50代の夫婦(子供はいません)が、タイに移住してコンドミニアム(日本で言うマンション)を借りました。
初めての海外移住で、約2か月が経過しようとしています。慣れないことも多いなか、実際に住んでみた感想を綴っていきたいと思います。
コンドミニアムについて
場所
場所はバンコクの中心と言われる「サイアム駅」から、BTS(高架鉄道)スクンビットラインで8駅目の「ハー イェーク ラップラオ」という駅です。日本人が多く住むスクンビット(BTSスクンビットラインのナナ駅~エカマイ駅の5駅間を指すようです)というエリアからは、ちょっと(かなり?)離れています。
BTSスクンビットラインの「サイアム駅」からケーハ方面に乗り、3駅目がスクンビットエリアの始まりの「ナナ駅」です。一方、「サイアム駅」からスクンビットエリアとは反対のクーコット方面に乗り8駅目が「ハー イェーク ラップラオ駅」です。スクンビットの中でも、最も日本人が多く、住みやすいと言われている「プロンポン駅」(ナナ駅から2駅目)へは、サイアム駅を通過して、13駅です。
各駅の間隔は1~2分程度なので、日本の商品なら何でも揃うという「プロンポン駅」までは30分くらいです。これを近いというか遠いというかは、人それぞれだと思いますが、私達は「遠くない」と判断しました。
※参考までに
バンコクの路線図を ri-(リー)さんのブログ 【結論】タイ一択。 から引用させていただきました。ri-(リー)さんありがとうございました。
薄緑色の線がBTSスクンビットラインです。サイアム駅は真ん中よりちょっと下のあたりです。
引用元です
【最新版】バンコクの路線図。オフラインでも使える無料アプリも紹介【BTS・MRT・ARL・SRT】 | タイ一択 (runbkk.net)
駅近(ほぼ駅直結)のタワーマンション
駅からコンドミニアムの敷地までは、徒歩で1~2分です。駅を挟んで反対側には駅直結の「セントラル ラップラオ」という巨大ショッピングモールがあります。そして、コンドミニアムの隣には「ロータス」という、これも巨大なスーパーマーケットがあります。生鮮食品、日用雑貨などが揃っていて、フードコートもあります。
物件について
家賃
家賃は23,000バーツ(約92,000円)/月です。
広さ
35㎡の1ベッドルームです。移住前の日本の自宅は70㎡でしたので、半分になっていますが、広さについては、今のところはそれほど不便を感じていません。
共有施設
全て無料で充実した共有施設です。
ジムとプール
物件を決める際の条件の一つでした。
日本に居る時も、週一でジムに通って、筋トレをしたり泳いでいたりしたので、頻繁に使用させてもらっています。最上階の46階にあります。
スカイラウンジやワーキングスペースも
こちらも最上階ですが、46階にスカイラウンジがあり、眺めも良く気持ちいいです。1階にはワーキングスペース(要予約)もあります。予約なしで使えるワーキング?スペースも、1階と46階にそれぞれあります。
サウナやシアタールーム
まだ、使ったことはありませんが、シアタールーム(要予約)やサウナもあります。
バスケットコート(半面)やビリヤード場も
両方とも予約は必要ですが、居住者は利用できます。
セキュリティも万全
入口にはセキュリティがいて、敷地に入るためにキーカードが必要です。さらに建物に入るためにキーカード、エレベーターホールの入り口でキーカード、エレベーター内でキーカードが必要になります。
キーカードばかりで辟易とした人がいたのかどうかわかりませんが、今現在、顔認証と指紋認証で出入り出来るように、エレベーター内や出入り口に新たな機器を取り付けたり、顔写真をとったり、指紋を登録して、カードキーがいらないように管理会社が変更している最中です。
※追記:エレベーターは顔認証になりましたが、各出入り口でカードが必要な状況です
何が言いたいのかと言いますと
