タイ在住でも、VPNを利用すれば日本のNetflixを視聴でき、2026年WBCの日本戦も問題なく観戦できました。
ただし、この方法はNetflixが推奨しているものではなく、注意点もあります。
この記事では、実際に契約して分かったリアルな体験と費用、そして注意点をまとめます。
ピースボート地球一周の船旅■タイ在住3年目、WBCをどうしても観たかった
タイのバンコクに移住して3年目の50代夫婦でタイ語も英語もできません。
私たちはテレビでスポーツ観戦をするのが好きで、オリンピックやサッカー、MLBなどをよく観ています。
しかし、2026年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)は地上波での放送がなく、Netflixでの配信となりました。
どうしても観たい私たちはNetflixと契約しました。
■海外ではNetflixの内容が変わる仕組み
Netflixは、国ごとの契約や権利関係により、視聴できるコンテンツが異なります。
そのため、日本で契約したアカウントであっても、タイでログインするとタイ版のNetflixのラインナップになります。
例えばタイのNetflixでは、日本にはない独自のドラマや作品も視聴可能です。
また、日本のアニメや映画、ドラマも人気があります。ただし、タイ向けに配信されているため、日本作品がタイ語吹き替えのみの場合、内容が理解できないこともあります。
そして今回のWBCについても、タイでは野球人気が高くないことから、日本戦が配信されることはなく、通常の方法では視聴できませんでした。
■VPNを使えば日本のNetflixが視聴できる
そこで調べたところ、「VPNを利用すれば日本のNetflixが視聴できる」という情報を見つけました。
VPNとは、本来はインターネット通信を安全にするための技術ですが、接続先のサーバーを日本に設定することで、日本からアクセスしている状態を作ることができます。
つまり、日本のサーバーを選択すれば日本のNetflix、アメリカのサーバーを選べばアメリカのNetflixが視聴可能になります。
無料VPNもありますが
・接続が不安定
・セキュリティ面に不安
といった理由から、今回は大手のNordVPNを利用しました。
■NetflixとVPNの関係
ここは非常に重要なポイントです。
Netflixは公式にVPN経由での視聴を推奨していません。
また、VPN利用時は以下の制限があると明記されています。
- 広告付きプランではVPN視聴不可
- 一部コンテンツのみ視聴可能(Netflixが全世界配信権を持つ作品)
例として
・「イカゲーム」
・「ストレンジャー・シングス 未知の世界」
などが該当します。
👉 参考:Netflixヘルプセンター
VPN経由で映画やドラマを視聴する | Netflixヘルプセンター
ただし今回の2026年WBCについては、実際にはVPN経由でも問題なく視聴できましたし、日本で話題の作品なども問題なく視聴できました。
■実際にかかった費用
今回契約した会社の料金形態は以下の通りです。
Netflix
- 広告付きスタンダード:890円/月
- スタンダード:1,590円/月
- プレミアム:2,290円/月
※Netflixは年額割引はなく月額のみです。
NordVPN
- ベーシック:฿420(約2,100円)/月
- プラス:฿490(約2,500円)/月
- アルティメット:฿600(約3,000円)/月
- プライム:฿810(約4,500円)/月
※長期契約の場合
・1年:約65%割引
・2年:約75%割引
と大幅に安くなります。
■実際の契約内容と支払い
私たちは以下を選択しました。
- Netflix:スタンダード(1,590円/月)
- NordVPN:プラス(約2,500円/月)
Netflixは無料体験がないため、そのまま1か月分を支払い。
一方、NordVPNには「30日間返金保証」があるため、一度支払った後に返金申請を行いました。
結果として、
👉 実質的な負担はNetflixの1,590円のみ
となり、1か月後に両方とも解約しました(NordVPNは返金手続きをしてすぐに返金がありました)。

■視聴品質と実際の使用感
ネット上では
- 途中で切れることがある
- 接続が不安定になる
といった情報もありました。
実際に使用してみたところ、
- 画質が一時的に落ちる
- 映像が止まることがある
ことがありました。
一時的に再生できなくなる場面はありましたが、時間をおいたり接続環境が変わることで再び視聴できるようになりました。
でも、この状態はWBC視聴の時のみで、ほかのドラマなどの時はこの症状はありませんでした。多分、人気のコンテンツで視聴が集中したりすると「画質が落ちる」「一時停止する」という状況になるのかなと思います。
アクセスブロック
また、VPNを使用してNetflixを視聴する場合、アクセスがブロックされるケースもあります。
その際には
「VPNまたはプロキシを使用しているようです。それらをオフにしてもう一度お試しください」
といったエラーメッセージが表示されます。
さらにNetflixでは、VPN経由のアクセスと判断された場合、配信地域の制限がない作品(いわゆる全世界配信権を持つ作品)のみが表示される仕様となっています。
そのため「昨日まで観れていた作品が表示されない」といったケースも起こります。
このようなエラーや視聴制限が発生した場合は、VPNの接続サーバーを変更することで改善するケースが多いです。
実際に私たちの場合、1か月の視聴期間中に一度だけこのメッセージが表示されました。
その時は夜も遅かったためそのまま就寝しましたが、翌朝には問題なく視聴できるようになっていました。
おそらく自動的に接続サーバーが切り替わったためだと思われますが、手動でサーバーを変更することも可能です。
VPNの利用自体は違法ではありませんので安心して利用できますが、Netflixの仕様上、視聴制限がかかる場合があるということです。
VPN契約終了時の注意点(通信が遮断されるケース)
今回、NordVPNの契約終了後に思わぬトラブルがありました。折角なのでスマホやノートPCにもVPNを入れていましたが、契約が終了すると
スマホでは5G表示が出ているにもかかわらず通信ができず、ノートPCもWi-Fiに接続できない状態になりました。
原因を調べたところ、NordVPNのアプリを削除することで正常に通信できるようになりました。
調べたところVPNの「キルスイッチ機能」やネットワーク設定が影響し、VPN接続ができない状態では通信自体がブロックされていたものと思われます。
このように、VPNを利用したあとは設定や状態によってはインターネットに接続できなくなるケースがあります。
VPNを解約・停止した後に通信不具合が出た場合は、アプリの削除を行うことで私の場合は改善しました。
すべての環境で発生するわけではないようですが、同様の症状が出る場合があるようです。
■まとめ:海外からNetflixを見る際のポイント
今回の体験をまとめると以下の通りです。
① 日本のアカウントでも海外では現地版Netflixになる
② VPNを使えば日本版の視聴は可能
③ ただしNetflixはVPN視聴を推奨していない
④ 無料VPNは非推奨(不安定・安全性の問題)
⑤ 通信状況により画質低下や遅延はあり得る
最後に
私はITに詳しいわけではないため、契約方法や設定については詳しく解説できません。
ただ、ネット上には分かりやすく解説しているサイトも多いので、導入を検討される方はそちらをご参考ください。
この記事が、海外在住でNetflix視聴を検討されている方の参考になれば幸いです。
タイ移住の様子をブログにしています。ご興味がある方は以下からどうぞ


コメント