50代夫婦(子供はいません)が、タイのバンコクに移住して3ヶ月以上経ちました。折角タイにいるのだから、タイのカウントダウンを経験しようということになりました。現地に行くのはいいとしても、電車で帰ってくるのが大変だろう(車はありません)ということで、イベント会場近くのホテルに宿泊することにしました。
※私達のメインワークであるタイ移住に関するブログです。よろしければ以下からどうぞ。
第一候補 アイコンサイアム
一番派手だと言われる「アイコンサイアム」に行って見ようと検討を始めました。そこで、以前宿泊した「ロイヤル オーキッド シェラトン」というホテルに宿泊しようという話になりました。このホテルは、「アイコンサイアム」の向かい側で、目の前がチャオプラヤー川という絶好のロケーションです。
早速、予約
撃沈です。10月の時点では12/31に全く空きがありませんでした(当たり前と言えば当たり前ですが・・・)。
ウォルドーフ・アストリア・バンコク
妻がいろいろ探して、見つけた場所がヒルトン系の最上級「ウォルドーフ・アストリア・バンコク(Waldorf Astoria Bangkok)」という5つ星ホテルです。あの「コンラッド」よりも上らしいです。
日本未上陸のホテルですが、2025年に大阪(梅田の再開発エリア)、2026年に東京(日本橋)で開業を予定しているとのことです。
15階と16階の中間階(UL階)がチェックインロビーで、6階から15階までが客室です。17階から54階はレジデンスになっており、55階はステーキハウス、56、57階はバーになっています。
バンコク最大級のショッピングモール「セントラルワールド」のすぐ近くで、ここも「アイコンサイアム」ほどではありませんが、結構派手目なカウントダウンとのことで、この周辺に宿泊して、年越しをすることに決めました。毎度、結論を先に言ってしまいますが、素晴らしいホテルでした。決して安くはありませんが、お薦めできるホテルです。
バンコクは高級ホテルが、とてもリーズナブルに宿泊できる場所だと感じます。何か所か泊まりましたが、コストパフォーマンスは相当高いと思います。
ヒルトンのホームページから予約
ヒルトンバケーションクラブのポイントを、ヒルトンHオナーズに移行したポイントがあったので、それを使用することにしました。12/31の宿泊でも特別大きなポイントが必要ではなく、普通と変わらないポイントであったことも、ここに決めた理由の一つです。
宿泊するためのポイントは80,000でした(予約したのは11月下旬です)。これがお得なのかどうかはわかりません(この辺は妻の範疇でして・・・すみません)。ちなみに、ヒルトンのHPから1月2日の同じグレード(キングデラックスルーム)の部屋の宿泊費を調べてみたら、一泊11,960バーツ(約48,000円)でした。
ウォルドーフ・アストリア・バンコク(Waldorf Astoria Bangkok)
▶2018年8月開業
▶公式HP:Waldorf Astoria Bangkok (hilton.com)
▶場所:ウォルドーフ アストリア バンコク – Google マップ
▶最寄駅:BTSシーロムライン「ラチャダムリ駅」から3分ほど
BTSスクンビットライン「チットロム駅」から5分ほど
▶チェックイン15時、チェックアウト12時
▶コンセントは日本製でも使用できます(場所によっては差し込みづらいです)が、電圧が違います(220V)。ノートPCなどは100V~240V対応が多いので大丈夫ですが、日本用100Vの製品は変圧器が必要ですのでご注意ください。
チェックイン
UL階(15階と16階の中間階)のチェックインロビーへ。一様、事前に「可能であれば13時頃にチェックイン出来たらいいな」とリクエストしておきましたが、駄目でした。「15時になります」と言われました。
チェックアウトも「レイトチェックは可能ですか」と聞いてみました。すると「13時までご利用いただいて結構です」とのこと。まあ、1時間延長だけでもありがたいことです。
ルームツアー
落ち着きがあって、良い部屋でした。高級感があり、ヒルトン系最上級ホテルというのも納得です。年齢が高ければ高いほど評価の高くなるデザインなのかなと感じました。
アメニティはAesop(イソップ)
「Aesop(イソップ)」のアメニティは初めて見ました。香りとかが好きで、ショップに行ったことが何回かありましたが、とても高くて手の出ないブランドでしたので、一気にテンションアップです。
ターンダウン
高級ホテルにある「ターンダウン」もありました。室内を片付けてくれて、ベッドも寝る準備がされていました。
シャワーの排水が・・・
ただ、一点気になったことが・・・。シャワーを浴びていると足元に水が溜まってきました。排水口が詰まっているのかと思いましたが違いました。傾斜が排水と逆方向についているため、水が溜まってしまっていました。でも、タイではこういうことは本当に頻繁にあります。日本の高級ホテルではないと思いますが、タイでは日常茶飯事です。タイ人は、あまり気にしないのです。まあ、著しく悪い影響を与えるものではないので、本当に細かいことです。
ホテル内探検
ルーフトップバー
最上階の57階に「ザ・シャンパンバー」というルールトップバーがあるようなので「見せて」と言うと「今日は予約している人だけ」と言われました。「でも、その下の「ザ・ロフト」というカクテルバーなら見てもいいよ」と言ってくれたので、見に行きましたが、ここが渋くて良かった。
飲食施設
・フロントルーム(1階、タイ&新北欧料理)
・ザ・ブラッセリー(UL階、フランス風軽食レストラン)→朝食会場
・ピーコック・アレー(UL階、カフェ)
・ブル&ベアー(55階、ステーキハウス)
・ザ・ロフト(56階、カクテルバー)
・ザ・シャンパンバー(57階、ルールトップバー)
※UL階:15階と16階の中間階でチェックインロビーがあるフロア