私達が借りた物件についていろいろと紹介してきましたが、結局何が言いたいのかと言いますと、都心から離れていて35㎡という夫婦2人には若干狭いかなという部屋ですが、ショッピングモールやスーパー、充実した共用施設等を考えると92,000円/月は、かなりお得ではないかと思います。以前住んでいた東京で、同様の物件を借りれば、3~4倍は余裕でかかると思います。
ちょっと自慢しているように見えるかもしれないので、どこまで紹介するか、かなり迷ったのですが、この家賃で、これだけ施設や設備が充実していることをお伝えしたかったので、紹介しました。気分を害された方がいたら、ごめんなさい。
この場所にして良かったなあと思うこと
共用施設が充実していること
前述しましたが、本当に充実しています。
清掃する方がいて、ジムなどは1日に何回も清掃に来ます。ラウンジやエレベーターや廊下なども、もちろん清掃してくれています。築年数も浅い(3~4年だと思います)ので、全体的にも綺麗です。
大型のショッピングモールやスーパーがすぐ近く
こちらも前述しましたが、すぐ近くにあるので、本当に便利です。日用品や生鮮食品や食事など毎日の事なので、助かっています。
セントラルラップラオ
大型ショッピングモール。洋服や日用雑貨、電化製品、レストラン、フードコートなど何でもあります。イメージ的には「ららぽーと」に近いでしょうか。日本の自宅の近くに「ららぽーと豊洲」があり、よく行っていました。そこに近いのですが、そこよりはちょっとだけ高級なモールです。「Tops」というスーパーも入っていて、生鮮食品や食料品など品揃えも豊富です。
ロータス
正式には「テスコ ロータス」らしいです。巨大なスーパーで生鮮食品はもちろん、日用雑貨、電化製品、洋服など、こちらも何でもあります。スーパーと言ってもモールになっており、レストランを含め、食べ物屋さん(ケンタッキー、ダンキンドーナツ、デイリークイン(アイス)、パン屋、ミルクティ屋さんなどなど)、マッサージ、フードコートなどもあります。
利用頻度が高いのは(個人的にですが)
毎日の買い物(生鮮食品などの日用品)などは、「セントラルラップラオ」の方が利用頻度が高いです。理由はフードコートです。「ロータス」のフードコートは、正直に言うとショボい感じ(BTSスクンビットライン オンヌット駅のロータスのフードコートが充実していたので、それを期待していたのですが、店舗によって違いがあるようです。)がして、利用頻度は低いです。必然的に、日用品の買い出しなども、その流れでセントラル内のスーパー「Tops」で購入することが多くなります。割合的にはセントラル8:ロータス2というところでしょうか。
徒歩10分ほどでジョッドフェアーズ(ナイトマーケット)
ジョッドフェアーズはラーマ9世駅に続いて、ハーイェークラップラオ駅の近くにも出来ました。ここは正式には「ジョッドフェアーズ デーンネラミット」という名前で、2023年の4月にオープンしたそうです。毎日営業していますが、ナイトマーケットなので、16時からです。
追記:詳細は後述しますが、「ジョッドフェアーズ デーンネラミット」は無くなりました。2024年4月から新しいな名前でリニューアルしています。
全体的に清潔感があり、おしゃれな感じです。観光客の方でも充分に楽しむことが出来ます。概ね飲食店7割、その他(衣類、雑貨、小物)3割と言ったところでしょうか。
追記:2024年4月から「JODD FAIRS DanNeramit(ジョッドフェアーズ デーンネラミット)」は「Train Night Market DanNeramit(鉄道市場 デーンネラミッド)」にリニューアルされました。多分、4/7(日)にイベントしていて大騒ぎだったので、その日から切り替わったのだと思います。今までなかったヴィンテージ的な出店がかなり増えました。雰囲気は若干変わりましたが、空き店舗は、相変わらず、かなりあります。営業時間も変更され、木曜日から日曜日の17時~24時になりました。
チャトチャック・ウィークエンドマーケットが隣の駅
