※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

【タイのコンドミニアムに住んでみた2 日本との違い・困った編】

タイでの生活

50代で子供のいない夫婦が、タイのバンコクに移住しましたコンドミニアム(日本で言うところのマンション)を借りて、2ヶ月が経過しようとしています。初めての海外移住で、物事がスムーズに運ばないともありますが、それも刺激の一つと捉えて、楽しく生活しています。

コンドミニアムやその周辺についてブログにしています。興味のある方は、以下からどうぞ。

実際に生活していくうえで、タイの常識と、日本の常識の違いで戸惑うこともあります。今回は、そんなところも含めて、私達の住むコンドミニアムの戸惑った点、困ったことなどを書き綴っていきたいと思います。

居室内の設備について

換気扇のスィッチはどこ?

どこにボタンがあるのか全く分かりませんでした。もしかして、換気扇らしく見えるけど、ダミーで換気扇が付いてないんじゃないかと思うほどでした。

しばらく格闘した後、何と換気扇の空気取り込み口を引くということがわかりました。引き出すと、強弱のスイッチが出てきます。

謎解きゲームのようでした。

スイッチがどこにもありません
FRANKEというスイスのメーカーみたいです
何と引き出すと換気扇が動きます
そして引き出すと強弱のスイッチが出現するという仕様

洗面台に軽く水が溜まります

最初からなのか、徐々に傾いたのか、どちらにしても水が溜まります。もう少し強めの傾斜をつけてくれれば何の問題もないのですが。日本では考えられませんが、まあ、この辺がタイらしいです。

わかりやすいように、コーヒーで色をつけました。手前に傾斜しているので、排水口まで到達せずに少量ですが、溜まります。

シャワーの水圧(水流)が弱い

タイでは多いようですが、水圧が弱く、目も詰まっていたため、シャワーヘッドを付け替えました。値段はピンキリですが、私が購入したのは130バーツ(約520円)の安い物です。
失敗でした。短絡的に、現在のヘッドが悪いだけで、何でもいいから付け替えれば良いと思っていましたが、さらに、水圧は弱くなり完全に失敗です。

ない頭をしぼり、考えました。結果、ヘッドの目が細かく穴の数が多いものに付け替えれば、水圧は強くなるのでは思い、そのタイプに付け替えました。値段は150バーツ(約600円)だったと思います。
成功です。大満足というほどではありませんが、かなり改善され、最初のタイプよりも水流は強くなりました。

左側が当初のシャワーヘッド、右側が買い替えたシャワーヘッド1。穴が大きくて大失敗でした。
活躍著しい買い替えシャワーヘッド2

どれくらいシャワーの目の数が違うのか、暇な私は、数えてみました。
当初のシャワーヘッド:318
買い替えシャワーヘッド1:49
目が少ない=一つ一つの穴が大きい=勢いが弱くなる
と考えたので当然の結果です。
買い替えシャワーヘッド2:300
ん?300。最初より少ない?なんで?
ぱっと見、目の数が多く見えましたが、結果は少なかったです。これで何故水圧が改善出来たのか謎です。わかりません。もう何も考えたくありません。

トイレの水圧も弱い

汚い話で恐縮ですが、こちらも水圧が弱いです。ペーパーなど残ってしまうことがあります。もう一度流せば良いのですが、水がタンクに溜まるまでに、数十秒ですが、時間がかかります。焦って流すと、水が溜まっておらず弱い水しか流れず、さらにもう一度流すはめに・・・。

トイレ横の排水管が匂う

ネットで調べたところ、水を流せば解決することもあるとのことで、日本から持参した「オキシクリーン」を入れて5時間ほど放置。その後、水を暫く流したら、匂いが消えました。

ちなみに、その後トイレ清掃のたびに水を2リットルくらい流すようにしたら(オキシクリーンなしです)、匂いもしなくなりました。排水口に水が溜まる仕様になっているので、普段水を流さない我が家は、水溜まりがずっと流れないので匂ったということでしょうか。

日本にはない、トイレ&洗面台に排水口があるパターン。タイの人は掃除するとき、水を流すということでしょうか。日本では馴染みのない仕様です。

キッチンのシンクが小さい

タイの人達は、あまり料理をしないで、食事は外食が多いという背景があると思いますが、シンクが小さい。他の物件でも大きなシンク(日本並みの)は見たことがないので、致し方ないところかと思いますが・・・。

すぐ満杯になるシンク

洗濯機に四苦八苦

タイのコンドミニアムは、基本的に家具家電付きです。ソファー、ベッド、エアコン、冷蔵庫、テレビ、洗濯機などは、備え付けです。その中で、洗濯機に四苦八苦しました。どうセッティングしても2時間以上かかってしまうのです

そんなに大きくない洗濯機ですし、そんなに時間がかかるはずがないのに。色々調べて格闘していると、温度だとわかりました。どうやらこちらの洗濯機は、お湯で洗濯できるらしいのです(やったことないので汚れ落ちの効果はわかりませんが)。そのお湯を沸かす時間がかかるのです(多分そうだと思います)。お湯の温度を下げたら(水にしたら)、49分になりました。

