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【2026年版】インドネシアのリタイアメントビザ(Retirement KITAS)を調査|取得条件や難易度をタイ移住者目線で解説

他の国への移住について

タイのバンコクに移住して3年目の50代夫婦です。現在のバンコク生活にはかなり満足していますが、せっかく海外移住をしたので、他の国にも移住できる可能性があるのか調べています。

私達は裕福ではなく、安価な生活費で質の良い暮らしを目標にしているので、必然的に東南アジアが中心になってきます。今回はインドネシア編です。

現在、投資はしていますが投機のように売買をしている訳ではないので、収入はなく貯金を切り崩して生活しています。ですので、就労ビザなどではなくリタイアメントビザについて調査した結果を記載しています。

なお、今回のインドネシア編もあわせて、今後は「東南アジア5か国のリタイアメントビザ比較記事」も作成予定ですので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

:インドネシア移住を検討する中で、私自身がリタイアメントビザについて情報収集を行いました。本記事では、その内容をまとめています。できる限り正確な情報を心がけていますが、誤りが含まれている可能性もあります。あくまで個人の調査に基づく内容として、ご参考程度にご覧ください。


■ インドネシアのリタイアメントビザの概要

現在、インドネシアの代表的なリタイア向け長期滞在ビザは、従来型の「Retirement KITAS(E33F)」と、新制度の「Silver Hair Visa(E33E)」の2系統と考えてよいと思います。

現在は、実質的に以下の2種類。

項目Retirement KITAS(E33F)Silver Hair Visa
(E33E)
年齢55歳以上60歳以上
預金数千ドル程度50,000ドル
約8,000,000円
月収3,000ドル
約480,000円
3,000ドル級
約480,000円
更新毎年5年
1ドル=160円で計算しています

Silver Hair Visaは、Retirement KITASの上位版のような制度で、条件もかなり厳しめです。

そのため、今回は従来型の「Retirement KITAS」を中心に調査しました

👉 「Retirement KITAS(定年退職者用一時滞在許可)」

対象は基本的に、

  • 55歳以上
  • 就労しない外国人

となっています。


■ 取得難易度(ここが一番重要)

結論から言うと、

「条件自体は比較的シンプルだが、エージェント依存が強く難易度は中程度」

という印象です。

主な条件

  • 年齢:55歳以上
  • 月収:3,000ドル(年金など)
    ※以前は1,500ドル基準の情報も多く見られましたが、近年は3,000ドル表記のエージェントが多いようです
  • 銀行残高証明:数千ドル(3,000ドル程度という表記も)
  • インドネシア国内での住居契約
  • インドネシア人の家政婦・ドライバーなどの雇用
  • 民間保険への加入

個人的には銀行残高と月収のバランスが取れていないような気がしますが・・・

難易度のポイント

ここがタイとかなり違います。

  • 個人申請は現実的にはかなり難しい
  • 多くのケースでエージェント経由が前提

つまり、
「条件クリア=取得できる」
というより、

「業者選びで結果が変わる」
タイプのビザという印象です。

インドネシアは「エージェント依存で、実際の運用が不透明」という独特の難しさがあるように感じました。

申請費用

  • ビザエージェントへの代行手数料
    約100,000~200,000円(日本語対応)
    ※公式ビザ・KITAS関連費用(約600万ルピア5~6万円前後)を含むケースが多いようです。
  • そのほか保険料など
    約150ドル前後(2~3万円)

また、

  • 1年後の更新時もエージェント経由が前提
  • 更新ごとに収入証明や保険証明などを再提出

となるケースが一般的なようです。


■ メリット

① 長期滞在が比較的安定

  • 1年ごと更新(最長5年)
  • その後は永住(KITAP)も視野

タイよりも、将来的な永住への道筋はやや見えやすい印象があります。


② 生活コストが安い

特に地方(バリ以外)はかなり安いようです。

  • 家賃:タイより安いケースも多い
  • 外食:かなり安い
  • 人件費:非常に安い

👉 「節約型リタイア」には向いているかもしれません。


③ バリ島という強力な選択肢

バリ島には、

  • 欧米リタイア層が多い
  • 外国人コミュニティが豊富
  • 英語が比較的通じる

という特徴があります。

東南アジアの中でも少し特殊な環境という印象です。


④ 気候が安定

  • 年中ほぼ夏
  • 台風なし

タイよりも気候ストレスは少なめかもしれません。


画像生成AI:ChatGPT(OpenAI)

■ デメリット(重要)

