バンコク(タイ)に移住し、リタイアメントビザを取得した50代の夫婦がベトナムのホイアンとダナンへ旅行しました。
今回はダナンを観光した様子を記事にしています。ダナン到着の前にはホイアンに行きました。その時の観光の様子とホテルの宿泊記は以下のとおりです。よろしければご覧ください。
ホイアン観光
ホテルの宿泊記
なお、ダナンで泊まった「FOUR POINTS BY SHERATON」の宿泊記は後日、記事にしてアップしますので、よろしければご覧ください。
ホイアンからダナンへ
12時にホイアンのホテルをチェックアウトして、そのままホテルのスパに行き、13時過ぎにGrabで予約したタクシー(320,000ドン約2,000円)でホイアンからダナンへ向かいました。
Grabは本当に便利。タイで使い始めて、ベトナムでも同じアプリで日本語に翻訳された物が使えます。ぼったくりの心配をする必要が無いので本当に有難いです。
※本記事は1ドン=0.0062円で計算しています
ホテル「FOUR POINT BY SHERATON」にチェックイン
14時ちょっと前に到着して、チェックインを済ませました。このホテルの宿泊記は後日ブログにさせていただきますので、よろしければご覧ください。
プールでまったりして、サウナで「ととのっている」とすぐ夕方になったので、晩御飯に出かけました。
晩御飯は「マダム ラン(MADAME LAN)」へ
Grabで車を呼んで(片道10分程度で400円くらい)「マダム ラン」へ。ここは有名なベトナム料理屋さん。店内は広くかなりの席数があります。結果的に予約が無くても大丈夫そうな感じでしたが、私達は一様、19時に予約していきました。
屋内と屋外があり、屋内の窓際の席を選びました。屋内と言っても半屋外みたいな感じでエアコンは付いていませんが、スタッフの方が扇風機を回してくれました。清潔感もあり、好感が持てる店内です。
マダム ラン(Madame Lan)
▶営業時間:6:30~21:30 月曜日~日曜日
▶場所:マダムラン – Google マップ
食事の最中、雨が降ってきました。スコールで豪快な雨です。屋外でも一部屋根のような物が付いている場所以外は、全員避難です。結果的には屋内で良かったです。
私達がオーダーした食べ物は以下のとおりです。
バインセオ 90,000ドン約558円
春巻き(揚げ魚3ピース) 110,000ドン約682円
牛肉 284,000ドン約1,760円
ラズベリーウーロン茶 76,000ドン約471円
チェー 48,000ドン約300円
合計 3,771円
抜群に美味しかった「バインセオ」。昨日、ホイアンで食べたバインセオも美味しかったのですが、ここも負けず劣らずでした。
それ以外は、もちろん不味くはありませんが、絶賛するほどではありませんでした。「まあ、美味しいね」程度でした。
食事を終えて
ベトナムで食べる一食分としては、かなり高い方かと思いますが、店の雰囲気、味などトータルで考えればお薦めです。個人的には肉が余計だったかなと思うので、それを抜けば2,000円くらいです。あのバインセオは一度、食べて欲しいです。
食事の途中で、紙のおしぼりをお願いしたら有料とのこと。ネットで見たら、5,000ドン(約30円)程度が普通らしい。「じゃあ、結構です」と断わりましたが、下調べが足りず、びっくりしました。
帰りもGrabを呼んでホテルに戻ったのですが・・・
店を出ると、車がいたので「シェラトン?」と言ったらOK、OKと言ったのでナンバーも確認せずに乗ったら、たまたま来たメータータクシーだった。運転手が良い人で、「ミステイク、ソーリー、ドロップダウン」と言ったら、すぐに戻ってくれて、Grabで呼んだ車は、お店の前で待っていました。完全に自分のミスで、この辺がポンコツたる所以です。
「Ba Na Hills」のゴールデンブリッジ(神の手)へ
翌日の午前中は、周辺をジョギングしたり妻とビーチを散歩して過ごし、午後に本日のメインイベントの「Ba Na Hills」にあるゴールデンブリッジ(神の手)へ。
妻が旅行代理店的な会社(香港の会社ですが、サイトに日本語版サービスがある会社)に、往復のバス代金、施設の入場料金、バイキング料理付きのツアーを探してくれました。若干の不安はありましたが、コスパが良かったので、そこに決めました。ツアー内容は以下のとおりです。
