロのブログ | ~リタイアメントしてタイ移住をしています~

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