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【2026年版】ベトナム移住は可能?リタイアメントビザなしの現実を調査

他の国への移住について

タイのバンコクに移住して3年目の50代の夫婦です。現状のタイ移住に対して大きな不満はありませんが、他の国のリタイアメント移住も経験してみたいと思い、各国のビザ制度(働かないリタイア移住)を調べています。

今回はベトナム移住についてです。これまで旅行で4回訪問しています。東南アジア移住といえばタイやマレーシアが有名ですが、近年じわじわ注目されているのがベトナムです。物価の安さや日本人に合う食文化など、魅力は十分にあります。

マレーシアのMM2Hというビザについても調査しました。興味のある方はご覧ください。

【2026年最新版】マレーシアMM2Hは本当に緩和された?条件・費用・メリットを徹底調査
はじめに:タイ移住者がMM2Hを再検討した理由タイのバンコクにリタイアメント移住している50代夫婦です。現在はタイで生活していますが、将来的な選択肢として他国への移住にも関心を持っています。中でも、以前旅行で訪れたマレーシア(クアラルンプー…

ただし、今回の調査の結論から言うと、ベトナム移住は「簡単ではない」国です。
特に大きな壁になるのが「長期滞在ビザの問題」です。

この記事では、ベトナムのリタイアメント移住の現実をメリット・デメリット含めて、私なりの解釈と結論を述べていきます。

ベトナム移住を検討する中で、私自身がベトナムのビザについて情報収集を行いました。本記事では、その内容をまとめています。
できる限り正確な情報を心がけていますが、誤りが含まれている可能性もあります。あくまで個人の調査に基づく内容として、ご参考程度にご覧ください。

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ベトナム移住の結論:長期安定移住は正直難しい

まず最初に結論です。
ベトナムは「住みやすい」が「長期的に安定して住むのは難しい」国です
理由はシンプルで、
リタイアメントビザが存在しないためです

そのため、長期滞在するには
観光ビザ(e-Visa)+出入国対応
・投資ビザ(または法人設立・就労系)

など、制度的にやや無理がある、もしくはハードルの高い方法を取る必要があります。

画像生成AI:ChatGPT(OpenAI)

ビザの現状(観光・投資)

■ 観光ビザ(e-Visa:最大90日)

ベトナムはe-Visa申請で最大90日間(シングル/マルチ)の滞在が可能です。
問題はここからで、 当然、観光ビザが切れる前に出国が必要(ビザラン) となります。
つまり、
90日滞在 → 一度出国(例:タイなど)→ 再入国
という流れになります。

※補足(重要)
以前は「ビザラン」が比較的緩かった時期もありますが、現在は運用が厳格化する傾向があり、
👉 同じパターンの短期出入国を繰り返すと入国審査で不利になる可能性があります

ビザ免除45日とe-Visa90日は連続利用不可で、免除終了後は一度出国してからe-Visaで再入国する必要があります。


■ 投資ビザ(現実的ハードルは高い)

もう一つの方法が投資家ビザです。

ビザ種類必要投資額有効期間
DT11,000億VND以上
(約6億円以上)
法律上は最長10年
実務上は5年が多い
DT2500億〜1,000億VND
(約3億円〜)
最長5年
DT330億〜500億VND
(約1,800万円〜)
最長3年
DT430億VND未満
(約1,800万円未満)
最長12か月

※1VND=0.006円で計算しています

一見するとDT4であれば退職金を充てるなどすれば不可能ではなさそうに見えますが、ここに大きな注意点があります。

単なる資金投入だけでは難しく、「実態のある事業関与」が前提になるケースが一般的です。

つまり、

・法人設立
・現地パートナー
・事業運営

など、実務上は上記の要素がセットで求められることが多いです。

“リタイア目的の形式的な投資”での取得はハードルが高いのが実情です。

結論として、

「ベトナムの投資ビザでリタイア生活を送る人も一定数は存在すると思われますが、その多くは現地ビジネスに関与している、もしくは人脈・資本力があるケースに限られると考えられます。一般的なリタイア移住者にとっては、現実的な選択肢とは言い難いと思います。」


ビザランの現実(リスクと手間)

前述しましたが、観光ビザでの長期滞在を考えると避けて通れないのが出入国の繰り返し(ビザラン)です。

これは正直に言うと、あまりおすすめできません。

出入国の手間もありますが大きな理由は
・入国審査リスク(拒否・滞在短縮など)

があります。

特に近年は各国とも入国管理が厳しくなる傾向があり、

「いつまで続けられるかわからない生活」になりやすい点が最大のデメリットです。


ベトナムの生活費(タイとの比較)

先にリタイアメントの移住の厳しさを伝えておいて何ですが、ベトナムに魅力があることは確かです。

生活費はタイよりも安い傾向があります。

あくまでも私調べですが

・家賃:タイより安め(特に地方都市)
・食費:かなり安い
・外食:ローカルは非常に安価

特にローカル食堂を使えば、かなりコストを抑えた生活が可能です。


食・住環境の魅力(日本人に合いやすい)

