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東南アジア5か国のリタイアメントビザ比較【2026年版】タイ移住した50代夫婦が本気で調べてみた

他の国への移住について

タイのバンコクにリタイア移住して3年目の50代夫婦です。

現在のバンコク生活にはかなり満足していますが、せっかく海外移住をしたので、「他の国にも移住できる可能性はあるのか?」を調べています。

私たちはお金持ち移住ではなく、

  • なるべく安い生活費
  • 現実的に取得できるビザ
  • 医療や生活インフラ
  • 生活の質を落とさない

という視点を重視しています。

今回は、今まで調査してきた以下の5か国について、リタイアメントビザ(または長期滞在制度)を比較してみます

  • タイ
  • マレーシア
  • ベトナム
  • フィリピン
  • インドネシア

私は専門家ではなく、実際にタイ以外へ移住した経験があるわけではありません(すべての国に旅行はしています)。各国の制度について調査した内容をもとに、個人的な感想も含めてまとめています。できる限り正確な情報を心がけていますが、誤りが含まれている可能性もあります。あくまで個人の調査に基づく内容として、参考程度にご覧ください。

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まず結論|現時点では「タイ」が最もバランスが良いと感じています

最初に結論を書くと、5か国を調べた中では、現時点ではやはりタイが最もバランスが良いと感じています。

もちろん人によって重視するポイントは違いますが、

  • ビザ取得難易度
  • 生活コスト
  • 医療
  • インフラ
  • 治安
  • 日本人の暮らしやすさ

などを総合的に考えると、タイはかなり強いです。

一方で、

  • マレーシア → 富裕層向け化
  • ベトナム → 正式なリタイアビザがない
  • フィリピン → 条件は緩いが生活環境に好みが分かれる
  • インドネシア → 独特で不透明感がある

という印象を受けました。


東南アジア5か国 リタイアメントビザ比較表

Rビザ
取得
難易度
初期費用月収や預金等要件更新医療インフラ個人的
印象
タイ低~中比較的低め毎年非常に良い良いバランス最強
マレーシア非常に高い高い長期良い良い富裕層向け化
ベトナム中~高ケース次第不安定都市部はそこそこ発展中Rビザが未整備
フィリピン低〜中比較的低い緩め長期可能都市部はそこそこ都市部はそこそこ条件は魅力
インドネシア高め毎年都市部はそこそこやや不安独特で不透明
Rビザ=リタイアメントビザもしくは長期滞在ビザ

注1:「良い」という評価は5か国の中での個人的な評価です。医療やインフラの「良い」は5か国の中で良いという評価であり、日本と比べたら劣っています。
注2:基本的には首都をベースに日本人が移住しそうな都市を比較しています。

各国とも制度変更が多いためご注意ください。あくまで2026年時点で調査した個人的な印象ですのでご了承ください。


① タイ|やはり総合力が高い

私たちが実際に取得しているのが、タイのリタイアメントビザです。

タイの強み

  • 医療レベルが高い
  • バンコクの生活インフラは良い
  • リタイアメントビザが取りやすく安価
  • 日本食が充実(バンコク)
  • 家賃や外食費も比較的安い

特に医療面は日本語通訳が常駐している病院がバンコクには複数あり、医療自体のレベルも高くかなり安心感があります。実際、私自身も病院に行ったことがありますが、私立病院は日本以上に快適だと感じることもあります。ただし、医療費は高額です。

