バンコクの移住先の賃貸契約のため、2023年8月上旬にバンコクに来ました。バンコクの中心地で日本人も多く住む「スクンビット」と呼ばれる地域は、家賃が高めなので「スクンビット」から外れた地域で住居を探しています。状況と条件は以下のとおりです。
1.家賃は25,000バーツ(約100,000円)/月を想定
2.ジムとプールは必須で、部屋の広さは50㎡前後(1BED or 2BEDルーム)を希望
3.駅とスーパーが近いところ(車を運転しない予定なので)
4.リタイアメントビザを取得し、タイでの就労はしない予定
5.現在50代で65歳には日本に帰国し、年金で生活していく
私達はタイ語も英語も話せないので、日本語が通じる不動産屋さんにお願いして、物件を内覧しています。その中で、お気に入りの物件を紹介します。
半年前に内覧した「スクンビット近郊編」は以下のとおりです。近郊の何駅かをダイジェスト的に紹介していますので、よろしければご覧ください。
BTSスクンビット線 ハーイェークラップラオ駅
バンコクの中心である「スクンビット」での基準となる駅を、勝手にサイアムにさせていただいています。そこから、鉄道のBTSスクンビット線クーコット方面行きで8駅目に「ハーイェークラップラオ駅」があります。セントラルラップラオという巨大なショッピングモールがあり、近くには地下鉄MRTブルーラインの「ファホンヨーティン駅」があり、その駅近にユニオンモールというショッピングモールもあります。
LifeラップラオとLifeラップラオ バレー
「ハーイェークラップラオ駅」近くに、そびえたつ2棟のコンドミニアムが「Lifeラップラオ」です。こちらは、2020年くらいに建てられたそうですが、その1年半後の2021年くらいに「Lifeラップラオ バレー」が出来たそうです。
紹介出来ない(うちの会社で物件がないということなのでしょうか?詳細は不明です)という不動産会社が多かったのですが、何とか紹介いただける会社にお願いし、内覧にいたりました。「Lifeラップラオ」1件、「Lifeラップラオ バレー」2件を、内覧させていただきました。LifeラップラオはA棟とB棟の2棟あります。
Lifeラップラオ
Lifeラップラオ(17階)
広さは35㎡で、希望よりも狭かったのですが、レイアウトのせいなのか、35㎡にしては広く見えました。ベッドルームにもテーブルと椅子があり、使い勝手が良さそうです。いい感じです。
共用施設
ジムは広く、プールもマーベラス。ゴージャスな気分になれます。
Lifeラップラオ バレー
Lifeラップラオ バレー 1件目(37階)
こちらも35㎡です。リビング奥にあるタイプ。西日が当たると非常に暑いと聞いていましたが、メインの窓が東側で日差しは防げそう。
Lifeラップラオ バレー 2件目(こちらも37階)
同じフロアのもう一つの物件も35㎡。こちらは更にレイアウトが良く、部屋的にはこちらの方が良かった。部屋がひとつ多くあるような、得した気分なります。でも、メインの窓が西向きで、日差しが厳しそう。
共用施設
最上階の共用施設は、ジムやプールも充実しています。サウナもあり、ライブラリーなども新しく綺麗。ロッククライミングまである。中には入れませんでしたが、シアタールームもありました。
各フロアにゴミ捨て場があり、もちろん24時間利用可能。
駅からすぐなのに・・・
「Lifeラップラオ」は駅の近くに入口があります。「Lifeラップラオ バレー」も、駅から近いのですが、直接行けず、Lifeラップラオの入口から、カートかレンタル自転車でエントランスまで行かなくてはなりません。歩いても5分くらい、カートでも2、3分ですが、毎回のことなので面倒というか、もったいない。不動産屋さん曰く、「近くの駐車場をぶち抜いて、駅から直接の通路を作るという噂はありますが、まだ出来ていません。」とのこと。
日本人少なめ
「Lifeラップラオ バレー」だけで1,000戸以上あるそうですが不動産屋さん曰く、「私が知っている日本人は2〜3世帯」とのこと。
