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【2024年6月 ベトナムのホイアンに行ってきました】

タイでの生活

タイのバンコクに移住し、リタイアメントビザを取得した50代の夫婦が3泊4日でベトナムのホイアンとダナンに行ってきました。今回はホイアンでの記事です。

日本からベトナムに行く場合、場所や状況(往路と復路でも違いますが)によって違いますが、羽田や成田からだと概ね6時間前後といったところでしょうか。旅行が趣味の私達は、「航空運賃も高いので、タイにいるうちに(近い場所にいるうちに)東南アジアに行きたいね」と妻と相談していました。

ドンムアン空港

自分達の住むバンコク(タイ)のBTSの駅から、MRTとSRTに乗り換えて1時間くらいで到着。朝6時15分に家を出たので混雑はしておらず、座って空港まで行けました。一人54バーツ約226円でした。

タイのバンコク(ドンムアン空港)からベトナムのダナン国際空港へ。航空運賃等については概ね以下のとおり。

航空会社:エアアジア(Air Asia)
飛行時間:1時間30分
航空運賃:20,750円(荷物込み)/1人     
※航空運賃16,000円(往復)/1人。20㎏以下の荷物を預けて9,500円(往復)/1個。2人で行ったので、32,000円(16,000円×2人)+9,500円=41,500円で1人20,000円ちょっとでした。

座席間隔がすごく狭いのですが、LCCだし仕方のないところ。まあ1時間30分という短い時間なので我慢は出来ます。LCCにある荷物代金も込みでこの金額です。

荷物を預けイミグレーションへ

オンラインチェックインは妻が済ませておいてくれたので、ターミナル1のエアアジアのカウンターで荷物を預けるだけです。

エアアジアは、座席指定料(今回は2,500円/1人くらいでした)がかかるので、「1時間半だし、いいか」と思い、指定しませんでした。チケットを予約した時は当たり前のように席が離れました(隣の席は空いているのに)。荷物を預けに、エアアジアのカウンターに行ったときに、駄目もとで「あの~2人で隣の席に変えていただくことなんて出来ますかね。」と言ってみたら、すげ~後ろ(最後列の一つ前)になりましたが、無料で変更してくれました。ラッキー。

イミグレーションへ移動して、カウンターで一様「リエントリーパーミッド」(私達は移住してビザを持っているので失効しないようこの手続きが必要です)と告げて通過しました。通過後、目の前に「REENTRY」と書いた部屋があり、そこで手続きをしました(事前に書類をダウンロードして記載していきました)。誰も待っていなかったので、2人で5分くらいで済みました(前回は2人で1時間くらいかかりました)。

リエントリーパーミッド取得に、必要とされている以下のパスポートのコピーですが、結果的には求められませんでした(一様、事前にコピーして持参してはいました)。
・顔写真部分のコピー
・現在有効なビザのコピー
・直近のタイ入国日のコピー

申請書類と顔写真(4㎝×6㎝)のみでOKでした

以下の記事の「3.初めてのリエントリーパーミッド」に、もう少し詳しくリエントリーパーミッドについて書いています。よろしければどうぞ。

とりあえず朝ご飯

ひととおり手続きを終えて、朝ご飯です。以前、スワンナブーム国際空港で食べた朝マックのお粥が安くて美味しかったので、また食べようと思いましたが、残念ながら扱っていませんでした。お腹はすっかりお粥モードだったので、かなり割高ですが「S&Pレストラン」のお粥とサンドイッチとライムスカッシュで670バーツ約2,814円でした。

ご飯が見えませんが、スープの下にちゃんといます。

食後、搭乗口の2番に移動するとバーガーキングやらディーン&デルーカのほか、地元の食堂的な場所もあったので、こちらの方がお薦めです。

画像にはありませんが「ディーン&デルーカ」もあり、パンなど美味しそうでした。

バスに乗り飛行機まで行き、出発しました。

ダナン国際空港到着

空港に着いて、イミグレを高速で通過(並んでいる人は少なくスタンプを押しただけという感じ)して空港を出ました。

出た途端、蒸し暑かったです。タイも暑いですがベトナムの方が暑いかなと感じました。今の時期、タイは雨季(一番暑い暑季ではない)、ベトナムは一番暑いらしいので、そのせいもあるとは思いますが。

ダナン国際空港到着
出口でX線検査がありました。預けた荷物はスルーで手荷物のみを検査されました。あまり経験したことない状況でした。

ホイアンへ向け出発

妻が事前に手配してくれた、車の運転手が私達の名前が書いてあるウェルカムボードを持って待っていてくれました。そのまま案内され、車に乗り込みホイアンへ。比較的綺麗な車と速度厳守の安全運転で45分くらいで「Allegro Hoi An A Little Luxury Hotel&Spa」というホテルに到着。料金は1,800円くらいでした。タクシーだと2,000円くらいらしいです。
問題のない送迎でしたので、参考でHPを貼り付けておきます。
プロによる空港送迎、送迎サービス、Trip.com
※Trip.comで航空券を購入したので、送迎も12%割引になりました

