タイのバンコクに移住して1年半が経過した50代の夫婦です。リタイアメントビザを取得して働いてはいません。お金が無くなったら働こうと思っていますが、今のところ夫婦ともに現役時代に頑張ってきたので、もう少しゆっくりさせていただこうかなと思っています。
現役時代はストレスも多く、何度もくじけそうになりましたが、周りの人に恵まれて無事に早期退社することが出来ました。
今の生活には非常に満足していて、ストレスも少なく過ごしていますが、ふとした出来事で「もしかしたら、こうやって老害になっていくのか」と思ったことを書き綴っていきたいと思います。

ストレスの感じ方に違いが
別の記事でもちょっと書きましたが、ストレスの感じ方というか度合いが現役時代と変わってきました。
電車の中で
先日、電車に乗っていた時に感じたことを書かせていただきます。車内は結構混雑していましたがギュウギュウという訳でもありません。私は立っていて、その隣の人が紙袋を持っていて、それがたまに私の足に当たるのです。「うっとおしいな」と思っていましたが、その方は何駅か乗車して私より先に降りました。
まあ、日常的によくある光景ではありますが、問題はストレスの感じ方です。
現役時代とは違うストレスの度合い
現役時代(働いている時)にも、もちろん同様の光景はありました。でも、ストレス度が違うのです。例えば「電車内で隣の人の荷物が時々自分にぶつかる」というストレス度を数値化すると現役時代は【2】とすると、今は【4】とかに感じるのです。すごくイライラしました。
現役時代のストレス
現役時代のストレスは仕事がほとんどですが、「隣の人の荷物が足に当たる」なんてことは全体から見れば本当に小さいことでした。それ以外のストレスが大きすぎて余り気にならなかったと言っていいかと思います。
今現在のストレス
仕事でのストレスが無くなりストレスは大幅に低減。ゆえに、たまに感じるストレスが大きく感じてきています。現役時代は【3~4】のストレスが下手すれば【6~8】とか、それ以上に感じて我慢できなくなって来ているのではないかと思っています。

もしかして老害の原因の一つ?
老害の一つとして「怒鳴り散らしている老人がいる」という話を聞きますが、現役時代は大丈夫でも仕事を辞めてストレスが少なくなった分、たまに感じる些細なストレスが我慢ならなくなっているのかなと、あくまでも個人的にですが思いました。
でも、会社内でも「老害」はいるらしいので当てはまらないかなと思いましたが、概ねそのような人達は社内では偉くなっていてストレスも少なくなっているのかなと思いました。もちろん偉くなってもストレスを感じている方はいると思いますが、そういう方は「老害」にはならないのかなと勝手にあくまでも個人的に解釈しています。
ちょっと興味が湧いてきたのでChatGPTに「老害の原因は何?」と聞いてみました。
「老害」と呼ばれるような行動をとる原因はいくつかあります。年齢そのものが問題なのではなく、考え方や態度の変化が影響していることが多いです。主な原因をいくつか挙げます。
- 価値観の固定化
①長年の経験から「自分の考えが正しい」と信じ込み、新しい価値観や変化を受け入れられなくなる。
②「昔はこうだった」「若い世代は分かっていない」といった発言が増える。- 変化への適応力の低下
①技術の進歩や社会の変化に対応できず、「昔のやり方」を押し付けてしまう。
②例えば、スマホやIT技術に苦手意識を持ち、使おうとしない。- プライドが高くなる
①過去の成功体験や地位にこだわり、若い世代の意見を軽視する。
②「俺の若い頃は〜」「俺の時代には〜」と、自分の過去を基準に話す。- 他人への攻撃性の増加
①年齢を重ねると、ストレス耐性が下がり、ちょっとしたことでも怒りっぽくなる。
②自分の意見が通らないと機嫌が悪くなり、周囲に当たる。- 孤独感と承認欲求
①退職や人間関係の変化で孤独を感じ、周囲に認められたい気持ちが強くなる。
②その結果、過去の自慢話を繰り返したり、他人を否定することで優位に立とうとする。- 体調や脳の変化
①加齢による脳の機能低下で、柔軟な思考が難しくなる。
②体力が落ちて疲れやすくなり、イライラしやすくなる。
どうすれば「老害」にならないか?
✅ 新しいことを学び続ける(ITや若者文化に興味を持つ)
✅ 若い世代の意見を尊重する(「なるほど、そういう考え方もあるね」と受け入れる)
✅ 自分の考えが絶対ではないと認める(「昔はこうだった」ではなく「今はこうなんだね」と適応する)
✅ 感情をコントロールする(すぐに怒らず、一呼吸置く)
✅ 適度な運動と健康管理をする(体調が安定すると、気持ちも穏やかになる)結局、「老害」になるかどうかは年齢ではなく、自分の考え方次第。オープンマインドを持ち続けることが大切ですね!
ChatGPTの回答なので、正解かどうかは断言できませんが、原因を聞いただけなのに、そうならないためのアドバイスもくれるあたり、本当に賢いなと思います。
それにしても原因がいっぱいあるんですね。私が力説したものも4の①に書かれていて「見つけた」というほどでもないんですね。ちょっと恥ずかしくなりました。
原因はいろいろ
何個か思い当たるものもあります。4の①はもちろんですが、1の②とか3の②ですかね。口に出すことはありませんが、心で思うことがあるのは事実です。
1.価値観の固定化
②「昔はこうだった」「若い世代は分かっていない」といった発言が増える。
2.プライドが高くなる
②「俺の若い頃は〜」「俺の時代には〜」と、自分の過去を基準に話す。
永遠に受け継がれていく「昔はもっと厳しかった」
私がまだ若かった頃先輩から
①昔はもっと厳しかった
②今の若いやつは精神的に未熟
とか言われ、その他にも「理不尽だなあ」という扱いも受けてきました。
そして今、自分が先輩の立場になると、正直、上記①と②に近い感覚を持っているのは事実です。
「自分はこんな理不尽な扱いを受けて来たのに今の人達はずるい」
「こんな小さな事で文句を言ってないで、もっと我慢出来ないのか」
小さい人間で恐縮ですが、そういう思いがあることも事実です。でも、今の若い人は頭の回転が格段に速く自分の若い頃よりも、はるかに仕事が出来ると思ったことも事実です。
現代は何かと「ハラスメント」と言われ、一昔前から比べると守られているというか働きやすくなっているのかなと思います。でも、きっと今の若い人も年齢を重ねて50代60代になった時には更なる「働き方改革」が進行し、若い人たちに対して同じ思いを持つようになるのかなと感じています。
「今の若いやつらは」は永遠に続いていくのではないでしょうか。

そして老害へ
そして、年老いた人達が我慢できずに些細な事で不満をまき散らす「老害」も永遠に続くのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。本記事はあくまでも個人の感想ですので、そちらをご了承いただくようお願い致します。
ピースボート地球一周の船旅
タイ移住の様子をブログにしています。よろしければご覧ください。

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