セントラルラップラオという巨大モール
駅直結で、セントラルラップラオという巨大ショッピングモールがあり、買い物には困りません。海外ブランドも多数あります。日本のブランドもありますが、ユニクロなどは、日本よりも値段が高め(モノによっても違いますが感覚的に2~3割高くらいでしょうか)です。
飲食店も充実していて、日本食も「大戸屋」「吉野家」「ペッパーランチ」「てんや」「かつや」「COCO壱」なんかがあります。もちろん、フードコートもあります。
1階にあるイベントスペースでは、半年前に来た時には日本食や日本の物に関する出店があり、今回は、タイや韓国などのアジアンフェア的な出店で、期間的にイベントを大々的に実施しているようです。
ショッピングモールのすぐ横に屋台的なお店も
巨大ショッピングモールの横に、屋台ではないのですが路面店でもないような地元民の方が利用するようなリーズナブルな飲食店があります。ここでならば、50バーツ(約200円)前後で、一食済ませることが出来ます。
安心のlotus’sも
「Lifeラップラオ」の入り口のすぐ隣に、大型スーパーのロータスもあります。普段の買い物はもちろん、食事も出来ます。ここがあればとりあえず安心です。
今のところ一番の候補
今のところ一番の移住候補先です。
良い点
①家賃も23,000バーツ(約92,000円)/月で基準以内
②築浅なので、部屋も含めて施設全体が綺麗で洗練されている。
③高架鉄道BTSと地下鉄MRTの両駅が近くにある。
④駅直結で巨大なショッピングモールがあり、何でも揃う。
⑤地元民ご用達の飲食店もあり、タイ感も若干ですが、あります。
悪い点
①近隣の駅には何もない
②住居の選択肢がない
①については、そのままの意味です。
②については、正直なところ、内覧した部屋では、ちょっと狭いのですが、他に選択肢がないので、今のところ、この3件のうちのどれかしかないのです。ほかの街(例えばスクンビット内)であれば、「それでは別の物件で」となるのですが、ここでは、それが出来ません。
ほかの街の物件も見てみますが
物件の良さ、街全体の様子などを考えると、ここが一番の候補地ですが、他にもBTSの「オンヌット駅」が候補地です。バンコクの中心地である「スクンビット」の近くで、数駅内に日本語が通じる病院があったり、日本人街と言ってもいい、日本に関する物なら何でも揃ってますよと言う「プロンポン駅」もBTSという高架鉄道で4駅です。参考までに「ハーイェークラップラオ駅」から「プロンポン駅」はBTSで13駅です。
ただし、「オンヌット駅」周辺は、都心に近い分、家賃は高めです。基準価格の25,000バーツ(約100,000円)/月だと、「ハーイェークラップラオ駅」の方が、グレードが高くて良い物件に住めます。
一方、「ハーイェークラップラオ駅」は、そもそもコンドミニアムが少なく、私達が希望するような住居は、「Lifeラップラオ」「Lifeラップラオ バレー」しか思い当たりませんでした(lifeがもう1棟建設中です)。この他にもあるとは思いますが・・・。その点、「オンヌット駅」は、ここと比較すると球数は豊富ですし、周辺駅にも物件はあり、選択肢が多いです。ただし、建物は古めのものが多いです。
このあたりを考えると、「ハーイェークラップラオ駅」か「オンヌット駅」か悩んでしまうところではありますが、「ハーイェークラップラオ駅」の「Lifeラップラオ バレー」が頭ちょっと出ているかなと言う感じです。
私達夫婦は「今の生活の質は下げずに、今より安く生活したい。さらに、無料で使えるジムやプールなども希望。」を目標に、物件を決定していきます。
これからは、「オンヌット駅」を含めた周辺地域を見ていくぞと意気込んていたのですが・・・。
この後のお話は以下を、ご覧いただければと思います。
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