三菱車
結構大きい車でした

「Allegro Hoi An」というホテル

コストパフォーマンスが、異常なほど良いホテルでした。詳細は以下の宿泊記をご参照ください。

世界遺産の街ホイアンの旧市街へ

12時30分過ぎにホテルに着きましたが、部屋が出来ていないようで14時にチェックインとのこと。荷物を預けたあと、街全体を一回りしたいなと思い、ホテルから自転車を借りて(無料)、旧市街へ。
※ホイアンの街は、団体客は入場チケットが必要らしいのですが、私達の様な個人旅行は必要ないとのことです。

2023年5月から団体客は1人120,000ドン約744円の「旧市街の入場チケット」が必要なようです。このチケットはホイアン観光局が指定している22か所の観光地の内5か所に入ることが出来るそうです。
※ちなみに私達はどこの施設にも入りませんでした。個々の観光場所に入る場合は、このチケットを持っていなければ、各々で入場料が必要だと思います。

※本記事では1ドン=0.0062円で計算しています

有名なバインミーのお店「BANH MI PHUNG」へ

お昼を過ぎていて小腹も空いてきたので、ネットで調べたバインミーのお店「BANH MI PHUNG」(バインミーフーン)へ。バインミー(ミックス)35,000ドン約217円、ココナツジュース30,000ドン約186円でした。平日の13時くらいでしたが、並ばずに入れました。カリカリのフランスパンで具も甘みがあり、美味しかったです。

ホイアンで一番有名なバインミーのお店
店内の様子。2階もあるようです。私達が座った1階は満席でした。
バインミーとココナツジュース

営業時間:6:30~21:00(日曜日~土曜日)
場所:バインミー・フーン – Google マップ

※このお店は2023年に食中毒で営業停止となっています。気になる方はご利用を控えて下さい。
ホイアン:集団食中毒発生の人気バインミー店、3か月の営業停止が決定 [社会] – VIETJOベトナムニュース (viet-jo.com)

来遠橋(日本橋)は工事中

来遠橋は老朽化のため工事中でした。2023年中に終了予定だったらしいのですが、2024年6月現在、絶賛工事中です。完了時期は未定とのことです。

工事の様子を見ることが出来ます

「LAQUE BISTRO」で休憩

旧市街をブラブラしてみましたが、とにかく暑い。エアコンのないお店も多く、じっとしているだけでも汗があふれてくる。ふと見ると雰囲気の良い店があったので入ってみました。お店は3階建てで2階と3階も良い雰囲気でした。

ココナツコーヒー(70,000ドン約434円)とブラックコーヒー(45,000ドン約279円)を飲み休憩。店の雰囲気は良かったのですが、エアコンはありませんでした。扇風機をつけてくれたのですが、それでも暑い。

お客さんは誰もいませんでした
1階部分
2階部分
3階部分
3階からの眺め
ココナツコーヒーとブラックコーヒー。ブラックコーヒーは濃い目のコーヒーに熱湯が付いてきます。「自分で好みの濃さにして」ということでしょうか。

営業時間:9:00~22:00(日曜日~土曜日)
場所:LaQue Restaurant & Coffee – Google マップ

ホテルでチェックイン

14時以降にチェックイン可能とのことだったので、ホテルに戻りチェックイン。プールに入り、シャワーを浴びた後、夕方、再度ホイアンの旧市街へ。

舟に乗るためアンホイ橋へ

18時過ぎに船に乗って灯籠を流そうと思い、旧市街のアンホイ橋へ。乗り場に着くまで、街中を歩きました。特に、アンホイ橋周辺は、平日にも関わらず、かなり混んでいました。

アンホイ橋周辺は混んでいました
結構な混雑ぶり
旧市街
カゴ類やお土産など
絵画を扱っている店が何店も
「日本文化展示の家」
ホイアンと言えばランタンですね。綺麗でした。
正規店以外のゲリラ的な商売をしている方も多数

あの人気キャラクターも

出ました。「ぼく、ドラ〇もんです」  腕まくりして、サムズアップしています。
頭でかっ! 横から見ると違和感しかありません。お腹と靴は自前のようです。
ミッキー〇ウス。素手で靴は自前のようですが、ドラ〇もんよりは、ましです。

船に乗り灯籠流し

乗り場近くのチケット売り場に到着。乗船費用は1~3人まで150,000ドン約930円(売り場に値段が書いてあるので、ぼったくりとかの心配はないかと思います)。灯籠は1台50,000ドン約310円で乗船チケット売り場の近くでおばあちゃんから買いました。

乗船待ちの人が多かったのですが、列を間違えたのか運が良かったのかよくわかりませんが、5分ほどで乗れました。船頭はけっこうなおばあちゃん。ある程度の場所まで行ってUターンして帰ってきて、時間は20分くらいでした。途中で船頭のおばあちゃんが灯籠に火を点けてくれて、船から直接流しました。どえらい数の船が行き来していましたが、どの船も提灯(ランタン?)を点けていて、その様子が幻想的で、とても綺麗でした。そして、川から涼しい風が吹いてきて、気持ちが良かったです。