「Ba Na Hills」の主なツアー内容(午後Ver)
▶「リトル バ ナ ヒルズ(Little Ba Na Hills)」(ノボテル ダナン プレミア ハンリバーホテルの横)から「Ba Na Hills」までの往復バス送迎(往路 13時45分集合、復路 21時30分集合)
▶15時以降のゴールデンブリッジ含むその他の施設(サンワールド)への入場
▶各ロープウェイの乗車
▶17時以降のビュッフェ形式の食事
▶料金:5,153円/1人(クレカで日本円での支払いでした)
ちなみに午前中出発Verで
往路08:30-復路16:30
往路10:00-復路18:00
がありましたが、ご飯無しで料金6,713円でした。
※14時出発の方が約1,000円安くて食事付きです。何か事情があるとは思いますが、躊躇なくお得な14時出発をチョイスしました。
待ち合わせ場所へ
13時20分頃にホテルを出てGrabで「リトル バ ナ ヒルズ(Little Ba Na Hills)」というお店をお願いして、降ろされた場所は「ノボテル ダナン プレミア ハン リバー – Google マップ(Novotel Danang Premier HAN River)」というホテルでした(10分400円くらい)。
代理店のHPに画像入りで載っていた「Little Ba Na Hills」というレストランの前が、待ち合わせ場所でしたが、全く見つかりません。事前リサーチをして、ノボテルホテルのすぐ近くということは間違いないと思いますが・・・。
10分以上捜索しても見つからず、妻がバスを待っている風な人(20人くらいいましたが)に、「バナヒルズ行きのバスに乗りたいが、もしかして、みなさんもバナヒルズ行きのバスを待っているのですか?」と聞くと、「そうだ」とのこと。「Little Ba Na Hills」というレストランは周囲に全く見当たらないが、とりあえずここで待っていれば良さそうで、ほっとしました。
しかし、13時45分を過ぎてもバスは来ない。周囲がざわざわし始め、待っている中の一人が電話をし始めました(多分、旅行代理店へ)。すると突然走り始め、2~30m先の角を右へ曲がりました。ちょうどバスが停車しようとしていて、そこに向って20人全員が走り出しました。
訳も分からず、そのバスに乗り、何のチェックもされないまま、バスは発車しました。目の前の席に座ったインド人と思しき人に確認したら「バナヒルズ行き」で間違いないようです。
時間通りに来ないし、場所は分かんないし、何なんだと思いました。そして、代理店のページには「13時45分に集合してね。14時に出発だよ。」と書いてありましたが、出発した時刻は13時55分。本当に適当。日本の会社では考えられませんが、タイに移住してこの手には大分慣れてきていたので、「ベトナムも同じなのかぁ」と思いました。
一体「Little Ba Na Hills」というレストランはどこにあるのか?ということですが、結論は分からないです。あくまでも想像ですがノボテルホテルの1階が空き店舗のようになっていたので、潰れてしまったのかなと思いますが、ネットとかを見ると「営業中」となっているので・・・。う~~ん、謎です。
※追記:今現在は「Little Ba Na Hills」というレストランの画像は削除され住所のみの表記になっていました。
45分ほどで目的地に到着
バスに乗り、45分ほどで人気の観光地「サンワールド バナヒルズ」に到着しました。乗車中、結構な雨が降ってきましたが、到着する頃にはあがりました。
サンワールド バナヒルズは標高1,500mの場所にあるので、ここからケーブルカー乗って移動することになります。
標高1,500mは結構涼しいです。1枚羽織るものの持参をお薦めします。私は半袖のままでしたが、妻は上着を着ている時間の方が長かったと思います。
15時を待ってケーブルカーへ
14時40分くらいに到着したのですが、15時からのチケットを持っている方が多いようで、ケーブルカーの列には結構な人が並んでいました。
15時になり、電子チケットを見せてケーブルカーに乗り15分ほどでゴールデンブリッジ(神の手)に到着しました。ケーブルカーは10人乗りくらいで韓国人家族3人と一緒でした。
