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【タイと日本の違い5|適当なのか意地悪なのか】

タイでの生活

タイのバンコクに移住した50代の夫婦です。日本とタイでの違いを綴っていく5回目ですが、今回は日本ではあり得ないような事で、腑に落ちないことを書かせていただきます。

リタイアメントビザの更新で

タイのバンコクに住み始めて1年が経過し、私達夫婦が取得している「リタイアメントビザ」も更新の時期になりました。先日、バンコクの入国管理局へ妻と一緒に行き更新のための手続きをしてきました。初めての手続きではないので、準備出来る部分は極力していき当日に臨みました。

タイでのリタイアメントビザの手続きの状況の記事は以下のとおりです。よろしければご覧ください。
1【タイでリタイアメントビザの取得 1】手続き編
2【タイでリタイアメントビザの取得 2】申請編
3【タイのリタイアメントビザ更新(延長申請)に必要な物と手続きの方法】

※1と2は一番最初に行う申請で、3が1年間更新のリタイアメントビザです。

TM30を突き返された

申請の際の必要な書類のひとつに「TM30」があります。これは[タイ国内で外国人が滞在する際に、滞在先の所在地をタイ移民局に通知するための書類]で、私達の住んでいるコンドミニアムの部屋のオーナーに報告義務があります。この「TM30」が受理してもらえませんでした。

理由は「最新のTM30ではない」ということ

説明すると永くなるので詳細は省きますが、これが最新の「TM30」のはずで、タイへの最終入国日以降の日付になっています。ですが、受け付けてもらえませんでした。

審査官曰く「最新のTM30を持ってこい」

審査官とのやり取りの中で、「これが最新だ」「いいや、端末のデータと違う。アップデートされている」の繰り返し。結局、受理してもらえず「TM30」を再度取り直して、後日、入国管理局に再訪するしかなかったです。

どうしても納得できない

確率としては低いですが、何らかの理由でオーナーが変更してしまった可能性もなくはないですが、どうしても納得できない点があります。それは、一緒に申請に行った妻は申請を受理してもらえて、リタイアメントビザが1年間更新されたことです。

妻と書類は一緒で審査官も一緒

帰国する時や、外国へ行ったりタイ国内の旅行なども基本的に行動は妻と一緒です。今回の「TM30」を含め各書類も全く同じタイミングで用意しました。

最初に妻が審査を受けたのですが、不足の書類があり、入国管理局の地下にある銀行に行ったりしている間に私の審査をすることになりました。その後、妻が戻ってきて、結局、同じ窓口、同じ審査官で、二人一緒に審査することになりました。審査官は、「妻の書類はOKだから窓口から出て待つように」と言って、結果的に妻のリタイアメントビザの申請は受理され、1年間のリタイアメントビザが下りましたが

ど~う考えてもおかしい。

本来なら、「どうして妻の許可は下りているのに、自分のは駄目なのか。どこがどうなるとこの違いが出るのか。具体的に説明して欲しい。」とガン詰めしたいところですが、あまりやり過ぎると「あ、そうだね奥さんの分も却下。」とか言われかねないので詰められません。

担当者によって対応が違うことはタイではよくあること

ブログでも何回か触れていますが、タイでは担当者によって対応が違うことがよくあります

以前、ビザを取得するためにタイの銀行口座を開設する際にも
①銀行によって基準が違う
②支店によっても基準が違う
ことがありました。
口座開設はエージェントに依頼して一緒に行ったのですが、基本的には何かしらのビザを取得していないと口座開設は出来ないようですが、そもそもビザを取得するために銀行口座が必要なのに訳が分かりません。だからなのかどうかは不明ですが、銀行によってビザが無くても口座開設してくれるらしいです。昔は、口座開設もさほど難しくもなかったらしいのですが、マネーロンダリングの関係で、かなり厳しくなってきたようです。

エージェントが開設できそうな銀行を探してくれたのですが
③担当者によっても基準が違う
らしく「何店舗かの銀行に行ってもらうかもしれない」と事前に言われました。

銀行によって対応が違うというのは理解でますが、支店よって対応が違うとか、ましてや担当者によって対応が違うとか日本ではあり得ませんが、タイではそれが実際にあります。