ベトナムの強みはここです。

・味付けが比較的あっさり
・野菜が豊富
・日本人の口に合いやすい

いわゆる「東南アジア特有のクセ」が比較的少なく、

👉 長期滞在でも食のストレスを感じにくい国です。


気候(地域差あり・北部は四季)

ベトナムは南北に長いため地域差があります。

・南部(ホーチミン):一年中暑い
・北部(ハノイ):四季あり(冬は涼しい〜寒い)

タイも南と北で違いますが、

👉 「気候の変化がやや大きい」というのが実際の印象です。

ただし湿度は高く、暑さ対策は必須です。

気候で括ってはいけないと思いますが、一点だけ。
ベトナムは大気汚染が結構深刻で、特にハノイなど北部では慢性的に空気の悪い日が多い傾向があります。一方、バンコクはハノイほどではありませんが1月と2月は深刻です。タイ北部のチェンマイなどでは2〜4月にかけて大気汚染が急激に悪化する時期があります。その代わりと言っては何ですが両国とも花粉症はありません。

治安(比較的良好だが軽犯罪あり)

ベトナムは東南アジアの中では比較的治安が良い国とされています。

・凶悪犯罪は少なめ
・夜間外出も比較的可能

ただし、

・スリ
・ひったくり

などの軽犯罪はあるため、最低限の注意は必要です。


親日国家という安心感

ベトナムは親日的な国としても知られています。

・日本製品への信頼が高い
・日本人に対して比較的フレンドリー

この点は移住検討者にとって安心材料の一つです。

画像生成AI:ChatGPT(OpenAI)

補足:医療と言語の現実

もう一つ重要なポイントです。

・英語は都市部・観光地ではある程度通じる
・ローカルではベトナム語中心

また医療については、

👉 都市部には私立の国際病院もあるものの、全体としてはタイ(特にバンコク)より水準は劣ると感じる人が多いようです。

この点は中高年の移住では特に重要な判断材料になります。


向いている人/向かない人

■ 向いている人

・ノマド・リモートワーカー
・短〜中期滞在を楽しみたい人
・ビザ問題を割り切れる人

■ 向かない人

・完全リタイアで長期安定したい人
・ビザの不安を抱えたくない人
・制度の安定を重視する人


タイのリタイアメントビザ vs ベトナムのビザ

私たち夫婦は現在、タイのリタイアメントビザを取得していますが、ベトナムのビザ制度と比較すると、その違いは「費用」ではなく制度の安定性と明確さにあります。

ベトナムの場合、前述のとおりリタイアメントビザ自体が存在しないため、同じ土俵での比較がそもそも難しいのが実情です。
リタイア目的で考えるのであれば、制度として成立しているかどうかという点で、タイには大きな優位性があります。


■タイのリタイアメントビザ

対象:50歳以上
条件:タイの銀行口座に80万バーツ(約400万円)の預金、または一定の収入証明
費用:公式手数料は安価で、代行業者に依頼した場合でも1人あたり約70,000円程度(2023年当時)でした。現在は多少値上がりしている可能性があります。
※近年は銀行口座の開設が難しくなっているため、初回は代行業者の利用をおすすめします。

👉 制度として確立されており、毎年更新しながら長期滞在が可能

タイのビザについて古い記事になりますが、ご興味があれば以下からどうぞ
最初の3か月間のビザ申請の「手続き編」
最初の3か月間のビザ申請の「申請編」


■ベトナムのビザ(リタイア目的の場合)

ベトナムにはリタイアメントビザが存在しないため、長期滞在するには以下のような方法に頼ることになります。

・観光ビザ(e-Visa:最大90日)+出国対応
・投資ビザ(法人設立・事業関与が前提)

ただし、

👉 観光ビザは延長が前提ではなく、出入国の繰り返しが必要
👉 投資ビザは実質的にビジネス関与が求められるケースが多い

といった特徴があり、

リタイア目的で安定して滞在する仕組みが制度として整っていません


結論:方向性そのものが違う

タイは「リタイア移住を受け入れる制度が整っている国」
ベトナムは「生活は魅力的だが、制度が追いついていない国」

というのが実際の印象です。

👉 長期的に安定して住めるかどうかという視点では、タイの優位性は非常に大きいと言えます。

以上の点を踏まえると、

👉 ベトナムは「短期〜中期滞在には非常に魅力的」だが
👉 「リタイア移住としてはハードルが高い国」

というのが、現時点での私なりの結論です。

資金のある方は違う考えになると思いますが、なるべく安い費用で魅力的な国に移住したいと考えている私達にはベトナムは厳しいというのが現実でした

注意事項
本記事の内容は、2026年5月時点で私個人が調べた情報をもとに作成しています。体験談ではないため、あくまで参考情報としてご覧いただければ幸いです。
また、ビザ制度は変更される可能性があります。実際に申請を検討される場合は、必ず公式情報や代行業者にて最新情報をご確認ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

タイ移住の様子をブログにしています。よろしければご覧ください。
シンヒロのブログ | ~リタイヤメントしてタイ移住をしています~

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