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初めてのタイ(バンコク)旅行|知っておきたい注意点

タイでの生活

タイのバンコクに移住して1年が経過した50代の夫婦です。まだまだ短い経験則で恐縮ですが、タイ旅行に来られる方々に、私達がこの1年で経験したタイ(バンコク)での注意点をお知らせしたいと思います。

基本的な事柄

文化やマナー

王室への敬意:タイでは王室が非常に尊敬されています。侮辱するような発言や行動は厳に慎みましょう。

寺院でのマナー:寺院では露出の少ない服装(肩や膝を隠す)が求められます。サンダルがNGの場所も多いです。

頭に触れない:タイでは頭は神聖な部分とされており、人の頭に触るのは失礼になります。子供の頭も同様です。

健康と安全

食事:屋台料理は美味しいですが、衛生面が気になる場合は避けましょう。有名ショッピングモールのフードコートは比較的安全です。個人的には屋台などでもお腹を壊したことはありません。

飲料水:水道水は飲用に適していません(飲んではいけません)。ボトルウォーターを飲みましょう(500mlで10~20バーツ約45~90円くらいです)。

トイレ
トイレットペーパーを流せない所もあります→横にあるごみ箱へ
トイレットペーパーが無いところもあります→ポケットティッシュを持参しておく
有料のトイレがあります→5バーツ約22円程度です
ショッピングモールや高級ホテルのトイレは無料で安心です

病院事情:バンコクにある日本語通訳が常駐しているような病院は、日本の医療水準と比べても遜色ありません。ただし医療費はびっくりするくらい高いので注意してください。以下はバンコクにある日本語が通じる3大病院です。

サミティベート病院 
最寄り駅:BTSスクンビットライン トンロー駅

バンコク病院
最寄り駅:BTSスクンビットライン トンロー駅

バムルンラード国際病院
最寄り駅:BTSスクンビットライン ナナ駅(プルンチット駅との中間くらい)

日本語の通じる病院は他にもあります。病院について気になる方は以下の記事もチェックしてみてください。
※両記事とも耳鼻科に行った内容ですが、両病院とも何でも診てくれる高級病院です。

ラーマ9世病院は3大病院に次ぐ位置づけです

治安

「スリ」「ひったくり」「ぼったくり」などがありますが、観光客向けのほとんどの犯罪は自分が注意すれば防げるレベルです。タイでは過去にクーデターやデモなどもありましたが、今現在の治安は良いと言っていいと思います。少なくとも悪くはありません。

私の肌感覚では、バンコクの治安は悪くないと思いますが、観光地ですので「ひったくり」や「詐欺」などはあります。タイで最近聞くのが「お金見せて詐欺」です。以前からあるようですが、被害は続いているようです。参考記事はこちら。日本は新札の切り替えもあり、親しげに声をかけてきて「新しいお札見せて」と言われ、見ているふりをして巧みにお札を抜く手口です。知らない人に財布や、ましてお札など決して見せないでください。

タイの気候

タイは熱帯モンスーン気候です。日本の四季とは違い、常に暑いことが前提で、その中で、超暑い期間(暑季:3~5月)、雨が降る期間(雨季:6~10月)、ほとんど雨が降らない期間(乾季:11~2月)の3つに分かれています。

観光には比較的涼しくて雨が降らない「乾季:11~2月」がお薦めです。タイは1年中、日差しが強いので、日焼け止めや帽子などの紫外線対策を徹底したほうが良いと思います。

気候について、もう少し詳細を知りたい方は以下からどうぞ。

PM2.5

タイは日本より大気の状況が良くありません。呼吸器系や心血管系の疾患がある方や子ども、高齢者、妊婦の方は注意が必要です。数値が高い日などはマスクなどの着用をお勧めします。

特に乾季(11~2月)から暑気(3~5月)は雨が降らず風も弱いので、数値が高くなります。

私はこちらの空中気質アプリ| iqairでPM2.5を確認しています。日本語で分かりやすいアプリです。
※大きな字で書かれている数値は「US AQI」の単位です。その横にPM2.5の数値が書いてあります。