ちなみに、脱水の回転数も選べて、最高は1,200回転ですが、衣類を傷めることもあるらしく、800か1,000回転で脱水しています。

備え付けの洗濯機
どえらい洗濯時間。よく見ると60℃まで水を温めてくれるよう。
洗濯方法を変えても、この時間。やはり水温が影響しているよう。
水を温めないようにすると、まあまあの時間に。

後付けの機器について

ここからは、当初からある物ではなく、後付けした機器についてです。

インターネットが不安定

日本が良すぎるのかも知れませんが、ストレスを感じています。タイでは不安定とは聞きますが、コンドミニアムで自宅のwifiも不安定なのが普通かどうかはわかりません。

この部屋のオーナーが元々取り付けていた機器を、650バーツ(約2,600円)/月の支払いで使用していますが、速度が遅いプランなのでしょうか。また、日本のTVを見られるようにしている(後述します)ので、それが影響して速度が遅いのか定かではありません。

遅い時は、30分の動画を視聴するのに1時間以上かかる時もあります。稀に、1度も止まらずに30分で見られることもありますが、ストレスを感じることは確かです。

機会があるときに、オーナーに確認しようと思います。

日本のテレビが充実

不動産屋さんにお願いして、入居日までに、日本のテレビを視聴できるよう(Niji Liveという会社です)セットしてもらいました

日本の地上デジタルはもちろんのこと、BSやCSも一部視聴可能です。全50chで1年払い11,900バーツ(約47,600円)で、約4,000円/月です。決して安くはありませんが、4週間分自動録画の機能が付いていて、全てのチャンネルで4週間前までの視聴が可能なので、その辺を考えると悪くないのかなと思います。

ちなみに、50chの他に、65ch(12,900バーツ/年)、90ch(14,900バーツ/年)のプランもあり、1週間のお試し期間もあります。

うちの環境が悪いのかも知れませんが、たまに画面がフリーズします。でも、それ以外は問題なく、視聴チャンネルも多く、4週間録画もあり、快適に視聴させてもらっています。

浄水器もつけてもらいました

水道水は飲料には適していないということで、浄水器もつけてもらいました。スーパーでペットボトルも売っていますが、日本に居る時に、同じような浄水器を付けてもらい、すっかりそれに慣れてしまったため、ペットボトルと比較すると割高になると思いますが、お願いしました(アンシンサービス24という会社です)。

年払いで10,000バーツ(約40,000)です。決して安くはありませんが
・ペットボトルを運ぶ手間が省ける
・野菜や果物も洗える(水道水は若干不安で、ペットボトルの水で洗うにも抵抗が・・・)
・日本語での対応
・空気清浄機を1台無料レンタル

などがあり、決めさせていただきました。

使用して3か月になりますが、何の問題もなく満足しています

中心にあるのが浄水器で、左側が水道です。

タイでは一般的なのでしょうか

タイのコンドミニアムでは、その物件(部屋)をオーナーが購入して、それを借りるという形態です。そして、タイでは一般的に、名義を変えることはしないらしいです。当然、オーナー宛の郵便物が郵便受けに来ます。以前、税金関連の郵便物が来たので、オーナーにLINEで「郵便が来ていますが、どうしますか?」と尋ねたところ、「そのまま、郵便受けに入れておいて。時間があるときに取りに行くから。」との返信。

ん?鍵はどうするの?と思いますよね。
私達とオーナーはLINEで連絡を取り合っていますが、言語は英語です。タイ語はもちろん、英語も話せない私達は、翻訳アプリを使ってやり取りをしているので、もしかして、うまく伝わっていないのかと思いましたが、タイではこれが一般的なのかと思い、郵便受けに戻して、様子を見ることにしました。

すると、後日LINEが来て、「持っていったよ」とのこと。郵便受けを確認すると、無くなっている。確定です。オーナーは郵便受けの鍵を持っています。

名義を変更しないから、また、タイでは日本で言う転送届がないのか(ネットを見ましたが、わかりませんでした)、理由はよくわかりませんが、そういう事です。

オーナーとは、実際に合って話もしましたし、LINEでのやり取りも本当に丁寧で、良い人なので、何の心配もありませんが、日本ではちょっと考えられないですよね。

ちなみに、家の扉の鍵も借主が変わっても変更しないそうです。この辺もタイらしいですね。

タイの常識、日本の非常識

どちらの国にもあると思いますが、日本では考えられないことが、タイではまかり通っている事例が多々あります。でも、タイでそれを経験してもそんなにイラっとしません。何故なのかはわかりませんが、ニヤッとしてしまうことすらあります。

異国ですので、その国の文化?は受け入れなければと思っていること。海外にいて、心がおおらかになっていることもあるのでしょうか。正解は、まだわかりません。

でも、タイって色々な部分で、面白いです。
「タイの常識、日本の非常識」的なことは、まだまだありますので、別のブログでまた紹介したいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ピースボート地球一周の船旅

コメント

タイトルとURLをコピーしました