乗り場横のチケット売り場
舟に乗る前に陸側から撮影しました
舟に乗り込みました
アンホイ橋をくぐります。かがまないとぶつかります。
かなりの船が出ています。綺麗でした。
船頭のおばあちゃん。灯籠に火を点けてくれました。
それを持ち
舟から流します
舟それぞれにランタンが付いています

値段も2人で灯籠を買っても1,200円ちょっとですし、折角ホイアンに来たのであれば、乗ることをお薦めします。

晩御飯は「Morning Glory Original」で

前回、妻が来た時に気に入った店で、有名店なので妻がお店のHPから予約しました。現地に行って、予約画面のスクショを見せると予約日が明後日になっていました。痛恨の入力ミスでした。でも、スタッフの方が「大丈夫、今日は案内出来るよ。2階に行って。」と言ってくれました。店内は8割がた埋っていましたが、2階のテラス席は4テーブル全て空いていました。日が落ちても、まだ暑かったのですが、テラス席が好きな私達は躊躇なくそこを選択。結果的に、涼しくはなかったですが、暑いというほどでもなく良かったです。

注文は
バインセオ 85,000ドン約527円
生春巻き 85,000ドン約527円
カオラウ 95,000ドン約589円 ※伊勢うどんルーツの説あり
ライムジュース 59,000ドン約365円
合計2,000円くらい

Morning Glory Original
店内
テラス席
テラス席からの眺め
ドリンクメニュー
春巻きのメニュー
実物。このソースが美味かった。
バインセオのメニュー
カオラウのメニュー
実物。バインセオは超うまでした。

きっとホイアンでは高級店なのだろうけど安い。味も良かった。たれも美味しく満足。中でもバインセオは絶品。ライスペーパーにたっぷりの野菜と卵焼きを巻いて食べました。ソースはスイートチリですが、オレンジの様な味もして美味しかった。個人的にはカオラウ(まぜそばの様な麺料理)は苦手でしたが、妻は美味しいと言って食べていました。店を出るころにはテラス席も全て埋まり、店はほぼ満席でした。こちらもお薦めです。

営業時間:10:00~23:00
場所:Morning Glory Original – Google マップ
公式サイト:Morning Glory Original | Hoi An | Facebook

食後、旧市街と市場周辺をブラブラしながら途中で「チェ―」25,000ドン約155円などを食べました。豆花(とうふぁ)に似ていて、罪悪感が少なくて美味しかったです(甘いチェーもあるようなのでご注意を)。歩いて帰って来て21時過ぎにホテルに到着しました。

お店の横に椅子があります
チェー

翌日も旧市街をブラブラ

ホテルで朝ご飯を食べて、またホイアンの街へ出かけました。10時過ぎに到着しましたが、お店は結構開いていました。昼間は、とにかく暑かったです。人出も昨日の夜と比べると段違いです。昼間が暑いので、涼しくなった夜に出かけるといったところでしょうか。「空いている方が好き」という方は、汗をかくこと覚悟で出かけてもいいかもしれませんが、かなり頻繁に休憩することをお薦めします。それほど6月のホイアンは暑いです。雨が降らない乾季なので観光には向いていると思いますが・・・。

ホイアンの気候  
 熱帯モンスーン気候
 乾季 3月~8月
 雨季 9月~2月
 ※5月中旬~6月中旬が一年で一番暑いようです

帽子やTシャツやお土産類
ランタンとベトナムの伝統的な帽子ノンラー
カフェも多数あります
衣料品店も沢山あります
おしゃれなお店も
お土産を買ったお店
試飲や試食もさせてくれて美味しかったので購入しました
コーヒーの専門店もちょこちょこあります
真ん中の裸のおじさんが目立ちますが、右端を見て下さい。散髪しています。お土産品兼床屋さんでした。左上にも「BAR BAR SHOP」と書いてあります。
物売りの人も結構います

ホテルをチェックアウトしてダナンへ

11時過ぎにホテルへ戻り、シャワーを浴びて12時にチェックアウトして、次の目的地のダナンへ向かいました。

ホイアンの感想

わずか1泊でしたが、ホイアンはやっぱり良いです。

特に、夜、舟に乗り灯籠を流したことは、情緒があって趣深かったです。料理も美味しく、一番のお薦めはバインセオです。今回はホイアンでも有名な「MORNING GLORY」で食べましたが、絶品でした。ちなみに後日、ダナンで食べたバインセオも絶品でしたので、バインセオは美味しいと言っていいと思います。また、バインミーも多分一番有名なお店に行きましたが、こちらも美味しかった。是非、この二品はご賞味いただきたいと思います。

宿泊したホテルも旧市街まで近くて、安価にも関わらず良いホテルでした。異常なほどのコスパの良さです。こちらもお薦めです。後日、宿泊記を書きますので、よろしければご参照ください。

この後のダナンでの様子とホテルの宿泊記もアップする予定ですので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

ダナン観光の様子です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ピースボート地球一周の船旅

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