乾季と暑気の気候について記事にしてあります。興味のある方はこちらからどうぞ。

言語

観光地やホテルでは英語が通じる所が多いですが、それ以外では通じないことが多いです。観光地の屋台や飲食店なら簡単な英語のやり取りが可能な事があります。

ピースボート地球一周の船旅

チップ

マッサージ:目安として2時間で100バーツ約450円くらい。1時間ならその50バーツ約225円くらいですかね。

レストラン:高級なレストランは、サービス料が入っている場合が多いので必要ないですし、アメリカみたいにテーブルにチップを置いている場面に遭遇したことがありません。私達はレストランでチップを渡したことはありませんが、気持ちの良いサービスを受けた時は渡しても良い(会計の5~10%くらい)と思います。

タクシー:私達は配車アプリを使っているのでチップは出していません(配車アプリでもチップの支払いは可能です)。流しのタクシー(お薦めしませんが)でも、お釣りの硬貨を受け取らないくらいですかね。80~90バーツ約380~400円だったら、100バーツ約450円渡してお釣りをもらわないとか、その程度です。最初からチップのつもりで、低額のお釣りは運転手が返さない場合もあります。
※1,000バーツとか大きなお札だと、運転手がお釣りを持っていない可能性もあるので小さいお札を持つようにしてください。

ホテル:ホテルのグレードによっても違いますが、中級クラスのホテルで40~50バーツ約180~225円あたりでしょうか。ベッドメイキングの時やポーターに大きな荷物を運んでもらった時に渡すようにしています。

バンコクホテルのチップの書き込みを見ると「5つ星ホテルは100バーツ~」とか書いてある記事も複数見かけましたが、正直ホテルのベッドメイキングで100バーツ約450円のチップを渡したことは今までありません(せこくてすみません)。

まあ、チップはサービスに対する気持ちなので正解はありませんが、貰って怒る人なんていませんから「サービスが気持ち良ければチップを渡す」で良いと思います。

その他

時差:ー2時間(日本が21時の時、タイは19時です)

通貨:฿(バーツ) 25年1月現在:1バーツ=4.5円くらいです

電気・電圧:タイは220ボルト50Hzです。日本は100ボルトなので、220ボルトに対応していない機器(アダプター)は変圧器が必要です。差し込み口は日本の製品でも使える箇所が多いですが、たまに使えない差し込み口もあります。

たまに見かけるコンセント。形状を見ても明らかに挿せません。
こちらは上下のどちらも挿せます。ちょっと不安定で入りずらい時もあります。

ここから先は基本的な事柄というよりは、びっくりした事案を紹介します。

交通関連

車優先

歩行者よりも車が優先です。日本の歩行者優先のつもりで歩いていると、轢かれそうになります。タイは車優先が当たり前で普通にグイグイ出てきます。お気を付けください。

多くの交差点で赤信号でも左折可

下の3枚の画像をご覧ください。歩行者の信号が青でも左折してきます。稀に左折禁止の交差点もありますが「車が来る」と承知しておいた方が良いでしょう。
※赤信号ですから、もちろん直進や右折は出来ません。

歩行者用の信号は青(赤矢印)です。赤い矢印のトラックは日本ではもちろん止まれです。
歩行者の信号が青でも普通に左折してきます
これが違反ではありません

流しのタクシーには行先を告げてから

タイにも流しのタクシーがいて手を横に伸ばすと止まってくれます。また、観光施設などで客待ちをしているタクシーもいます。しかし、このタクシーには初めにドアを開けて行先を告げて運転手のOKが出てから車に乗り込みます。運転手の状況や気分によって断られることもあるというので驚きです。

私達は移住初日に空港からのタクシーでぼったくられそうになりました。それ以来、配車アプリを利用していますが、タクシーの運転手やトゥクトゥクの運転手などの評判は、あまりよろしくありません。タクシーは渋滞しているとメーターを使わず口頭で交渉してきます。当然、盛った金額です。旅行で来た方は相場もわからず、言い値で乗ってしまうこともあると思いますので、流しとか客待ちのタクシーはお薦めしません(交渉能力があれば別ですが)。まあ、観光地はどこも似たり寄ったりでしょうが、利用する際は「Grab」や「Bolt」などの配車アプリをお薦めします。平均より若干割高ですが、料金も行先も確定していますから。

バイタクは危険

タイにはバイクの後ろに乗り安い運賃で移動できるバイクタクシー(略してバイタク)があります。タイの渋滞は酷いもので、車で移動すると通常の倍とか3倍とか時間がかかるときが頻繁にあります。

