タイ(バンコク)のサイアム駅の隣のナショナルスタジアム駅直結のMBKセンターに行ってきました。巨大なショッピングモールで、洋服やお土産、モバイル関連など多数揃っており、飲食も充実しています。なお、怪しい商品も大量にありますので、そちらも含めて紹介させていただきます。
場所
BTS(高架鉄道)シーロムラインの終点である「ナショナルスタジアム駅」直結です。バンコク交通網の中心である「サイアム駅」の次の駅で、BTSシーロムラインの終点(始点)です。4番出口の目の前の大きなショッピングモールです。サイアム駅から徒歩でも10分くらいで行けます。
どんなビル?
▶8階建てのビルに約2,500店の店舗
▶1985年にオープンしたタイでも歴史あるショッピングセンター
▶10時~22時までの開店時間ですが、タイなので遅めの開店や早めの店じまいとかもあると思います。年中無休です。
▶以前は「マーブンクローン・センター」と呼ばれていた。もしかしたら正式名称はこちらかも。
▶以前は「東急百貨店」もあったが撤退し、跡地にドンドン・ドンキ(ドン・キホーテ)が出来たようです。
店舗紹介の前に重要なことを
飲食関連や正規店的な場所は別ですが、コピー商品(偽物)だらけです。なお、コピー商品を買って日本に持ち帰るのは違法ですので、そちらをご承知のうえで、ご利用ください。
コピー商品(偽物)は、すぐに値下げします
特に4階から下の個人商店的な店舗は、はじめに、かなりの「ぼったくり」値段を提示してきますが、「う~ん」と腕を組んだだけで、すぐに値下げします。
私が、日本のメーカーのブルートゥーススピーカーを見ていると、店員が来ました。
コピーですよね
スーパーコピーです
いくらですか
1,500バーツ(約6,000円)です
その商品を手に取って、10秒ほど見ていると
《電卓を手に持って》1,300バーツ(約5,200円)
音を聞かせてもらえますか
と言うと、セットして音を聞かせてくれました。その音を5秒ほど聞いていると
《電卓を手に持って》1,000バーツ(約4,000円)
正直、そんなに買う気はなかったので、「サンキュー」と言って立ち去ろうとすると、店員の人は自分の持っていた電卓を私に渡しました。「いくらなら買うんだ。電卓に入力してくれ。」ということです。今回は、そのまま立ち去りましたが、値下がりの勢いからして(1,500から1,000まで、1分経っていません)、半額の750バーツ(約3,000円)までは値下げは全然可能だと思います。猛者であれば、更なる値下げも可能だと思います。
コピー商品を買ったことがないので、品質まではわかりませんが、一様参考まで。
フロアガイド
大まかにゾーン分けされていますが、きっちりはしていません。お土産屋さん、洋服屋さん、飲食店などは、いたる所にあります。
8階:MBKの事務所
事務所みたいです。セキュリティもいました。
7階:映画館、ゲームセンター、レストラン、カフェ
映画館とゲームセンター、ケンタッキー、カフェアマゾン、シズラー、ココイチなど。
6階:フードコート、コワーキングスペース、歯医者、荷物預かり
6階には、フードコートがあります。タイ料理もあるし安いので、おすすめです。支払いはチケットカウンターでチケットカードを購入し、それで支払います。ちなみに、BTSのラビットカードでも支払いは可能です。小綺麗で不衛生な感じはありません。席数はかなりあり(ぱっと見200席以上は余裕であったような)、お店も2~30店舗あったと思います。私達は平日に行ったので、空いていましたが、土日は厳しいかもしれません。
歯医者さんが数店ありました。
5階:カメラ、家具、文具、マッサージ、歯医者
カメラ関連、家具、文具類、マッサージなどがあり、この階にも歯医者さんがありました。
4階:モバイル&IT関連
ここからが本番といったところでしょうか。スマホやその関連商品、アップル製品など、同じような商品を扱っているお店がたくさんあります。店員は中東系の方が多かったと思います。そのせいかどうか、お客さんも中東系の方が目立つように感じました。
全ての確認は、もちろん出来ませんが、かなりの数が偽物だと思います。本物の商品もあると思いますが、大半はコピーと承知したほうが良いと思います(個人の見解です)。
客引きが強めです。日本人だと分かるのか、いまどき「社長さん」と話しかけてきます。
3階:ファッション、お土産、時計、貴金属、スポーツ用品
洋服や雑貨類、時計や貴金属が中心のフロアです。この階には、「スーパースポーツ」という、普通にショッピングモールとかにあるお店もありました。こちらに関しては、コピーではないはずです。
腕時計を扱ってるお店が多く、貴金属店も。Tシャツやバック類も多数ありました。
ナイキのTシャツの値段を尋ねると、250バーツ(約1,000円)と言われ、試着してみましたが、小さくて「大きいサイズはありませんか」と言うと「ない」とのことで、すぐに立ち去りました。単価が安いので、前述した日本製のブルートゥーススピーカー同様の半額とまではいかないかもしれませんが、150~200バーツ(約600~800円)くらいにはなったのかなと思います。
※店員には確認していませんが、この商品も、もちろんコピーだと思います。
2階:ファッション、ドンドン・ドンキ(ドンキ・ホーテ)、両替所
メイドカフェがあったのには、びっくりしました。また、レートが良い(お得な)ことで有名な「スーパーリッチ」と言う両替所もあります。
そして、ドンドン・ドンキもこのフロアです。ドンドン・ドンキはもちろんコピー商品ではなく、ほとんどが日本商品ですが、値段は日本より高めです(輸送費とか考えれば当たり前ですが)。
G階(1階):ファッション、スーパー、レストラン、カフェ
タイではメジャーな「Tops」というスーパーがあります。こちらも、もちろんコピーではありません。生鮮食品とかでコピーとかあったら怖いですよね。
でも、考えてみたら、たまにニュースとかで見かける「産地偽装」とかも、コピーといえばコピーですかね。余計な話でした。
洋服も売っています。正規店も、まばらにあります。もちろん、こちらは偽物ではないと思います。この店構えで、コピーだったら恐ろしい。
手前のパンツは「アディダス」ですが、これはコピー(のはず。これが本物だったら逆に怖いです)。
屋外にも
また、屋外(半分敷地ですが)になりますが、露店の様なお店が多数あります。
MBKセンターについて
個人商店の様な店舗でのブランド物は、偽物の商品(コピー)と認識されるのが良いと思います。それを承知のうえで楽しまれるのであれば問題ないと思います。
個人的には、楽しかったですが、頻繁に行く場所ではないかなと感じたMBKセンターでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ピースボート地球一周の船旅タイ移住に関するブログを書いています。よろしければ以下からどうぞ。
コメント
[…] ナラヤはタイで生まれ、バンコクのショッピングモールに多くの店舗を展開しています。9 軽くて丈夫な生地を使い、リーズナブルな価格で人気です。リボンデザインのバッグが特に好評です。10 […]