今回の入国管理局は、同一人物が審査しているのに違います。もうどうしようもありません。私達は英語もタイ語も出来ないので、これ以上抵抗のしようがなく、この日は一旦帰宅して、日本のエージェントを通じてTM30を取得し直してもらいました。

ちなみに、新しいTM30と却下されたTM30をじっくり見比べましたが、1字たりとも違う箇所は発見できませんでした。日本人のエージェントの方も「全く同じ書類ですよね。意地悪されちゃいましたかね。まあ、これがタイです。」と言っていました。

再度、入国管理局へ

却下されてから2日後、再度、入国管理局へ申請しに行きました。結果的に一昨日と同じ審査官になってしまいましたが、何も変わらない新しいTM30を提出しました。一昨日と同じ審査官は新しい書類を見て
「うん」と頷きながら、全ての書類を再確認して、ようやく受理してくれました。

内心「うん」じゃね〜よ!何も違わねーじゃねーか。何のために、書類を取り直して、時間をかけて、ここまで来ることになったと思ってんだ。いちから説明せーよ!と思いましたが

英語もタイ語も話せない私には抵抗する術はなく、また、下手なことをすれば、余計面倒なことになると思い、その場は引き下がりました。

ようやくビザがおりました

書類を見終わると審査官は「窓口から出て待て」と言いました。10分くらいするとパスポートに 1年間有効のリタイアメントビザのスタンプが押されたものが返却されました

とりあえず安心しました。ビザがおりなければタイには居られませんから。

ピースボート地球一周の船旅

こういうこともあります

今回のTM30に関しては、書類は一字一句同じでもシステム上、昨日申請され出力した記録は残っているかもしれません。それでも、書類は同じで何よりも妻だけ通って自分が通らない理由が見つかりません。

理不尽この上ありませんが、タイという国で暮らしていく以上、この辺も飲み込みながら生活していかなければいけない事なのだろうと思います。

悪いことばかりじゃない

今回は自分にとって不都合でしたが、良くも悪くも適当な対応の人が多く、「本来駄目なんじゃないの」という事柄もサクッと通っちゃう事もあるので、行って来いですかね。

こういうことにイライラせず、逆に楽しむくらいの気持ちで移住生活が送れれば良いかなと思います。

適当は間違いない

まだ、 1年間という短い経験則ではありますが、タイの人々って基本適当だと思います

店舗のスタッフとかも営業時間でもスマホを見ていることは当たり前だし、商品の品出しなんかも胡座をかきながらダラダラやっているし、店員同士のおしゃべりに夢中で対応してくれない事もあります。

日本でそういう状況だった場合「真面目に働け」と私は思ってしまいます。
接客も日本のように丁寧な対応でもありません。でも、それが決して不愉快じゃないところがタイです。何故かはわかりません。

日本の接客対応は本当に素晴らしいと思います。外国に来るとそれを思い知ります。もしかしたら外国の人から見ると「卑屈」に見えるかもしれませんが、個人的には相手を思いやる素晴らしい対応だと思います。旅行した外国は限られていますが、今のところは接客では日本が世界ナンバーワンです。

今回、不条理と思うことがあり記事にしましたが、タイの方々は基本優しくて良い人がほとんどです。でも、適当なんです、大雑把なんです。

私が持っているリタイアメントビザのままでは働くことは出来ませんが、仮にタイ人の人達と働くことになった場合、この適当さに相当イラつくかも知れませんが、逆に「こんな適当な仕事でいいんだ」と気楽になるかもしれないです。自分はどちらに傾くのかなと思いながら、今回は終了したいと思います。

日本とタイの違いを感じた記事の第1回~4回目は以下のとおりです。よろしければご覧ください。
日本とタイの違い4(物乞いなど)
日本とタイの違い3(気候など)
日本とタイの違い2(慣習やルール、生活様式など)
日本とタイの違い1(慣習やルール、生活様式など)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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タイ移住の様子をブログにしています。よろしければ以下からどうぞ。

シンヒロのブログ | ~リタイヤメントしてタイ移住をしています~
海外移住(タイ)をしています。ブログの超初心者ですが、勉強しながら発信していきたいです。

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