その点、バイタクは車の脇をすり抜けることが出来て、車に比べて圧倒的に時間が早いのでタイの方々には人気があります。でも、バイタクは決してお薦めしません。

すり抜けること自体も危険ですが、ほとんどのお客さんはヘルメットをかぶっていません。さらに女性は「横乗り」の人がいたり「3人乗り」とかも見かけます。

危険なバイタクは当然事故も多く、タイでは通勤にバイタクの使用を禁止している会社もあります。

バイタクに限った事ではありませんが、バイク全般の運転は滅茶苦茶です。「4人乗り(小さな子供2人の家族とか)」「逆走」「歩道を走る」「スマホを見ながら運転」とか何でもありの状態です。

堂々と当たり前のように歩道を走るバイク
横乗りのお姉さん

バイタクは話のタネに一度くらいは乗っても良いかなと思ってはいるのですが、1年経った今でもバイタクには一度も乗ったことがありません。

施設関連

エアコン効きすぎ

ショッピングモールとかの施設はエアコンが異常に効いています。入った瞬間は気持ちいいのですが、すぐに寒くなります。人によって違いはあると思いますが、羽織るものは常に持っていた方が良いと思います。ちなみにBTSという高架鉄道もギンギンにエアコンが効いています。MRTという地下鉄もエアコンが効いていますがBTSほどではありません。

天気について

雨季の天気予報があてにならない

特に6~10月の雨季の降水確率は要注意です。私は二つの天気アプリを見ていて、時間帯の予報も出ていますが全くあてになりません。ネットを見ると「タイは熱帯モンスーン気候で積乱雲が多く雲の変化が早いため予測が難しい」そうです。雨季は1日のどこかで(特に夕方は)必ず雨が降ると考えておいた方が良いです。

その他

物乞いの人達がいます

日本では見なくなった物乞い(お金を無心する人)の人達がいます。実際にタイ人の方がお金をあげているところに何回か遭遇しましたが、一概に「かわいそうだから」といって、お金をあげるのは良いとは限らないようです。参考までに以下の記事を貼り付けておきます。

社会保障人権保護相 「物乞いにカネを与えないで」 背後に犯罪組織 警察などと合同取締り (bangkokshuho.com)

もう少し詳しい内容を記事にしています。よろしければご覧ください。

タイのお酒について

お酒の販売時間

タイでは法律により、アルコールの販売時間が厳しく制限されています。
コンビニ・スーパー・レストラン・バーでの販売時間
11:00 ~ 14:00
17:00 ~ 24:00
上記の時間以外は販売禁止です
※空港の免税店や特定のホテル・クラブでは、このルールが適用されないことがあります。

タイの禁酒日

タイでは仏教や国の行事に関連して、年間数日「禁酒日(Alcohol Ban Day)」が設定されています。

電子タバコは禁止

タイでは電子タバコが全面的に禁止されています。「持ち込み」「所持」「使用」のすべてが違法とされています。この法律は、加熱式タバコであるアイコス(IQOS)やVAPEなども対象となります。違反をした場合、厳しく罰せられる可能性がありますので、充分ご注意ください。

紙タバコも駅や商業施設は原則禁煙で、屋内での喫煙可能な場所はかなり少ないと思います。

バンコクは都会です

バンコクの都心部は高層ビルが多数建っていて都会です。ショッピングモールやデパートも綺麗で清潔感があり、日本のそれと遜色ありません。時間があれば、そのような場所にも寄ってみてください。

ショッピングモールについて、もう少し詳しく記事にしています。よろしければごらんください。

今後も追記していきます

私がバンコクに来て感じた注意点を綴ってきましたが、今後も気がついたことがあれば追記していきます。

タイと日本についての違いをブログにしています。詳細をご希望の方は以下をご覧ください。
日本とタイの違い5(適当なのか意地悪なのか)
日本とタイの違い4(物乞いなど)
日本とタイの違い3(気候など)
日本とタイの違い2(慣習やルール、生活様式など)
日本とタイの違い1(慣習やルール、生活様式など)

みなさんのタイでの滞在が快適になればと思い注意点を記しました。少しでも、お役に立てれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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タイでの移住の様子をブログにしています。よろしければご覧ください。

シンヒロのブログ|~リタイヤメントしてタイ移住をしています~
海外移住(タイ)をしています。ブログの超初心者ですが、勉強しながら発信していきたいです。
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