タイのバンコクに移住した50代の夫婦です。Netflixで話題の5つの作品を視聴して、自分勝手に評価してみました。
WBC視聴をきっかけにNetflixを契約|VPNで日本版を視聴
WBCの日本戦が観たくて日本のNetflixと契約しました。
Netflixは、契約した国ではなく「視聴している場所」によって配信内容が変わる仕組みになっています。つまり、日本で契約したアカウントでも、タイにいればタイ版、アメリカにいればアメリカ版のNetflixが表示されます。
これは視聴時のIPアドレス(接続しているサーバーの場所)によって自動的に判別されるためです。
そこで私は、事前にVPNサービスであるNordVPNと契約し、日本のサーバー経由で接続することで、日本版Netflixを視聴しました。
この事に関しては詳細を別記事していますので、興味のある方はこちらをご覧ください。
個人的な映画・ドラマの好み(参考)
1か月間Netflixを視聴し、いくつかの作品を観ました。まずは参考までに、私の好みを簡単に紹介します。
私の好きな監督や作品に共感いただける方であれば、本記事のレビューも参考になるかもしれません。なお、60歳近い爺さんの感想ですので、その点をご承知のうえご覧ください。
好きな映画監督・作品
クリストファー・ノーラン監督
- インセプション
- ダークナイトシリーズ
※なお、同監督の
・TENET テネット
・インターステラー
は正直理解が難しかったです。
デイミアン・チャゼル監督
- セッション
- ラ・ラ・ランド
(ミュージカル映画は普段観ませんが、これは面白かったです)
好きな昔の映画
- ワイルドギース
- 切腹
好きなドラマシリーズ
- 24 -TWENTY FOUR-
- SUITS/スーツ
Netflixで視聴した作品一覧
今回視聴した作品は以下の5作品です。
- 「地面師たち」
- 「サンクチュアリ -聖域-」
- 「イクサガミ」
- 「クイーンズ・ギャンビット」
- 「三体」
それぞれ、あらすじ(Netflix公式ベース)と感想をまとめます。
■ 地面師たち|スリルはあるが爽快感ゼロの知能戦
総合評価:★★★★☆(4.0)
おすすめ度:★★★☆☆(3.0)
👉 面白いが人を選ぶ
不動産詐欺を専門とする“地面師”グループが、大型案件を巡り巧妙な罠を仕掛ける。だまし合いと裏切りが交錯する中、巨額の利益を狙う危険な頭脳戦が展開される。
主な出演者
- 綾野剛
- 豊川悦司
- 北村一輝
- 小池栄子
監督・制作
- 監督:大根仁
- 制作:Netflix
2024年Netflix日本ドラマ/全7話(各話約1時間)
感想
スリルがあり「次が観たい」と思わせる力は非常に強く、1〜4話、5〜7話と2日間で一気に視聴しました。
ただし、万人におすすめできる作品ではありません。
暴力的・グロテスクな描写もあり、気分が悪くなる人もいると思います。
また、「ドキドキ」はありますが「ワクワク」はありません。
人を騙して金を得るというテーマのため、人間の負の側面ばかりが描かれ、爽快感はほぼゼロです。
個人的には好みではありませんでしたが、それでも見続けてしまう完成度の高さは見事です。
「面白いが人は選ぶ作品」という印象でした。
■ サンクチュアリ -聖域-|不快さと中毒性が共存する異色の相撲ドラマ
総合評価:★★★★☆(4.0)
おすすめ度:★★★☆☆(3.0)
👉 不快さはあるが中毒性あり
荒んだ生活を送る青年が大金目当てで大相撲の世界へ。過酷な稽古と人間関係に翻弄されながらも、次第に土俵の魅力と誇りに目覚めていく成長物語。
主な出演者
- 一ノ瀬ワタル
- 染谷将太
- 忽那汐里
- きたろう
監督・制作
- 監督:江口カン
- 制作:Netflix
2023年Netflix日本ドラマ/全8話(各話約1時間)
感想
内容は全く違いますが、「地面師たち」と同様にクセのある作品です。
主人公は協調性がなく感情的で、見ていて不快になる場面も多くあります。
しかし、不思議と「次が観たい」という気持ちが続き、こちらも2日で一気見してしまいました。
絶賛するほどではないがやめられない、という点で非常に中毒性があります。
評価は人によって大きく分かれるタイプの作品だと思います。
■ イクサガミ|未完結だがポテンシャルは高い時代アクション
総合評価:★★★☆☆(3.0)
おすすめ度:★★★☆☆(3.0)
👉 未完結で評価保留気味
明治初期、巨額の賞金を懸けた戦いに招かれた元武士たちが、生き残りを賭けて戦う物語。
主な出演者
- 岡田准一
- 藤﨑ゆみあ
- 清原果耶
- 山田孝之
監督・制作
- 監督:藤井道人
- 制作:Netflix
2025年Netflix日本ドラマ/全6話(各話約1時間)/原作:今村翔吾『イクサガミ』シリーズ(講談社文庫刊)
感想
本作は約1時間×6話構成ですが、シーズン1では完結しません。
「蠱毒(こどく)」という生き残りゲームを軸に、
家族のために戦わざるを得ない主人公の葛藤が描かれます。
設定・キャストともに魅力的で見応えはありましたが、
途中で終わるため消化不良感が残りました。
■ クイーンズ・ギャンビット|完成度の高い王道サクセスストーリー