そして、リタイアメントビザが取りやすく安価というのも利点の一つです。

デメリット

もちろん欠点もあります。

  • ビザ更新が毎年必要
  • イミグレの運用が変わりやすい
  • 地方は英語が弱め

とはいえ、全体的なバランスはかなり高いです。

実際に3年間暮らしてみても、「総合力の高さ」は強く感じています。

タイのビザに関する記事(少し古い記事です)
タイのリタイアメントビザ「手続き編」
タイのリタイアメントビザ「申請編」


② マレーシア|理想的だが富裕層向け化

以前から人気なのがマレーシアのMM2Hです。

魅力

  • 英語が広く通じる
  • 気候が安定
  • 日本人移住者が多い
  • 医療レベルも高い
  • 長期滞在しやすい

本来はかなり魅力的な制度だと思います。

ただし近年はハードル上昇

問題はここです。

近年のMM2Hの条件は

  • 高額預金(約2,400万円)
  • 不動産購入条件(約2,400万円)
    ※どちらかではなく両方とも

一時期の「月収100万円以上」という条件は撤廃されましたが、富裕層向けは変わりありません。

昔(2020年より前)の「比較的移住しやすいマレーシア」という印象とはかなり変わってきました。

私たちのような「庶民型リタイア」には、かなり厳しくなっている印象です。

詳細記事は以下からどうぞ
マレーシア MM2H 記事


③ ベトナム|生活費は魅力だがリタイアメントビザは未整備

ベトナムは生活コストの安さがかなり魅力です。

良い点

  • 外食が安い
  • 日本人の口に合う料理が多い
  • カフェ文化が強い
  • 都市部はかなり発展

特にホーチミンやダナンは人気があります。

最大の問題は「正式なリタイアメントビザ」

ここが大きいです。

タイやフィリピンのような、

「王道のリタイアメントビザ」がありません

長期滞在方法はありますが、

  • 投資
  • 配偶者
  • ビジネス
  • ビザラン系

など、高額な費用が必要であったり不安定さがあります。

そのため、

「生活は魅力的だが、長期滞在制度が弱い」

というのが個人的な印象です。

詳細記事は以下からどうぞ
ベトナムのビザ記事


④ フィリピン|条件面はかなり魅力的

フィリピンのSRRVは、昔から有名なリタイアメント制度です。

メリット

  • 英語が通じやすい
  • 年齢条件が比較的緩い
  • 預金条件も比較的低め
  • 有名な南国リゾートが多い

特に英語環境はかなり強みです。

デメリット

一方で、

  • 治安の地域差
  • インフラの差
  • 医療格差
  • 渋滞

などは気になる部分です。

人によっては非常に合う国だと思いますが、生活環境の好みはかなり分かれそうです。

詳細記事は以下からどうぞ
フィリピン SRRV 記事


⑤ インドネシア|魅力は大きいが独特

インドネシアは今回かなり興味深かった国です。

特にバリ島は、

  • 欧米リタイア層
  • デジタルノマド
  • 海外移住者

に非常に人気があります。

良い点

  • 生活費が安い
  • 気候が安定
  • バリ島の魅力
  • 永住への道筋が比較的見えやすい

ただしクセが強い

一方で、

  • ビザ取得がエージェント依存
  • 制度運用が不透明
  • メイドやドライバー雇用条件
  • 月収条件の高さ

など、かなり独特でした。

特に最近は「月収3,000ドル」表記を出すエージェントも多く、私たちのような普通の早期リタイア層にはかなり厳しく感じました。

個人的には、

「魅力はあるが、現実的には難しい」

という印象です。

詳細記事は以下からどうぞ
インドネシア リタイアメントビザ記事

画像生成AI:ChatGPT(OpenAI)

ビザランについて

各国を行き来しながら滞在期間を延ばす、いわゆる「ビザラン」については、現在でも利用している人はいます。

ただ近年は、どの国でもイミグレーションの審査が厳しくなる傾向があり、ビザランを前提とした長期滞在は以前より不安定になっています。

短期旅行レベルであれば問題にならないケースも多いと思いますが、長期間にわたって観光ビザや短期滞在を繰り返す方法は、現在ではあまりおすすめしにくい印象です。

リタイア移住を考える場合は、やはり正式な長期滞在ビザを取得しておく方が安心だと思います。


結局どこが現実的なのか?

これは人によってかなり変わると思います。

ただ、私個人としては、

バランス重視なら「タイ」

が最も現実的だと感じています。

一方で、

条件重視ならフィリピン

リタイアメントビザのハードルは高くなく費用も低いですが、個人的には治安と衛生面に不安があります。

資金力があるならマレーシア

リタイアメントビザ申請の条件(初期費用)が高額。資金が用意できる人は悪くないかも。

暮らしは魅力的だがビザが弱いベトナム

私達にとってリタイアメントビザの制度が無いのは致命的です。

独特な制度型のインドネシア

月収要件も高くなって私達には物理的(金額)に無理です。


まとめ

東南アジアは、日本より生活費を抑えながら暮らせる可能性がある魅力的な地域です。

ただ実際には、

  • ビザ条件
  • 医療
  • インフラ
  • 治安
  • 気候
  • 言語
  • 制度変更

など、考えることはかなり多いと感じています。

特に最近は、「富裕層向け化」している制度も増えており、昔より難しくなっている印象もあります。

「住みたい国」と「実際に移住できる国」は違う

一般的な海外移住ランキングでは、マレーシアが上位になることが多いです。

実際、英語環境、医療、住環境、国際性などを総合すると、非常に魅力的な国だと思います。

ただし、私たちのような「就労を前提としないリタイア移住」という視点で見ると、近年のMM2Hはかなり富裕層向けに変化しており、現実的なハードルは高く感じます。

そのため、ビザ取得の現実性、医療、インフラ、生活コストなどを総合的に考えると、現時点ではタイの方が現実的な選択肢に感じます。

正直なところ、今回の「東南アジアのリタイア移住」という視点で各国を調査してみた結果、現時点ではタイ以上に魅力を感じる国はありませんでした。

もちろん、それぞれの国に魅力はありますが、ビザ取得の現実性、医療、インフラ、生活コストなどを総合的に考えると、私たちにとってはタイのバランスの良さが際立っているように感じています。

一方で、せっかく海外移住を経験したこともあり、今後は東南アジアだけでなく、思い切ってヨーロッパ方面の移住についても少しずつ調べてみたいと思っています。

この記事が、海外移住を考えている方の参考になれば幸いです。

注意事項
本記事の内容は、2026年5月時点で私個人が調べた情報をもとに作成しています。タイ以外は体験談ではないため、あくまで参考情報としてご覧いただければ幸いです。
また、ビザ制度は変更される可能性があります。実際に申請を検討される場合は、必ず公式情報や代行業者にて最新情報をご確認ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

タイでの移住生活をブログにしています。よろしければご覧ください。
シンヒロのブログ | ~リタイヤメントしてタイ移住をしています~

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