① 就労は禁止

  • 現地での就労は禁止
  • ブログ収入やオンライン収入の扱いは曖昧な部分もある

このあたりは少し注意が必要そうです。


② メイド・ドライバー雇用義務

これがかなりクセの強い条件です。

  • 実質「雇ったことにする」ケースも多い
  • ただし制度上は条件として存在

「形式的要件」に近い印象を受けました。


③ 医療レベルは地域差が大きい

  • ジャカルタ:問題なし
  • バリ:そこそこ
  • 地方:やや不安

タイ、特にバンコクと比較すると、医療面ではかなり差がありそうです。


④ 手続きがブラックボックス

  • ルール変更が多い
  • エージェント依存
  • 料金が不透明になりがち

「人によって難易度が変わる」最大の理由だと思います。


⑤ インフラの不安定さ

  • 渋滞(特にジャカルタ)
  • 停電(地域による)
  • ネット回線の差

このあたりも、タイよりは少し不安が残りそうです。

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ビザランについて

インドネシアでもビザランは可能です。代表的なのはVOA(Visa on Arrival)で、30日滞在+1回延長で最長60日(費用は約USD 35〜55)。また、C1(B211A)ビザでは最長180日滞在でき、総費用は約8万〜12万円程度です。実際にはシンガポールやクアラルンプールへ一度出国し、再入国する方法が利用されています。

ただし近年は、バリ島を中心に不法就労やデジタルノマド対策が強化されており、60日滞在を繰り返すようなケースでは入国審査が厳しくなることもあります。公式に回数制限はありませんが、審査官の裁量で拒否される可能性があるため、長期的にビザランを繰り返す方法は以前より不安定になっています。

■ 治安

結論としては、

👉 「東南アジア平均レベル。ただし場所による差が大きい」
という印象です。

比較イメージとしては、

  • タイ:比較的安全
  • インドネシア:普通〜やや注意

という感じでしょうか。

注意点としては、

  • スリ
  • 置き引き
  • バイクひったくり
  • 観光地での詐欺

など。

特にバリは観光地でもあるため、軽犯罪は比較的多いようです。


■ 生活のしやすさ

◎ 向いている人

  • 英語で生活できる
  • ローカル文化に適応できる
  • のんびり生活したい

△ 向かない人

  • 日本レベルのサービスを求める
  • 手続きの透明性を重視する
  • 医療環境を重視する

東南アジアに限らず、世界中どの国でも日本レベルのサービスは期待できません。対人サービスや衛生管理などを含め、日本のサービスは世界トップクラスだと思います。


■ 総合評価

Silver Hair Visaは5年間有効で、申請代行費用も30~35万円程度(代行業者依存なので目安です)と、毎年更新するより安価に見えます。

ただし、

  • 預金5万ドル(約800万円)
  • 月収3,000ドル級(約48万円)

など、かなり富裕層向けの制度という印象です。預金額は何とかなるとしても月収48万円は相当ハードルが高いですね。年金だけで到達する人は相当レアですし、何かしらの収入がないと厳しい数字です。

一方、Retirement KITASについても、最近は「月収3,000ドル(約48万円)」表記が増えており、富裕層寄りでハードルが高く感じました。

まだ先ですが、私達が65歳から年金受給を受けても月収48万円はとても無理です。前述しましたが過去には月収1,500ドル約24万円でクリアできた人もいたようですが現在では富裕層向けにシフトしている感があります。

実際にバリ島には何度か訪れていますし、とても魅力的な場所だとは思います。
ただ、

  • 条件の厳しさ
  • メイドやドライバーの雇用
  • エージェント依存

などを考えると、個人的にはインドネシア移住は今のところ無理です。将来年金を受給しても月収という条件がクリアできません端的に言えば自分が望んでもインドネシア移住は出来ないという事です。

ビザの取りやすさ、費用、インフラ、医療、治安などを総合的に考えると、現時点ではバンコクの方がかなり住みやすいように感じています。


注意事項
本記事の内容は、2026年5月時点で私個人が調べた情報をもとに作成しています。実際の体験談ではなく、あくまで情報収集ベースの内容ですので、参考情報としてご覧いただければ幸いです。また、インドネシアのビザ制度は変更される可能性があります。実際に申請を検討される場合は、必ず公式情報や代行業者などで最新情報をご確認ください。


追記:以下の国も調査して記事にしました。よろしければご覧ください。
マレーシアのMM2H
ベトナムの長期滞在ビザ
フィリピンのSRRV
タイのビザ関連は古い記事ですが以下のとおりです
最初の3か月間のビザ申請の「手続き編」
最初の3か月間のビザ申請の「申請編」

最後までご覧いただきありがとうございました。

本記事の内容が、少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。

タイ移住に関するブログを運営していますので、よろしければご覧ください。
シンヒロのブログ | ~リタイヤメントしてタイ移住をしています~

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