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タイ(バンコク)の気候について(乾季11~2月)

タイでの生活

タイのバンコクに移住した50代夫婦です。タイ旅行の参考になればと思い、気候について詳細を書き記しておきたいと思います。

タイの気候は、熱帯性モンスーン気候です。日本の四季とは違い、常に暑いことが前提で、その中で、暑季(3~5月)、雨季(6~10月)、乾季(11~2月)の3つに分かれています。大まかな状況は以前の記事をご確認ください。

本記事はタイのバンコクでの、暑季(3~5月)、雨季(6~10月)、乾季(11~2月)の3つの区分をさらに詳細に1か月ごとの状況を書き記しました。今回は乾季の11月、12月、1月、2月についてです。乾季と言っても、雨季の終わりに近い11月と暑季に近い2月では、気温や天気が多少違います。その辺の詳細を知りたいという方に向けた記事となります。大気汚染やおまけで旬のフルーツなども載せてみましたので、旅行の際の参考にしていただければと思います。

タイの気候について

タイの気候は、熱帯モンスーン気候です。日本の四季とは違い、常に暑いことが前提で、その中で、超暑い期間(暑季)、雨が降る期間(雨季)、ほとんど雨が降らない期間(乾季)の3つに分かれています。

※本記事では暑季(3~5月)、雨季(6~10月)、乾季(11~2月)という区分で分けていますが、暑季(4〜5月)・雨季(6〜10月)乾季(11〜3月)という考え方もありますので、ご注意ください。どちらが正解でどちらが間違っているということもありませんが。

大気汚染について

タイは環境汚染が結構深刻です。特にPM2.5については注意が必要ですので、基準をご紹介しておきます。

タイでは微小粒子状物質(PM2.5)の環境基準(人の健康を保護する上で維持されることが望ましい基準)として「1年平均値が 15µg/m³ 以下であり、かつ、1日平均値が 37.5µg/m³ 以下であること」と定められています。以下は日本の基準値との比較です。
タイの基準値:PM2.5基準 1年平均 15µg/m³ 1日平均37.5µg/m³
日本の基準値:PM2.5基準 1年平均 15µg/m³ 1日平均35µg/m³
※タイは以前まで「1年平均 25µg/m³ 1日平均50µg/m³」でした

私はこちらの空中気質アプリ| iqairでPM2.5を確認しています。日本語で分かりやすいアプリです。
※大きな字で書かれている数値は「US AQI」の単位です。その横にPM2.5の数値が書いてあります。

11月

気候全般
乾季に入りたての時期で、気候は比較的快適です。この時期の気温は、日中は25℃から32℃程度で、朝晩は少し涼しく感じることもあります。また、湿度が低くなり、晴れる日がほとんどです。降水量も減少しており、観光には最適なシーズンとされています。外出や観光を楽しむのに適した時期で、軽装で出かけることができますが、タイでは1年中、日差し対策を忘れないようにしましょう。

大気汚染
注意が必要です。具体的な数値は年によって異なりますが、日によってはPM2.5の値が50µg/m³(基準値:1日平均37.5µg/m³)を超えることもあります
この時期は湿度が下がることで大気がクリアになることが多いですが、交通量や工事などから発生する排出物が影響することもあります。特に11月中旬から下旬にかけては、冬の北部からの風が影響し、一時的に汚染が悪化することもあります。大気質を示すPM2.5の濃度が上がることもあるため、外出時には空気質の情報をチェックし、必要に応じてマスクを着用することをおすすめします。全体的には、観光や外出には良い時期ですが、大気質には注意が必要です。

旬のフルーツ
パパイヤ(通年):食べごろのパパイヤが多く、サラダやデザートにぴったりです。

パパイヤ

マンゴーについて

マンゴーに関しては「一般的に旬は3~5月」という話をよく聞きます。しかし、あくまでも私達夫婦の経験則ですが、11月とか12月にも甘くて美味しいマンゴーがあります。しかも1kg40バーツ前後(180円前後)と安いです。品種が違うとか色々な理由があるかもしれませんが、本当に甘くて美味しいので、この時期に来る方は是非お試しあれ

12月

気候全般
バンコクの12月は、乾季の真っ只中で、気候は非常に快適です。日中の気温は25℃から33℃程度で、11月同様、朝晩は涼しく感じることがあります。湿度が低く、雨はほとんど降らないので、観光や外出には最適な時期です。
また、12月は観光シーズンのピークでもあり、多くの観光客で賑わいます。日差しが強いこともあるため、日焼け対策をしっかりと行い、水分補給を忘れないようにしましょう。全体として、快適で過ごしやすい気候が楽しめる時期です。

大気汚染
バンコクの12月のPM2.5の値は、乾季に入ることで比較的低めになることが多いですが、年によって変動があります。この時期、PM2.5の平均値は30µg/m³前後であることが多いです。
一般的に大気汚染の状況が改善される時期で、湿度が低く、風が安定することで大気がクリアになることが多いです。しかし、交通量や工事、農業からの煙などが影響し、PM2.5の濃度が上昇することもあります。特に年末にかけて、観光シーズンで交通量が増えるため、一時的に大気汚染が悪化することがあります。現地の空気質指数を定期的にチェックし、外出時にはマスクを着用するなどの対策を取ることをおすすめします。全体的には、快適な気候で観光しやすい時期ですが、大気質には注意を払う必要があります。

