タイのバンコクに移住した50代夫婦です。シェラトン ホアヒン プランブリ ヴィラズ (Sheraton Hua Hin Pranburi Villas)に一泊しました。日曜日から月曜日(祝日)にかけての宿泊でしたが、このホテルにした理由は以下の二つです。
・マリオットのプラチナ会員で無料宿泊があと1ヵ月で切れる
・今はシェラトンですが、元々は「シックスセンシズリゾート」で、施設をほぼそのまま引き継いだようで、安価(今回は無料宿泊ですが)で「シックスセンシズ」が体感できると思った
全室プール付きヴィラの5つ星のリゾートホテルです。
日本から来た場合、交通の便が悪いのが難点になると思います。私達はバンコク在住なので、飛行機の移動が無い分、気楽です。ホアヒンへは、バスで行く方法もありますが、今回はSRT(タイ国有鉄道)で行ってみました。
ホアヒンまでの行程は別の記事にしてありますので、よろしければ以下をご覧ください。
チェックイン
事前にアーリーチェックインをお願いしていましたが、祝日と重なり満室で駄目でした。次の日のレイトチェックアウトはOKでした。翌日は同じホアヒンのマリオットホテルに行く予定だったので、13時までのわずか1時間でしたが・・・。
シェラトン ホアヒン プランブリ ヴィラズ
Sheraton Hua Hin Pranburi Villas
▶公式HP:Hotel in Hua Hin | Hua Hin Luxury Hotel | Sheraton Hua Hin Pranburi Villas (marriott.com)
▶場所:シェラトン・ホアヒンプランブリヴィラ – Google マップ
▶その他
・客室数 53
・レストラン
Dalah (ダラー)→朝食会場 7:00~11:00
Luna La Pran (ルナ ラ プラン)→タイ料理中心 11:00~23:00
▶チェックイン 15:00
チェックアウト 12:00
▶コンセントは日本製でも使用できます(場所によっては差し込みづらいです)が、電圧が違います(220V)。ノートPCやスマホなどは100V~240V対応が多いので大丈夫ですが、日本用100Vの製品は変圧器が必要ですのでご注意ください。
ルームツアー
1ベッドルームのプール、カバナ付きヴィラ
正直、施設や設備は古いですが、ヴィラは良いです。マリオットのプラチナ会員という事で、カバナ付きへアップグレードしてくれました。
ウェルカムスィーツは「キャンディ」でした。また、私の誕生日だったので(妻が事前にホテルに伝えてくれていたそうです)、ケーキが部屋に置いてありました。
ヴィラは最高
やはりヴィラはプライベート感満載でいいです。周りもしっかり壁に囲まれていて、安心ですし、人目を気にせずゆっくりできます。目の前のプールに入り、すぐ横のベッドで寝る。海からは数百メートル離れているので、波音は聞こえませんが、風で揺らぐ木々の葉のこすれる音が波音のようで、心から落ち着きました。
「ちょっと」と思うところも
老朽化が・・・
「シックスセンシズ」から「シェラトン」になってから、既に10年経過しているとのことで、いたる所に老朽化がありました。それで、怪我をしたとか、迷惑したという訳ではありませんが、決して気持ちのいいものではありませんでした。
不手際もありました・・・
・部屋の金庫が閉まらなかった
→電話をしたら、すぐにスタッフが来て修理してくれました
・ターンダウンに来てくれなかった
→20:30になっても来なかったので、電話をしたら「20:00までにはお伺いすることになっているのですが・・・」とスタッフ。すぐに来てくれました。
・ミニバーに何もなかった
→配置を忘れていたようです
金庫にターンダウンにミニバー配置忘れと、1泊でしたが、そこそこありました。まあ、すぐに対処してくれるので、大きな問題ではありませんが・・・。
また、不手際ではありませんが感想が一点
・グラスがプラスチック制(ワイングラスなど)でした
→「落としても割れないから安心だね」とは、なりません。5つ星ホテルですからね。ちなみにコーヒーカップは陶器製でした。
ホテル探検
最高で~す
ヴィラを堪能した後は、ホテル探検を兼ねた敷地内の散策です。緑が生い茂り、30℃を越えていますが木陰にいて風が吹くと心地よく、本当に最高でした。プルメリアの花も沢山咲いており、香りも良く、水辺には美しいロータスも咲いていました。この道が10㎞続いていても、歩いてしまいそうなくらい気持ちのいい場所でした。
海では泳げませんでした
画像のとおり、砂浜でもないので、泳ぐという海ではありませんし、実際に誰も泳いでいませんでした。
ホテルの敷地内紹介
