50代中盤の夫婦がバンコクに移住しました。
私の誕生日の記念で妻がホテルを予約してくれました。ホアヒンというバンコクから少し離れた街ですが、初めてSRT(タイ国有鉄道)を利用して行きました。今回はその様子を綴っていきます。
ホアヒンへはバスで行く選択肢もありますが、乗り場へのアクセスや到着場所、渋滞など総合的に考えて、SRTという結論になりました。SRTに関しては、ネットで調べてみると、エアコンが無いという記事もありますが、私達が乗った「Special Exp」はエアコンが効いていました。その他にも「Ordinary」「Express」「Rapid」「Excursion」がありますが、どれがエアコンなしなのかは不明ですが、少なくとも「Special Exp」はエアコンが効いていることは確かです。
バンコクからホアヒンへ
SRT(タイ国有鉄道)のクルンテープ・アピワット中央駅へ
自宅近くのMRTのパホンヨーティン駅からバンスー駅まで行きました。ホアヒンに行くSRT(タイ国有鉄道)の始発駅のクルンテープ・アピワット中央駅を目指します。バンスー駅を降り、3番出口を目指して、途中にある「Building Entrance」のエスカレーターを上っていくと、クルンテープ・アピワット中央駅です。私達が行った日は「Gate E」という場所からプラットホームにいきましたが、日によって違うかもしれません。エスカレーターを上がって正面ちょっと左にインフォメーションカウンターがあり、人が座っていたので聞きました。案内の電光掲示板があるのですが、スルーしていました。写真を見返すと、タイ語ですが、出発時間と列車番号で入口「E」が確認できました。
事前にチケットを購入しておくと便利
事前に電子チケットを購入していたので、何かを聞くときには、それを見せれば、すぐに案内をしてくれるので、英語もタイ語も話せない私達にはとても便利でした。
チケットは、タイ国鉄乗車券販売ウェブサイトタイ国有鉄道 (railway.co.th)、または タイ国鉄各駅の乗車券販売カウンターで購入出来ます。
いざホアヒン駅へ
クルンテープ・アピワット中央駅に、7時過ぎに到着。手前は、ドンムアン空港方面行きの改札のため、その先の「 Long Distance Train」の表示に従い10分程度まっすぐ進み、最後にUターンをしてGate E に到着。7:20のボーディングタイムぎりぎりで、プラットホームまで上がりやっと列車に乗りこみました。初心者の方は30分前には到着し水や食べ物を買う等しておいた方が良いと思います。
3両編成の列車は、7時30分の予定通りの時刻に出発し、ホアヒン駅には定刻より20分くらい遅れた10時50分過ぎに到着しました。
列車は古くてボロボロだが不快ではない
ホアヒン駅まで、3時間の長旅でしたが、さほど苦ではありませんでした。座席とかはボロボロでしたが、壊れている訳ではなく、※エアコンも効いていて、一様トイレも付いており、予想以上に快適でした。参考までに料金は、一人片道330バーツ(約1,400円)でした。ホアヒン駅に到着した際に、日本人の方二人がいて、記念撮影をしてあげたのですが、話を聞くとバンコクからタクシーで来たそうで、その料金4,500バーツ(約18,000円)とのこと。すげぇ~。でも一番楽なのは間違いないですよね。
※私達が乗った「Special Exp」はエアコンが効いていましたが、エアコンのない列車もあるようです(むしろそちらの方が多いかも)、要確認です。
チープですが、お弁当やお菓子、水の販売も
お弁当も実物ではありませんが、販売しています。係員が注文を聞いて、途中駅でそれを受け取りお客さんに渡すという形式のようです。値段はわかりませんが、見てみるとそんなに高くはないように思います。街中で購入すれば4~50バーツというところでしょうか。手間賃を入れても100バーツ約400円未満の様な気がします。
帰りの電車の方が車内販売は種類が豊富だったので、画像は帰りの電車の様子です。停車時間の長い駅(10分程度でしょうか)で車内に入って売りに来ていました。これが、結構人気で売れていました。
乗車券の確認にも来ます
係員が乗車券の確認に来ます。実は、バスも直前まで考えていて、予約がギリギリになってしまい、その結果、席が離れてしまいました。当日、隣の方に席替えのお願いをしたら快く変わってくれました。
14時まで時間潰し