旬のフルーツ
みかん(通年):日本のみかんとは少し違って甘酸っぱいです。
バナナ(通年):多様な種類があり、どれも甘くて美味しいです。

みかん。タイでは「ソム」。
ピースボート地球一周の船旅

1月

気候全般
バンコクの1月は、非常に快適な気候が続きます。気温は21℃から33℃程度で、朝晩は涼しく感じることがあります。湿度も低く、雨もほとんどなく晴れた日が多いので、観光やアウトドアアクティビティには最適です。また、1月は観光シーズンのピークでもあり、多くの観光客で賑わいます。日差しが強いことがあるため、日焼け対策をしっかり行い、水分補給を忘れずに。全体として、非常に快適で過ごしやすい気候が楽しめる時期です。

大気汚染
バンコクの1月のPM2.5の値は、通常、他の月と比べて比較的低い傾向がありますが、年によって変動します。この時期、PM2.5の平均値はおおよそ30µg/m³前後であることが一般的です。バンコクの1月は、乾季の中でも空気が比較的クリアな時期とされていますが、依然として大気汚染に注意が必要です。この時期は気象条件が安定し、湿度が低いため、大気中の汚染物質が沈殿しやすくなることがあります。交通量の増加や工事、さらには周辺地域での農業からの煙が影響し、PM2.5の濃度が上昇することがあります。特に年末年始の観光シーズンには、多くの人が集まるため、一時的に汚染が悪化することもあるので、外出時には空気質指数を確認し、必要に応じてマスクを着用することをおすすめします。全体としては、観光に適した気候ですが、大気質には注意を払いながら楽しむことが重要です。

旬のフルーツ
タマリンド(1~2月):甘酸っぱく癖のある味で、加工食品として使われることが多いです。
グァバ(1~3月):ビタミンCが豊富ですが、実は硬く日本の梨に近いかもしれません。

タマリンド。タイでは「マカム」。
グアバ。タイでは「ファラン」

2月

気候全般
バンコクの2月は乾季の終わりにあたります。この時期の気候も快適で、平均気温は約24~33℃です。日中は暑くなりますが、夜間は涼しく感じられる時もあります。湿度も比較的低く、降水量は少ないため、晴れた日が多いです。観光にも良い時期で、屋外の観光地巡りには最適です。ただし、日差しは強いので、帽子やサングラスを用意し、日焼け対策を忘れずに行いましょう。全体的に過ごしやすい気候ですが、朝晩の気温差には注意してください。

大気汚染
バンコクの2月は、PM2.5の値が上昇することがあります。具体的な数値は年によって異なりますが、一般的には50~150μg/m³の範囲で変動することが多いです。この範囲内では、健康に影響が出る可能性があるため、特に注意が必要です。もしバンコクを訪れる予定がある場合、最新の空気質をチェックし、必要に応じてマスクを着用したり、屋内にいる時間を増やすと良いでしょう。

旬のフルーツ
ローズアップル(2~6月):水分量が多く、はずれの物は味がしません。水分補給には良いと思います。
パイナップル(通年):気軽に食べることが出来る安心できるフルーツで、味も日本のものと変わりません。

ローズアップル。タイでは「チョンプー」。

タイの乾季(11~2月)

この時期の気候は非常に快適で、気温は日中で25~32℃程度に保たれ、夜間や特に朝方はさらに涼しく感じられます。また、湿度も低く、降水量は少なく、晴れた日が多いのが特徴です。それでも日中は30℃以上になるので、日本の春や秋のような涼しさではなく、タイの1年の中では涼しいということですので、その点は充分ご注意を。

乾季のバンコクは年末年始のうえ観光に適した時期なので、多くの旅行者が訪れます。外出するには心地よい気候で、観光名所を巡ったり屋外での活動を楽しむのに最適です。ただし、日中は日差しが強いので、帽子やサングラス、日焼け止めを使うことをおすすめします。また、大気汚染の数値が高い時期でもありますので、注意が必要です。

やはり観光には最適の時期

上述しましたが、年末年始でありタイの中では快適な季節ということもあり、旅行者は多くて観光地は混んでいますが、やはりこの時期が一番ですかね。

〔混んでいる=旅行費用が高くなる〕という図式になると思うので、諸手をあげてお薦めはしませんが、タイでは乾季が行動するのに適しているのは間違いありません。

個人的には、雨季(6~10月)も悪くないと思います(お薦めまでとはいきませんが)。雨は降りますが、大抵は夕方にまとめて1~2時間の降雨というところなので、それを考慮に入れておけば、行動はしやすいのかなと思います。ただ、雨の量が半端じゃない時もあって、冠水とかもあるので、悩ましいところです。

乾季は大気汚染に注意

PM2.5の数値が一番高い時期なので、特に注意が必要です。こちらの空中気質アプリ| iqairをチェックして、呼吸器系の疾患のある方や敏感な方のみならず、敏感ではない方もマスクなどの対策をおすすめします。PM2.5が高い代わりと言っては何ですが、花粉はありません。

観光のベストシーズン

バンコクの乾季は雨もほとんどなく、タイの1年の中では涼しくて過ごしやすい観光のベストシーズンです。日差しや大気汚染に注意しながらタイを楽しんでください。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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タイ移住の様子をブログにしています。よろしければご覧ください。

シンヒロのブログ | ~リタイヤメントしてタイ移住をしています~
海外移住(タイ)をしています。ブログの超初心者ですが、勉強しながら発信していきたいです。

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