娘さんが、ちょっとだけ日本語が出来る方でした。お母さんが大分ケーブルカーを怖がっていて「お母さん大丈夫ですか」と娘さんに声をかけると「シヌ ト オモッテイル」と言いながらアハハと笑っていました。
私達はツアー会社で、15時からの入場チケットと17時からのビュッフェが付いている電子チケットを事前に購入していましたが、無い方は到着後、チケット売り場で購入が必要です。
サンワールド バナヒルズ(SUN WORLD BA NA HILLS)
▶営業時間:7:00~22:00
8:00~22:00(ケーブルカー)
▶公式HP:サンワールド バナ ヒルズ (sunworld.vn)
▶場所:Ba Na Hills – Google マップ
▶入場料:大人750,000ドン約4,650円
子供(100cm〜140cmまで)600,000ドン約3,720円
※ケーブルカーは8:00からなのでご注意ください
※私達が申し込んだツアーは、入場チケット、バスでの送迎、ビュッフェが付いていて5,315円なので、入場のみ約4,650円と比較すると、大分お得なツアーでした。
ゴールデンブリッジ
ゴールデンブリッジは「天空の橋」とか「神の手」とも言われるらしいです。実物は絶賛とまではいきませんが、「ダナンに来たのなら行っておいても良いのではないか」くらいの感じでした。インパクトはあり全体的には、さほど悪くありません。平日でしたが、結構混んでいて、現場には30分くらい居て移動しました。
サンワールドへ
ゴールデンブリッジ観光後、再度ケーブルカーに乗ってテーマパーク的な所へ。行ったことないですけどイメージ的には「ハウステンボス」の様な感じがしました。園内は花をふんだんに飾ったりして綺麗にしていて、悪い印象ではありませんが、「楽しい。また来たい」という感じにはなりませんでした。
ビュッフェで晩御飯
時間を持て余してしまい、17時からのビュッフェでしたが10分くらい前に行ってみたら、そのまま入れてくれました。ちなみに以下の2か所からチョイス出来るチケットで、入り口でドリンク券を1人2枚くれました。後で画像で出てきますが、ジュース類はビュッフェに含まれていますが、ビールやその他の飲み物をこのチケットと交換してくれるようです。
▶Beer Plaza Restaurant
▶Taiga Restaurant
私達は、ビールなどのアルコールを飲まないので「Taiga Restaurant」をチョイスしました。
種類はかなり多く、味も悪くはなく満足のいく内容でした。肉の種類が多かったので、私は肉中心で、妻はバインセオを食べまくっていました。
入口で貰ったチケットはココナツドリンクに使いました。これにはチケットが2枚/1個必要でした。ちなみにビールはチケット1枚/1杯でした。
17時前に入った時はガラガラでしたが、18時過ぎに出るころには、ほぼ満席になっていました。
時間前ですが帰路へ
食事は終わりましたが、まだ18時過ぎでバスの時間である21時30分まで、かなり時間があります。しかし、やることもないのでGrabで帰ろうということになりました。
一旦、バスやタクシーの乗り場のある場所まで、ケーブルカーで下山しなければなりませんが、何か所かあるケーブルカーが一時的に運休していて、結論としては19時まで下へ行くケーブルカーは動かないということでした。スタッフにも何人か聞きましたが、言っていることが違うので混乱しました。とにかくケーブルカーの一部が止まって(平日のみかもしれませんが)下に降りられない時間帯があるので、ご注意ください。
ケーブルカーは19時の15分前から運行してくれて、無事乗り場まで到着しました。
Grabを見てみると、宿泊しているホテルまで420,000ドン約2,604円です。21時30分まで待てば、この費用は必要ありませんが、ぼーっとしているよりはましということで、時間前に帰ることを選択しました。
Grabの画面を見ていると、Grabの看板を持った人が声をかけてきて、妻のスマホの画面をのぞき込み「420,000ドンOK」と言ってきました。妻がすかさず「400,000ドン」と言うと、ちょっと考えてOKと言いました。「ちょっとやばいかな」と思いましたが、その白タクまがいの人はクレジットカードもOK(現金の持ち合わせがありませんでした)とのこと。