11時前にホアヒン駅に到着しました。そこから歩いて15分ほどでしょうか、クロックタワーという場所がありまして、そこにシェラトンホテルのシャトルバス(定時運行バス)が迎えに来てくれるというのでお願いしました。2人で400バーツ(約1,600円)でした。私達はメールで事前予約しましたが、定員もあるので事前予約が必須です。参考までにホテルに依頼すれば、時間指定で駅まで迎えに来てくれますが600バーツ約2,400円です。アーリーチェックインを希望しましたが、出来ませんでした。それならホアヒンの街を散策しようと思ったので、クロックタワーで拾ってもらうことにしました。
迎えは14時でしたので、周辺でお昼ご飯がてら「マーケットビレッジ」というショッピングモールまで行きました。ソンテウという定期運行している乗り合いバスの様な車に乗りたかったのですが、乗り場がわからなかったです。体力もまだあり、20分くらい歩けば着きそうだったので歩いてみました。結果30分くらいかかりました。荷物も背負っていたので、大分疲れました。
とりあえず、「バーガーキング」でワッパーを食べて、小休憩です。ショッピングモールのロータリーにトゥクトゥクのようなタクシーがいたので、「ハウマッチ シェラトン?」と聞いたら400バーツ(約1,600円)だと言います。「ホテルの送迎と変わらんな」と思っていましたが、よく考えたら近くに「シェラトン ホアヒン リゾート&スパ」があったので、そちらと勘違いしているかと思い、もう一度、グーグルマップを見せて、こっちだよと聞いたら600バーツ(約2,400円)だと言いました。もしも、そのまま乗っていたら、やばかったです。みなさんも気を付けて下さい。
ソンテウに乗ってクロックタワーへ
13時前にはバーガーキングを出て、ショッピングモールを見ることなく(トイレにだけ行きました)、クロックタワーに移動しました。クロックタワーまでは、緑のソンテウ(1人15バーツ約60円)に乗って行きました。本当は白地に赤字のソンテウ(1人10バーツ約40円)に乗りたかったですが、マーケットヴィレッジ前のバス停の様な屋根のある場所で待っていると、緑のソンテウが来て、運転手に聞くとクロックタワーへも行くと言うので乗ってしまいました。
マーケットビレッジというショッピングモールですが、後日、中を歩いて回りました。バンコクのショッピングモールに慣れている私達にとっては、ちょっと物足りないかなという感じでした。
タイ人いい人
同じ場所から一緒に乗った60歳前後の女性のタイの方が、いい人でした。緑のソンテウは正確に言うとクロックタワーには行かず、手前の交差点を曲がるため、ここで降りてとソンテウの停止ボタンを押してくれました。何とその方、一緒に降りてくれて、クロックタワーが見えるところまで歩き、案内して去っていきました。元々そこで降りるんだったのだろうか。他のソンテウ乗車の方々も一緒になり、どこへ行くのとか心配してくれ、本当に有難く気持ちが良い車中でした。
いざシェラトン ホアヒン プランブリ ヴィラズへ
近くのカフェで時間を潰して、クロックタワーに13時50分には行きましたが、14時を過ぎてもシェラトンのシャトルが来ません。14時3分頃、何も書いていないハイエースが来たので、「シェラトン?」と訊ねたら「イエス」と言われ、名前を確認して出発です。30分くらいで到着しました。
参考までにホテルで頂いたシャトルのスケジュールを貼り付けておきます。
プランブリ ヴィラズ → マーケットビレッジ → リゾート&スパ
リゾート&スパ → クロックタワー → プランブリ ヴィラズ
ルートが違う2種類のスケジュールですので、ご注意ください。クロックタワーからのプランブリ ヴィラズへの途中で、思いっきりマーケットビレッジの前を通ります。相談次第でマーケットビレッジで拾ってくれたかもしれないので、利用する方は交渉の余地有りです。
記事が長くなってしまったので、バンコクからホアヒンの行程とホテルの宿泊記を分けました。シェラトン ホアヒン プランブリ ヴィラズの宿泊記は後日アップさせていただきます。
追記:シェラトン ホアヒン プランブリ ヴィラズの宿泊記です
追記:シェラトン ホアヒン プランブリ ヴィラズに宿泊後、ホアヒン・マリオット・リゾート&スパに宿泊しました。ご興味があれば以下からどうぞ。
最後までご覧いただきありがとうござました。
ピースボート地球一周の船旅タイのバンコクに移住した50代夫婦のブログです。準備の様子なども記事にしています。よろしければご覧ください。
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