総合評価:★★★★☆(4.0)
おすすめ度:★★★★☆(4.0)
👉 完成度高く万人向け
孤児院でチェスと出会った少女が天才的才能を開花させ、世界の頂点を目指す。栄光の裏で依存症や孤独と戦いながら成長していく姿を描く。
主な出演者
- アニャ・テイラー=ジョイ
- トーマス・ブロディ=サングスター
- ハリー・メリング
- モーゼス・イングラム
監督・制作
- 監督:スコット・フランク
- 制作:Netflix
2020年/全7話(各話約1時間)/エミー賞受賞作品
感想
チェスの才能と同時に、薬物依存や孤独と戦う姿が丁寧に描かれています。
成功の裏にある苦悩や欲望もリアルで見応えがありますが、
最終的には友情や再生も描かれ、気持ちの良いエンディングでした。
やはり私はハッピーエンドの作品が好みだと再認識しました。
■ 三体|壮大なスケールと人間ドラマ、続きが気になるSF作品
総合評価:★★★★☆(4.0)
おすすめ度:★★★☆☆(3.0)
👉 面白いが絶賛までは
不可解な科学者の死と謎の現象を追う中、人類は異星文明の存在に直面する。文明存亡を賭けた壮大なSFミステリー。
主な出演者
- ジェス・ホン
- ベネディクト・ウォン
- ジョン・ブラッドリー
- リアム・カニンガム
製作総指揮
- デイヴィッド・ベニオフ
- D・B・ワイス
2024年Netflix/全8話(各話約1時間)/原作:劉慈欣
感想
約1時間のエピソードが全8話で構成されていますが、本作もシーズン内では完結しません。すでにシーズン3で完結予定と発表されており、まさに「これから」というところで終わってしまうため、やや消化不良感は残ります。ただ、その分続きへの期待は大きく、今後の展開が非常に気になる終わり方でした。
原作は難解なことで知られていますが、Netflix版は比較的わかりやすく構成されており、SFにあまり馴染みがない方でも十分楽しめる内容になっていると感じました。確かにこれまで観た作品の中では最も現実離れした設定ではありますが、単なるSFにとどまらず、「はるか未来の地球を救う」という壮大なテーマの中で葛藤する人々の姿が丁寧に描かれており、引き込まれる面白さがありました。
Netflix全体の感想|「面白いけど突き抜けた作品は少ない」
もともとはWBC観戦目的で契約したNetflixですが、せっかくなので話題作を5本視聴しました。
率直な感想としては、
「面白い作品は多いが、圧倒的に心に残る作品は少ない」という印象です。
過去に観た個人的に好きな
24 -TWENTY FOUR-
や
SUITS/スーツ
に匹敵するレベルの作品には、今回は出会えませんでした。
韓流ドラマは別格?妻の評価が興味深い
ちなみに妻は韓流ドラマが好きで、
- 愛の不時着
- 梨泰院クラス
などを視聴していました。
特に「梨泰院クラス」はかなり高評価で、
私も横で少し観たりしましたが確かに引き込まれる力を感じました。
ただ、70~100分のドラマが16話あるので見終わるまで時間がかかります。でも、面白いので時間の無駄にはならなかったらしいです。
総括
Netflixは「合う作品に出会えるか」がすべて
今回改めて感じたのは、Netflixは作品数が非常に多いため、
「自分に合う作品に出会えるかどうか」
が満足度を大きく左右するということです。
正直に言えば、今回の5作品はどれも一定以上のクオリティはありましたが、「人生で忘れられない一本」と言えるほどではありませんでした。
作品自体の評価は高いですが、絶賛できるか(好きかどうか)というとそうではありませんでした。これは、どの作品にも言えることで結果的に評価が似通ってしまいました。
ただしこれは裏を返せば、
まだまだ自分に合う作品に出会えていないだけとも言えます。
実際、「地面師たち」や「サンクチュアリ」のように
好みではないのに最後まで観てしまう作品もあり、
Netflixの制作力の高さは十分に感じました。
作品としての「凄さ」と「心地良い」の違い
今回の視聴を通して一番印象に残ったのは、
「面白さ」と「気持ちよさ」は必ずしも一致しないという点です。
例えば「地面師たち」や「サンクチュアリ」は、
観ていて決して気分が良い作品ではありません。
それでも続きが気になり、最後まで観てしまう力があり凄い作品だと思います。
一方で「クイーンズ・ギャンビット」は、
観終わったあとに前向きな気持ちになれる心地よい作品でした。
この違いは、今後作品を選ぶ上での一つの指標になりそうです。
「スリル重視か」「後味重視か」
自分がどちらを求めているのかを意識することで、
Netflixの楽しみ方も変わってくると感じました。
今回は1か月という短い期間での視聴でしたが、
改めて作品選びの奥深さを実感する機会となりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
私たちの本道であるタイ移住の様子をブログにしています。よろしければご覧ください。https://shinhiroblog.com


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