プール
洗練されたかっこいいプール。夕方に行きましたが結構混んでいました。私達は痛恨の水着忘れという重罪を犯したためプールには入れませんでした。
ジム&シャワールーム
シャワールームには、ドライサウナとスチームサウナがありました。サウナ大好きなので利用しました。綺麗で誰もいなくて気持ち良かったです(プールは混んでいましたが)。ただ、残念だったのは水風呂が無かったことです。他の施設でもそうですが、タイではサウナはあっても水風呂が無いというところは多いので仕方がないところです。水シャワーで代用しました。
そのほか
アフタヌーンティーセット(2人分)お茶またはコーヒー込みで 2,500バーツ(約10,000円)が人気のようですが、今回は体験しませんでした。
朝食はごめんなさい
普段であれば、朝食のビュッフェを紹介するのですが、今回は朝食が別で1,500バーツ(約6,000円)、ちなみに「ニューイヤーズデー ブランチ」というものもあるらしく、2,000バーツ(約8,000円)とのこと。妻と二人なので、安い方でも12,000円、ブランチだと16,000円。お金持ちであれば、気にしないのでしょうが、私達は「もったいない」と思い、朝食はお願いしませんでした。きっと、美味しかったんだろうな・・・。そんな訳でリポート出来ません。ごめんなさい。
ホテル周辺
周りは高級ホテルがいっぱい
隣は「グランドハイアット」、反対側の隣は建設中の建物を挟んで「アナンタラ」「セントレジス」。みんな5つ星です。
セントラルワールド
徒歩5分ほどの場所にバンコク最大級のショッピングモール「セントラルワールド」があります。カウントダウンイベントでは、このモールの前に特設ステージが出来て、コンサートが開催されます。大晦日の午前0時には花火も上がります。
結論
素晴らしいホテルだと思いました。従業員の方々の対応も文句なしですし、何と言っても施設に高級感と重厚感があって気に入りました。もしかしたら、若い人は落ち着き過ぎていると思うかもしれませんが、私達にはドンピシャでした。宿泊費は決して安くはありませんが、コストパフォーマンスは良く、機会があったら、また宿泊したいと思うホテルでした。
カウントダウンイベント
バンコク最大級のショッピングモール「セントラルワールド」での「centralworld Bangkok Countdown 2024(セントラル・ワールド・バンコク・カウントダウン2024)」に出かけます。
セントラルワールド(central world)
▶公式HP:centralwOrld
▶場所:セントラル ワールド – Google マップ
▶最寄駅:BTSスクンビットライン「チットロム駅」
18時と22時に下見に
花火をクリアに見るために、「セントラルワールド」の脇にあるBTSスクンビットラインの高架は越えたいところです。18時に最初の下見に行ったときは、特設ステージ周辺は大混雑(コンサートのリハーサルはもう始まっていました)でしたが、それ以外は問題ありませんでした。このコンサートを会場内で見るためには結構厳しいセキュリティチェックがありました。警官がチェックしており、セキュリティゲート通過前にパスポートもしくは市民IDが必要になります。私達はコンサートに興味がありませんでしたが、会場外からこれを見ようと人が立ち止まってしまうので、周辺は動けないほどの混雑です。
次に、22時に下見に行ったときは、人が多くはなっていました。18時からの人の増え具合などを考慮し、23時から場所取りに向おうと計画しました。
でも、ホテルに戻ったら・・・。二人ともウトウトしてしまい、寝てしまいました。起きると23時半。急いで準備して現場に向かいまいたが、時すでに遅し。人が一杯で、BTSの高架をくぐることが出来ませんでした。
それでも、何とか高架のすぐ近くまでは行けたので、そこから花火観覧です。
360°人だらけの中、20分ほど待ちました。息が詰まりそうでしたが、ちょっとずつ慣れては来ました。でも、あまりの人の多さにストレスもあり、来年もここにくるかというと「う~ん」というところです。
花火鑑賞
午前0時ちょうどに始まった花火は約8分間でした。高架がほんのちょっと邪魔で大きい花火は、上の部分が切れてしまいましたが、綺麗に見えました。最初はクリアでしたが、風向きの関係で後半は煙で曇ってきてしまいちょっと残念でしたが、近くで迫力もあり花火自体は、まあ満足でした。
帰路は超楽
花火が終わると一斉に人が動き始めました。この人達のほとんどが、駅に向かっていきました。バスやタクシーを利用する人もいますが、全体からすれば少ないと思います。私達は、徒歩5分のホテルに宿泊なので、超楽でした。あの大群衆のほとんどが、駅で電車を待つと思いますが、想像しただけで眩暈がします。私達は部屋に戻り、シャワーを浴びて風呂に浸かって寝るだけです。極楽です。これだけでも宿泊した甲斐があると思えるほどでした。
結論
カウントダウンのイベント自体に、次回も来たいかと聞かれたら首を縦に振るのは難しいかなというところです。
・花火が近くて大迫力
・みんなで新年を祝いましょうという高揚感とかがある
・人が多すぎて、かなりのストレス
・良い場所を確保するためには、数時間前から待つ必要がある
・会場までの往復が想像を絶するほどの混雑
今回はタイに移住して始めてのカウントダウンでしたので、奮発してホテルをとりましたが、毎回こうもいかず、電車での移動を考えると、ちょっと厳しいというか、多分行きません。
カウントダウンに関して、何かもっと良い場所や方法が無いか、今後も検討していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ピースボート地球一周の船旅
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