東南アジア最大(もしかしたら世界最大)の市場が隣の駅にあります。衣類、インテリア、ペット、骨董品、ガーデニング、アート、飲食などのショップが15,000軒以上あります。我が家は毎週末行って、いろいろなお店を見て楽しんでいますが、まだまだ全ては見きれていません。運賃も無料ですし(後述します)、これからも通い続ける予定です。
チャットチャックウィークエンドマーケットにつきましては、後日ブログでご紹介させていただきます。
インジャルーン市場が安い
「ハーイェークラップラオ駅」からクーコット方面へ11駅行くとのサパーンマイ駅にインジャルーン市場があります。野菜に肉、魚、果物、調味料など1,500店以上が軒を連ねています。衣料品や雑貨などもありますが、やはりメインは食料品です。
安いです。必ず毎回購入するマンゴーは1kg30~40バーツ(約120円~160円)で3個くらい、マンゴスチンも1㎏60バーツ(約240円)で15個くらい入ってます。野菜も10 ~20バーツ(約40~80円)で、かなりの量を購入出来ます。もちろん美味しくなければ、安くても買いませんが、今まで4~5回購入して不味かったことはありません。物によって多少の差はありますが、充分及第点です。
ただ、清潔には見えないというか、ハエなどは普通にブンブン飛んでいます。そして、当然と言えば当然なのですが、肉や特に魚は匂います。良く言えばタイらしい、悪く言えば不衛生という場所です。気になる方もいるかも知れませんので、そこはご注意ください。
安いといっても、11駅先で時間も費用も
結構な駅数ですので、20分くらいはかかります。でも、後述しますが運賃は無料です。妻はお散歩がてら、週に1回くらい通っています。
BTS(高架鉄道)には運賃無料区間※があります
私達が頻繁に利用するBTSスクンビットラインには無料区間※があります。初めて知った時は衝撃でした。
調べてみると、新しく開設した路線は最初は無料になるようで、それが今も継続しているらしいのです。BTSスクンビットライン新区間の「モーチット駅~クーコット駅間」の16駅間及び「ベーリング駅~ケーハ駅間」の9駅間です。この区間内で乗降した場合は運賃は無料※です。
前述しましたが、チャトチャックのウィークエンドマーケットがあるモーチット駅と、我が家があるハーイェークラップラオ駅は「モーチット駅~クーコット駅間」の16駅間に入っていますので、1駅ですが無料※です。
そしてサパーンマイ駅にあるインジャルーン市場ですが、こちらも「モーチット駅~クーコット駅間」の16駅間に入っていますので、11駅ありますが無料※です。当たり前ですが、何往復しても無料です。
この無料区間は、時限的で、いつ有料になるかわかりませんが、それまでは遠慮なく無料を享受させていただきます。
※追記 残念ながら無料は2024年1月1日で終了してしまいした。今までの無料区間は1月2日から一律15バーツ(約60円)になりました。1区間でも16区間でも一律15バーツですから遠い人は、まだまだお得です。
そしてタイ人はやさしい
生活していくうえで、タイの方々と接する機会が多くなりますが、基本的にタイ人はやさしいです。困っていれば声をかけてくれる人もいますし、おおらかな人が多く「我先」的な人とかガツガツした人が少ないので、気持ちよく生活出来ています。
そういう事って結構重要なのかなと思います。
もちろん、ツンケンしていて客商売には向いていなさそうな人とか、外国人に対して、ぼったくる事ばかり考えて(個人的にですがタクシー関連が多いように思います)、気分を害することもありますが、概ね良い人達です。
結論
まだ、タイのバンコクに住み始めて2か月程度ですが、今のところ快適に過ごせていて、良かったなあと思っています。
でも、もちろん良いことばかりではなく、主に自宅の設備に関連することで、困ったことや、謎な部分もあります。そちらは以下で紹介していますので、よろしければ読んでみてください。
ピースボート地球一周の船旅最後まで読んでいただきありがとうございました。
タイ移住に関するブログです。よろしければご覧ください。
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