タイ(バンコク)のサイアム駅の隣のナショナルスタジアム駅直結のMBKセンターに行ってきました。巨大なショッピングモールで、洋服やお土産、モバイル関連など多数揃っており、飲食も充実しています。なお、怪しい商品も大量にありますので、そちらも含めて紹介させていただきます。
2025年1月に再訪しました。変わっていた点など青の下線で追記させていただきました。
場所
BTS(高架鉄道)シーロムラインの終点である「ナショナルスタジアム駅」直結です。バンコク交通網の中心である「サイアム駅」の次の駅で、BTSシーロムラインの終点(始点)です。4番出口の目の前の大きなショッピングモールです。サイアム駅から徒歩でも10分くらいで行けます。



どんなビル?
▶8階建てのビルに約2,500店の店舗
▶1985年にオープンしたタイでも歴史あるショッピングセンター
▶10時~22時までの開店時間ですが、タイなので遅めの開店や早めの店じまいとかもあると思います。年中無休です。
▶以前は「マーブンクローン・センター」と呼ばれていた。もしかしたら正式名称はこちらかも。
▶以前は「東急百貨店」もあったが撤退し、跡地にドンドン・ドンキ(ドン・キホーテ)が出来ました。
店舗紹介の前に重要なことを
飲食関連や正規店的な場所は別ですが、コピー商品(偽物)だらけです。なお、コピー商品を買って日本に持ち帰るのは違法ですので、そちらをご承知のうえで、ご利用ください。
※個人で使用する分には捕まることはないようですが・・・。専門家ではないので詳細は不明です。
コピー商品(偽物)は、すぐに値下げします
特に4階から下の個人商店的な店舗は、はじめに、かなりの「ぼったくり」値段を提示してきますが、「う~ん」と腕を組んだだけで、すぐに値下げします。
私が、日本のメーカーのブルートゥーススピーカーを見ていると、店員が来ました。

コピーですよね

スーパーコピーです

いくらですか

1,500バーツ(約6,000円)です
その商品を手に取って、10秒ほど見ていると

《電卓を手に持って》1,300バーツ(約5,200円)

音を聞かせてもらえますか
と言うと、セットして音を聞かせてくれました。その音を5秒ほど聞いていると

《電卓を手に持って》1,000バーツ(約4,000円)
正直、そんなに買う気はなかったので、「サンキュー」と言って立ち去ろうとすると、店員の人は自分の持っていた電卓を私に渡しました。「いくらなら買うんだ。電卓に入力してくれ。」ということです。今回は、そのまま立ち去りましたが、値下がりの勢いからして(1,500から1,000まで、1分経っていません)、半額の750バーツ(約3,000円)までは値下げは全然可能だと思います。猛者であれば、更なる値下げも可能だと思います。
品質まではわかりませんが、一応参考まで。

フロアガイド
大まかにゾーン分けされていますが、きっちりはしていません。お土産屋さん、洋服屋さん、飲食店などは、いたる所にあります。
8階:MBKの事務所
事務所みたいです。セキュリティもいました。

7階:映画館、ゲームセンター、レストラン、カフェ
映画館とゲームセンター、ケンタッキー、カフェアマゾン、シズラー、ココイチなど。


追記:1階のメイドカフェが無くなって7階に出来ていました。店舗の雰囲気が違いますが名前は同じでした。

6階:フードコート、コワーキングスペース、歯医者、荷物預かり
6階には、フードコートがあります。タイ料理もあるし安いので、おすすめです。支払いはチケットカウンターでチケットカードを購入し、それで支払います。ちなみに、BTSのラビットカードでも支払いは可能です。小綺麗で不衛生な感じはありません。席数はかなりあり(ぱっと見200席以上は余裕であったような)、お店も2~30店舗あったと思います。私達は平日に行ったので、空いていましたが、土日は厳しいかもしれません。




