はじめに
50代夫婦、バンコク移住3年目に入りました
2023年9月からタイ・バンコクに移住した50代の夫婦です。
リタイアメントビザを取得し、タイ移住生活も3年目に入りました。
本記事では、実際に住んでみて感じたタイ移住の良かった点・悪かった点、そして注意すべき点を、3年目の私たちの体験をもとに正直に綴っていきたいと思います。
※記事内の金額は1バーツ5円で計算しています
良いところ
①住居のコスパが異常に高い
私たちが住んでいるコンドミニアムは、地下鉄MRTの駅から徒歩5分。
広さは約30㎡と決して広くはありませんが、リビングとベッドルームが分かれており、キッチン・シャワーも完備されています。2人で生活するうえで大きな不満はありません(もちろん、もっと広いに越したことはありませんが)。
何より驚いたのは共有施設(すべて無料)の充実度です。
ジムもプールも2か所、コワーキングスペースも充実しています。日本で20年以上ジムに通っていたのでジムはありがたいです。
築1年未満ということもあり、すべてが新品でとても気持ちが良いです。この環境で月23,000バーツ(約11万円ちょっと)。
正直、日本では考えられないレベルのコスパだと思います。
コンドミニアムの詳細はこちらで紹介しています。
ご興味があればご覧ください。
たまたま今の場所が良いというわけではなく、以前住んでいた場所もほぼ駅直結で今ほどではありませんが充分な共用施設でした。古い記事になりますがご興味があればご覧ください。
②物価は日本より安い
家賃だけでなく、食費も日本より安く抑えられます。
フードコートなら1食60~100バーツ(約300~500円)ほど。我が家は基本的に晩ごはんはフードコートです。
たまの贅沢で「和幸」でとんかつを食べることもありますが、とんかつ定食は税・サービス料込みで約400バーツ(約2,000円)。それと比べると、普段の食事代はかなり安いと感じます。
生活用品もタイ製であれば安価なものが多く、体感的な生活費は日本の約2/3程度という印象です。
2024年版ですが、バンコクでの1か月の生活費をまとめた記事です。興味があればご覧ください。
③日本食が豊富で安心感がある
日本の食材は高級スーパーで手に入ります(価格は日本より割高ですが)。
日本食レストランも非常に多く、選択肢がある安心感は大きいです。
タイ料理は美味しい反面、味付けが濃いものも多く、長期滞在ではどうしても日本食が恋しくなります。その点、バンコクは本当に恵まれていると思います。
④日本製品への信頼は絶大
タイでは日本製品の信頼度が非常に高いです。
DAISOやWattsなどの100円ショップも多く、価格は60バーツ(約300円)と割高ですが人気があります。
一方で、日本語が書かれた「日本製風」のタイ産商品を見かけることがあります。日本語になっていない怪しい表記もありますが、それだけ日本製が信頼されている証拠だと感じます。
安価なローカルのショップ(2~30バーツ程度)もありますが、正直なところ品質は期待できません。
タイでは「安かろう悪かろう」がはっきりしています。
日本で見かけることがある「安くて高性能」というタイの商品には、今のところ出会っていません。

⑤タイ人の穏やかな国民性
タイは「微笑みの国」と言われるだけあり、穏やかで優しい人が多いと感じます。
「俺が俺が」と主張する人は少なく、ガツガツした雰囲気がありません。
前述した「日本製品や食の人気」もあり、親日的な方が多いです。
こうした日常のストレスの少なさは、長く生活するうえで重要な要素だと思うのでメリットの一つだと思います。
※ただし、妻の友人で昔から何度もタイを訪れている人は「最近のタイは笑顔が少なくなった」と言っていました。以前と比べると、人当たりは多少変わってきているのかもしれません。
悪いところ
①為替と物価上昇は確実に厳しくなっている
私たちが移住した2023年は、1バーツ=約4円でした。
しかし2025年12月には5円を越えた日もありました。これだけで2~2.5割の負担増です。
加えて、物価も「しれっと」値上げされています。
店や商品によって差はありますが、移住当初と比べて1~2割ほど上がっていると感じます。
移住当初の2023年9月から2年ちょっと経過しましたが、為替と物価で3割くらいの割高感と言ったところです。
②乾季の大気汚染(PM2.5)
乾季(11月~2月)になるとPM2.5の数値がかなり上がります。
結構深刻で外出や洗濯物を外に干すのを躊躇するレベルの日もあり、持病のある方は特に注意が必要です。
乾季の記事の中に大気汚染の大まかな数値を載せています。以下からどうぞ。
③全体的に「適当」
タイでは時間にルーズな人が多いです。
約束の時間に遅れるのは日常茶飯事で、メンテナンスや修理も2~30分遅れて来ることは普通。悪びれる様子もなく作業が始まります。
一方、日本人向けの日系企業は時間厳守が基本です。
我が家で利用している浄水器のメンテナンス(4か月に1回)は、毎回ほぼ時間ぴったりに来ます。おそらく早めに来て待機しているのだと思います。
割高ですが、「適当さ」が気になる方には日系企業がおすすめです。
タイの会社は安いですが、時間にルーズで仕事も雑なことが多いです。
ちなみに、今住んでいるコンドミニアムでも、
「寒いのでエアコンの温度を上げてください」と依頼して「OK」と言われても、1時間以上来ないことは普通。早くても10分、来ないこともあります。
何とも言えないところ|バンコクの気候
バンコクは一年中蒸し暑いです。
一番寒い乾季の朝方でも20℃くらい、でも昼間には30℃超え。暑季には40℃を超える日もあります。
よく言えば、1年を通して気温差が少ないので身体への負担は少ないかもしれません。でも間違いなく暑いです。暑気は40℃を超える日もあります。
個人的には日本の四季が大好きですが、じじぃの身体には寒暖差は堪えます。
タイの気候については、こちらの記事で簡単にまとめています。
タイ移住の注意点まとめ
・物価は確実に上がっている
・円安バーツ高で、為替だけでも2~3割の負担増
・タイ人は穏やかで優しいが、適当な人も多い
ピースボート地球一周の船旅
注意点を踏まえたタイ移住の総合的な感想
生活費は日本と比べると約2/3程度というのが実感です。
一昔前の「半分で生活できる」という時代ではなくなりました。
とはいえ、生活スタイル次第では日本の1/2以下も可能ですし、贅沢をすれば日本以上にお金はかかります。
私たちのテーマは
「今までの生活の質を落とさず、安く暮らす」
なので、その点では目標は達成できていると思います。
今住んでいるコンドミニアムの設備は本当に素晴らしく、日本の都心・駅近で同等の物件を探したら、家賃は倍以上になるはずです。そもそも、ここまでファシリティが充実した物件は日本ではあまり見かけません。
65歳で日本に戻る予定ですが、この快適さに慣れてしまうのが少し心配なくらいです。
おわりに|タイ移住は「選択肢」として十分おすすめ
当初は「日本の半額くらいで生活できるかも」と思っていましたが、現実は約2/3。
物価上昇と円安の影響で、想定より2~3割ほど高くなっています。
それでも、タイでの生活にはとても満足しています。
コスパの高い住居、穏やかな国民性、比較的取得しやすいリタイアメントビザ。
価値観は人それぞれですが、タイ移住は個人的には十分おすすめです。
移住先で迷っている方は、選択肢の一つとして検討してみても損はないと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
タイ移住についてブログにしています。よろしければご覧ください。







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