最終的に、「白タクまがいに、クレジットカード決済は、さすがにまずいか」と考え、「やっぱり、ホテルに着いたら日本円を両替して現金で払うけど、それでもいい?」と言ったらOKだったので、その人にお願いしました。
結論としては、ホテル付近が渋滞していて50分くらいかかりましたが、ホテルに着いて日本円を両替して400,000ドン約2,480円を支払い問題はありませんでしたが・・・。
やはり白タクは、やばいと思います。ぼられた可能性もありますし、ちょっと危険でした。皆さんには決してお薦めしません。やはり、Grabで車を呼ぶ方が安全です。
ホテル到着後カジノへ
ホテルに20時過ぎに到着し、隣のホテルのカジノに行きました。こちらは「FOUR POINTS BY SHERATON」の宿泊記でご紹介させていただきます。
翌日はハン市場へ
ハン市場に行く前に、ダナン唯一の教会であるダナン大聖堂に行きました(FOUR POINTS BY SHERATONからGrabで約300円)。ピンクの外観は綺麗でした。観ただけで中に入ったりはしませんでした(中に入れるかどうかも分かりません)。
ダナン大聖堂
時間:7:00~18:00 月曜日~日曜日
※ミサなどの関係で5時くらいから開館することもあるようですが、敷地内に入れる時間は上記の時間であれば、大丈夫そうです(様々な時間がネットにあるので、すみません)。
場所:ダナン大聖堂 – Google マップ
そこから徒歩3分ほどのハン市場へ。
ハン市場
ハン市場は、通路が狭くお店が目一杯あって、アジアの市場らしいマーケットです。精神的にも物理的にも熱気があります。ここは2階建てで、1階は食料品(小さいですがフードコート的な場所も)や雑貨やお土産、コピー商品もあります。2階はアオザイ(ベトナムの民族衣装)などの衣料品が中心のエリアとなっています。全体的に客引きは強めになります(腕などを引っ張る人もいます)。
1階の生の食料品売り場は、若干匂いました。苦手な方もいると思いますので、ご注意を。
2階のアオザイ売り場で声をかけられ、「500,000ドン約3,000円でオーダーメイド。2時間で出来る。」と言っていました。アオザイは確かに綺麗で金額もさほど高くないので、作りたい衝動に駆られると妻が言っていましたが、「もう年寄りだし、何よりも着る機会がない」と言って諦めました。ちなみに購入される方は、必ず値切った方が良いです。2~3割は安くなると思いますし、うまくいけばもっと安くなります。
見て回るだけでも面白く、多くの観光客で賑わっている場所です。私達は平日の昼間に行きましたが、結構なお客さんでした。東南アジアを感じることが出来る、楽しい場所です。ダナンに行ったら、是非行ってみてください。お薦めです。
ハン市場
営業時間:6:00~19:00 月曜日~日曜日
場所:ハンマーケット – Google マップ
その他の観光地
紹介したほかに有名な観光地は、ハン川に架かる「ロン橋(ドラゴンブリッジ)」でしょうか。666mの長さで巨大な黄色の龍の橋です。夜にはライトアップされ、龍の口から火が出たり水が出たりするショー(金・土・日曜日 21時から10分間)もあります。私達は以前観たので、今回は見に行きませんでした。
ダナンについて
今回ダナンは2泊のみで、多くの場所には行けませんでしたが、観光地に行ったり、美味しい物を食べて楽しく過ごすことが出来ました。その中でもお薦めは以下のとおりです。
お薦めの食べ物は、ぶっちぎりで「バインセオ」です。ご紹介した「マダム ラン」や他の場所でも食べましたが、どれも美味しかったです。
観光地のお薦めは「ハン市場」です。東南アジアらしさがあって、楽しかったです。ただし、雑踏や客引きが苦手という方にはお薦めしません。個人的には不快になることはありませんでしたが、人それぞれですので。
今回、ベトナムのホイアンとダナンに行きましたが、暑かったです。6月の時期に行く際はご注意ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ピースボート地球一周の船旅私達は50代半ばでタイのバンコクに移住しました。その様子をブログにしていますので、ご興味のある方はご覧ください。
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