タイに移住した50代夫婦(子供なし)のバンコクでの生活を綴っています。移住して半年以上経過しましたが、エアコンから若干ですが、異臭がしてきました。「ちょっと匂う時がある」程度でしたが、ちょうどオーナーさんからLINEで「半年経ったから、ぼちぼちエアコンの清掃をしておくといいよ。業者の手配もするよ。」とメッセージがあったので、お願いすることにしました。
月に1回くらいのフィルター清掃と、2~3か月前に市販の「エアコン洗浄スプレー」でフィンの部分は清掃はしましたが、内部の清掃は出来るはずもなく、匂いも気になってきたし、業者さんにお願いしようということになりました。
オーナーが業者を手配してくれました
オーナーさんに、候補日を伝えると、翌週の木曜日の9時で業者を手配してくれました。
※普通のオーナーさんは、ここまでやってくれないような気がします(初めての賃貸なので比較はできませんが)。当然予約は自分でする必要があるのかなと思っています。
業者さんが来ました
約束の9時を20分過ぎたころ、扉がノックされ、作業員が一人、当たり前のように部屋に入ってきて、普通に作業し始めます。20分くらいの遅刻では謝罪なんかはありません。タイに来て、半年以上たつので、すっかり慣れました。
クリーニング作業に入ります
我が家には、リビングとベッドルームにエアコンが1台ずつあるので、2台の清掃をお願いしました。ベッドルームのエアコンから洗浄作業開始です。
作業工程
エアコンのカバーを外し、内部の部材を取り出します
送風の部材とかも含めて、外せる部品は概ね外してくれました。
部材の洗浄
高圧洗浄機を使って、取り外した部材をバルコニーで洗浄してくれました。終了後はそのままバルコニーで乾かします。
水や埃などが飛び散らないようカバーをします
カバーはしてくれましたが、結果的に水は結構飛び散りました。
ブロア(送風機)で埃などを吹き飛ばします
完全にカバーしきれていないので、埃は飛び散ってると思いますが・・・。
エアコン本体の洗浄
高圧洗浄機を使って、フィン部分やエアコン内部、ドレン(排水管)などを洗浄です。
部材を元に戻し仕上げです
取り外した部材を元に戻して、仕上げにフィン部分に何か吹き付けて作業終了です。
室外機も洗浄
高圧洗浄機で室外機も綺麗にしてくれます。
洗浄結果
高圧洗浄機の水は、カバーを伝って下のバケツに流れますが、予想以上に汚れていました。自分で出来るエアコンの掃除はしていたつもりですが、プロに作業してもらうと違います。
エアコンを一旦ばらしていますので、作業終了後は、動作の確認もしました。
作業について思うところはあります
作業料金は後ほどお伝えしますが、この一連の作業について、日本と比較して「え!」と思うことはありました。
飛び散りはあまり気にしない
エアコンに付けるカバーで全てを防げるわけもなく、水が飛び散ります。日本であれば、飛び散りそうな部分には別のカバーを被せて水濡れを防止したりしますが、タイの普通の会社ではそんなことしません。最終的に拭いてはくれますが、気にはなります。
部屋もバルコニーも一緒
作業員の方は靴下を履いていますが、バルコニーも靴下のまま歩きまわり、そのまま部屋に戻ってきます。サンダルも用意しておいたのに、わざわざ部屋にあげています。
あまり気にしません
タイの人達は、細かい事を気にしません。悪気はないんです、対応は丁寧で不快な感じはしませんが、日本人のように細かい気配りは出来ません。全ての場面でこんな感じです。時間にルーズなところとかも含めて、移住して半年も経つと慣れます(馴染んできます)。こういうことが気になるという方は、日系の業者にお願いする方がいいと思います。値段は2~3倍は高くなるので、どちらに重きを置くかという価値観の違いになってきます。
エアコンクリーニングの代金
私達がお願いした(オーナーが依頼した)エアコンのクリーニング代金は1台550バーツ約2,200円でした。2台お願いしたので、4,400円です。後ほど分かったのですが、オーナーはコンドミニアム(日本で言うマンション)に登録している業者にお願いしたようです。
私達の住むコンドミニアムは、共有施設やセキュリティもしっかりしており、日本で言う高級マンションの部類に入ると思います。
※興味のある方は、以下をご参考にしてください。部屋は狭いですが、月10万円以下の家賃で満足しています。
そこに登録している業者なので、タイの中では、しっかりした業者さんなのだと思います。業者さんの状況は以下のとおりです。
⑤は実際に来る人によると思うので、何とも言えませんが、今回の作業員の方から一つ要望事項がありました。
作業員の方が、作業の途中(終了の15分くらい前)に突然スマホの翻訳機能を使って翻訳結果を私に見せました。何かあったのかなと見てみると「小さなボトルに入った水をください」と書いてありました(ちょっとクスッとしてしまいました)。
もともと、お水は差し上げようと用意はしていました。40℃近くある中でエアコンなしの作業なので、扇風機はあてていましたが、限界が来たようです。妻とお水を渡すタイミングを探ってはいました。結局、最後でいいかということになっていましたが、要求されてしまいました。気が利かなかったなと思い、作業終了後、再度、コップに麦茶を入れて「どうぞ」と渡したら、「大丈夫です」と丁重に断られてしまいました。「いらんのか~い」。
私が作業員だったら、お客さんに「水をください」とは言えません。これがタイあるあるなのか、この人が特殊なのかはわかりませんが、こういう人もいるということは勉強になりました。
結論
エアコンを分解して、洗浄し、エアコン自体もしっかり高圧洗浄機できれいにしてくれました。作業自体も細心の注意を払ってというほどではありませんが、気を使って作業をしていました。代金を考えるとコストパフォーマンスは良かったと思います。ただ、もっと丁寧に対応してもらいたいという方は日系の会社に依頼したほうが良いと思います。
実際にお願いした訳ではないので断言できませんが、ネットで検索してみると、しっかり養生してくれて、日本語が話せるスタッフも同行するようです。会社によっては「日本で3か月間みっちり研修させています」と書いてあるところもありました。作業員も2~3人来るようですが、代金は今回私達がお願いした2~3倍という金額です。
エアコンクリーニング代金
今回お願いした業者
代金:1台550バーツ約2,200円(台数×約2,200円)
特徴:安い、対応も普通、養生などの気遣いは少ない
日系の業者
代金:1台1,000~1,700バーツ約4,000~6,800円(2台目以降は若干の割引も)
特徴:割高、養生など気遣いは日本並み
しつこいようですが、丁寧に対応して欲しいということであれば日系の会社が良いと思います。私達は、どのみち作業終了後は軽く掃除をしようと思っていましたし、1回安いところにお願いしてみて、良かったら次回以降もお願いしようと考えていました。結論としては、コストパフォーマンスが優れているので、次回もこの業者さんにお願いしようと考えています。
今回はタイでのエアコンクリーニングの話でした。同じような金額の業者さんでも対応に違いは出てくると思いますので、参考程度に捉えていただくようお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ピースボート地球一周の船旅タイ移住に関するブログを書いています。よろしかったらご覧ください。
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