散策の帰りにレセプションによって、明日泊まるホアヒンのマリオットまでシャトルの予約をしました。車で30分くらいですが2人で400バーツ(約1,600円)です。
晩御飯は
開放感あるLuna La Pran (ルナラプラン)で
海のすぐ近くにある「Luna La Pran (ルナラプラン)」というレストランで「パッタイ」と「シーザーサラダ」を頼みました。
値段は「パッタイ」が450バーツ約1,800円と「シーザーサラダ」が290バーツ約1,160円、ペプシが90バーツ約360円でした。普段60バーツ約240円でパッタイを食べているので、「ゲッ」と思いますが、リゾート価格ですね。ボンボイアメックスカードで10%引きですが、サービス料が10%なので「いってこい」です。
ルナ ラ プランから出ると屋台が出ています
Luna La Pran (ルナ ラ プラン)から、ホテルの敷地の外へ出ることが出来るのですが、道路沿いに屋台が2~30店ほど出ています。タイを感じるには、こちらで食事をすることも一興かと。何と言っても安いですし、タイに来たら屋台は必須ですので、覗いてみてください。ホテルスタッフに聞いたら、毎日、夜にやってるよと言っていました。
朝食は「Dalah (ダラー)」で
8時過ぎに朝食に出かけました。珍しく水面目線のテーブルがあったので、そちらで食べました。前日から目をつけていましたが、2か所4テーブルしかなかったので、満席なのかなと思いましたが、1テーブルが埋まっているだけでした。ちなみに帰るころには4テーブル全て埋まっていました。屋外なのでエアコンはありませんが、大きな屋根とシーリングファンも付いているので、汗をかくようなことはありませんでした。参考までに、朝食会場は全て屋外ですが、どこにも屋根があり、ファンがあるので、快適とはいかなくても、不快ではありません。むしろ心地良いです。
チェックアウト
13時に予約したホテルシャトルに乗り込むため、12時45分にレセプションに行きました。清算は終了しましたが、「ミニバーは最初から何もなかったよ。使う予定じゃなかったから問題ないけど。」と伝えると「アイム ソー ソーリー」とレセプションの女性が言っていました。流石にミニバーに一切の物がなかったのは初めての経験ですけど・・・。
本日宿泊するホアヒン・マリオット・リゾート&スパに行くため、車寄せに向うとハイエースが待っていて、すぐに出発しました。車代は2人で400バーツ約1,600円でした。
結論
小さな不満はありましたが、敷地の造作など本当に気持ちが良かったです。「シックスセンシズ」を少しでも体験できたのかと感じています。一番下のグレードであれば3万円以下で宿泊できます。このグレードでも、ヴィラでプールが付いています。かなりお得です。私の宿泊記には何度も書かせていただいていますが、タイはホテルのコストパフォーマンスは相当高いと思います。
ただ、交通の便が悪いです。私達はバンコク在住なのでいいですが、日本から来る場合は、まずは自宅から空港まで行って、タイまで飛行機で6時間くらいでスワンナブーム国際空港まで来ます。そこから移動してバスか国鉄、またはタクシーに乗ることになりますが、一番早いであろうタクシーを使っても、空港から3時間前後かかると思います。多分、万単位のお金も必要で、結構大変です。
日本から来る場合のお薦めは、バンコクの滞在の何泊かに組み込むことでしょうか。例えば、5泊中の1泊か2泊であれば、タイの国鉄とかバスも体験しながら、交通費もそんなにかからず、安価でシックスセンシズも体感することが出来ます。
少しの不手際はありましたが、スタッフの質も良く、お薦めできるホテルです。ただ、交通の便が悪いので、このためだけに来るのはちょっとと思います。周辺の観光はほぼありませんし、ホテルのレストランも少ないので、せいぜい2泊、個人的には1泊でも良いと思います。バンコク観光のついでによってみてはいかかでしょうか。そういう意味で、とてもお薦めのホテルです。
せっかくだから、ホアヒンの街をもう少し散策したい(ナイトマーケットなどあります)という方は、ホアヒン駅の近くににもう1泊というのもありかと思います。お薦めは、私達もこの後1泊した「ホアヒン・マリオット・リゾート&スパ」です。こちらも良いホテルでした。ご興味のある方は以下からどうぞ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ピースボート地球一周の船旅タイ移住の様子をブログにしています。よろしければご覧ください。
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