歯医者さんが数店ありました。

5階:カメラ、家具、文具、マッサージ、歯医者
カメラ関連、家具、文具類、マッサージなどがあり、この階にも歯医者さんがありました。





4階:モバイル&IT関連
ここからが本番といったところでしょうか。スマホやその関連商品、アップル製品など、同じような商品を扱っているお店がたくさんあります。店員は中東系の方が多かったと思います。そのせいかどうか、お客さんも中東系の方が目立つように感じました。




全ての確認は、もちろん出来ませんが、かなりの数が偽物だと思います。本物の商品もあると思いますが、大半はコピーと承知したほうが良いと思います(個人の見解です)。
客引きが強めです。日本人だと分かるのか、いまどき「社長さん」とか「安~い。すごーい偽物」と話しかけてきます。
3階:ファッション、お土産、時計、貴金属、スポーツ用品
洋服や雑貨類、時計や貴金属が中心のフロアです。この階には、「スーパースポーツ」という、普通にショッピングモールとかにあるお店もありました。こちらに関しては、コピーではないはずです。

腕時計を扱ってるお店が多く、貴金属店も。Tシャツやバック類も多数ありました。






ナイキのTシャツの値段を尋ねると、250バーツ(約1,000円)と言われ、試着してみましたが、小さくて「大きいサイズはありませんか」と言うと「ない」とのことで、すぐに立ち去りました。単価が安いので、前述した日本製のブルートゥーススピーカー同様の半額とまではいかないかもしれませんが、150~200バーツ(約600~800円)くらいにはなったかもしれません。
※店員には確認していませんが、この商品も、もちろんコピーだと思います。
追記:スシローが出来ていました

2階:ファッション、ドンドン・ドンキ(ドンキ・ホーテ)、両替所
メイドカフェがあったのには、びっくりしました。また、レートが良い(お得な)ことで有名な「スーパーリッチ」と言う両替所もあります。
追記:2025年1月現在、7階に移転しています。


そして、ドンドン・ドンキもこのフロアです。ドンドン・ドンキはもちろんコピー商品ではなく、ほとんどが日本商品ですが、値段は日本より高めです(輸送費とか考えれば当たり前ですが)。








G階(1階):ファッション、スーパー、レストラン、カフェ
タイではメジャーな「Tops」というスーパーがあります。こちらも、もちろんコピーではありません。生鮮食品とかでコピーとかあったら怖いですよね。
でも、考えてみたら、たまにニュースとかで見かける「産地偽装」とかも、コピーといえばコピーですかね。余計な話でした。

洋服も売っています。正規店も、まばらにあります。もちろん、こちらは偽物ではないと思います。この店構えで、コピーだったら恐ろしい。


手前のパンツは「アディダス」ですが、これはコピー(のはず。これが本物だったら逆に怖いです)。
屋外にも
また、屋外(半分敷地ですが)になりますが、露店の様なお店が多数あります。露店にもコピー商品は多数あります。



MBKセンターについて
個人商店の様な店舗でのブランド物は、偽物の商品(コピー)と認識されるのが良いと思います。それを承知のうえで楽しまれるのであれば問題ないと思います。
追記:同じ形と色の有名ブランドの肩掛けバッグ(もちろんコピー)の値段を2か所で聞いてみました。最初の店舗はエスカレータの近くで人通りの多い目立つ場所でした。店員は2,500バーツ約11,250円と言いましたが、最終的に1,500バーツ約6,750円まで下げました。一方、もう一つの店舗は奥の方にあって目的が無ければ行かないような場所でした。しかし、そこは始まりが1,500バーツ約6,750円で最終的には1,100バーツ4,950円でした。出店料も場所によって違うと思うので、良い場所は高めということでしょうか。当然と言えば当然ですが、参考まで。
1フロア1フロアが、とにかく広くて、とても全て見きれませんでした。飲食施設は、かなり充実しているので、休憩しながら見ることが出来ます。個人的には、楽しかったですが、そんなに頻繁に行く場所ではないかなと感じたMBKセンターでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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コメント
[…] ナラヤはタイで生まれ、バンコクのショッピングモールに多くの店舗を展開しています。9 軽くて丈夫な生地を使い、リーズナブルな価格で人気です。リボンデザインのバッグが特に好評です。10 […]