タイのバンコクに移住した50代の子供がいない夫婦です。
移住して半年が過ぎましたが、急な身内の不幸と免許証の更新をしなければならないため日本に一時帰国することになりました。折角なので、日本で出来ることをしてきましたが、今回はそれを綴っていきたいと思います。
日本へのお土産
もともと、この時期に日本への帰国を考えていたので(私の帰国は予定していましたが、妻の帰国は想定外でした)、日本で会う予定の友達や家族が20人くらいいました(身内の不幸の前に約束していました)。簡単で安価な物ではありますが、3つ1セットのお土産を人数分購入しました。
1 ココナツロールというお菓子
購入先:セントラルワールド向かいのBigC
2 ヤードム(鼻をスースーするやつ)
購入先:チャトチャックウィークエンドマーケット
3 小物入れ
購入先:チャトチャックウィークエンドマーケット
1はBigCで何種類も試食して一番おいしいものを、2と3はチャトチャック市場で購入。好評だったのが、2のヤードム。花粉が飛び始めた時期だったので「スッキリ」すると喜んでくれる人が結構いました。
電源抜いて戸締りを
インターネットとか常に電源が入りっぱなしなので、たまに電源を落とした方がいいよと聞いていたので、コンセントから抜いていきました。ついでに他の電化製品の電源も可能な限りコンセントから抜きました。(ブレーカーを落とせば楽ですが、冷蔵庫まで落ちてしまいますので)。窓と扉の鍵をかけて出発です。
なお、一時帰国が長期間にわたる場合は、自動引き落としではないもの(私の場合は光熱費と家賃)について、事前に支払う事が出来る場合(光熱費は難しいですが)は、しておいた方が良いと思います。ちなみに私の家は、一時帰国の時ではないですが、手違いで電気料金の支払いがされておらず、急に電気が止まりました。お気を付けを。
初めてのリエントリーパーミッド
私達はタイでリタイアメントビザを発行されていますので、リエントリーパーミッド(再入国許可)が必要になります。この手続きを忘れた場合、苦労してもらったリタイアメントビザは失効となるらしいので、取得を忘れないようにしてください。空港での手続きが一番簡単とのことだったので、空港で手続きしました。私達はビザ有効期間(1年間)の出国回数は多くないと考えているので、シングルエントリーにしました。ビザの有効期間内(私達は1年)に4回以上出国するという方は、マルチプルエントリー(3,800バーツ/1人約15,200円)の方がお得です。
ネットを見ると「空いていれば10分くらいで済むよ」と書き込みがあったりしますが、結局私達は1時間くらいかかりました。まず申請書の記入だけで2人で15分くらいかかりました(英語もタイ語もできないので・・・)。記載台も狭く青ペンも紐で短く固定されていたので、青ペンの持参をお薦めします(申請書は事前にダウンロードも出来ますので、記入していけば時間は短縮できると思います)。
記入後、手数料の1,000バーツ/1人約4,000円(現金のみだったと思います)を支払い、書類を渡して、30分以上待ちました(待ち人数は申請書提出時点で7~8人でしたが、この状況が混んでいるのか空いているのかは不明です)。ちなみに写真(4㎝×6㎝)もこの時に必要(私達は写真を持参しました)で、空港のイミグレで撮ってもらうことも出来るそうです(料金200バーツ)。
あまりにバタバタしていて、詳細を書くことが出来ないので、申請の仕方はググってみてください。私達は何だかんだ1時間くらいかかったので、初めての方は、早めの空港到着をお薦めします。
免許証の更新
日本への帰国後、当初から予定していた運転免許証の更新ですが、何と東京都の免許更新は予約制になっていました(他県は不明です)。ネットから簡単に予約はできました(当日、予約していない人も来ていましたが、別レーンで更新は受け付けていました)。朝一番の8時半に予約して当日は8時20分くらいに江東運転免許試験場に着きました。
平日ですが、既に3~40人くらい並んでいました。8時半になると受付が始まり、10数台ある機械で個々人が操作して申請書が出てきます。それを持って、手数料の3,000円を支払って、視力検査と写真撮影を済ませ、最後に講習です。お恥ずかしい話ですが、人生初の優良(ゴールド)になりまして、講習時間は30分でした。しかし、案内された教室の講習開始時間は9時30分(現時点で8時45分)。30分の講習時間に45分の待ち時間です。ん~~~。まあ、タイミングですかね。しょうがない。
講習が終了し、5分ほど並んで新しい免許証を受け取りました。
海外旅行保険の請求
カードに付帯されている海外旅行保険の請求をしました。かなりの長文になりそうなので、別記事にしました。近日中にアップします。
追記:保険請求しました。関心のある方は以下からどうぞ。
住民票や課税証明や印鑑証明
今回、日本帰国を予定していた1週間くらい前に不幸があり、予定より1週間前の緊急帰国となりました。その関連で印鑑証明を貰ったり、妻の社会保険の任意継続の関係で住民票と課税証明が必要になり、区役所に行きました。
社会保険の任意継続や国民年金の切り替えと前納
妻の会社の社会保険の任意継続のため、役所で必要書類を発行してもらい、申請書を同封し会社に郵送しました。
年金事務所へ行って、国民年金の切り替えをしました。夫婦ともに働いていないので、国民年金1号です。在職中は厚生年金(半額会社負担)も支払っていましたが、これからは国民年金のみです。年金額が少なくなってしまいますが致し方ない。同時に2年前納の手続きも済ませました(一番お得な支払い方法だったので)。
耳鼻科と皮膚科にも行きました
折角なので、日本の耳鼻科と皮膚科にも行きました。ちょうど、社会保険の切り替えで保険証が無く、一旦全額負担でしたが、会社に申請して、7割返却される予定です。
今回、日本での耳鼻科の診療費は全額負担で4,860円(保険適用後だと1,460円くらいでしょうか)でした。ちなみに、別記事で書いていますが、タイの日本語が通じる病院(通訳がいる病院になりますが、必然的に高級病院となってしまいます)の耳鼻科では、ほぼ同じ診療で10,000円(全額負担)くらいかかります。そもそもの金額からして違います。
海外送金の手続き
数年前から、インターネットバンキングをしていて、海外(タイに居て)へ送金しようとしたら、出来ない。自分で勝手に、当然海外送金(自分名義の日本の口座から自分名義のタイの口座へインターネットバンキングでの送金)できるだろうと考えていましたが、どうやら手続きが必要なようです。これが、出来なくてリタイヤメントビザの時には相当苦労しました。しかもオンラインで手続きが出来ず、日本での手続きが必要とのこと。「一時帰国した時に手続きしよう」と思っていましたが、結論から言うと出来ませんでした。
銀行によって違いますが(妻の銀行はオンラインで手続きが可能でした)、私の銀行では、「手続きが終了する前に海外渡航してしまう人は手続き出来ない」とのことで、1週間くらいは日本にいないと駄目でした。私達は翌日、タイへ向けて出発してしまうので到底無理です。対応してくれた銀行員の方も他の銀行員と相談したりして、何とかしてくれようとしたのですが、駄目でした。
1週間は東京にいたので、すぐに銀行に行けばよかったのですが、1週間も前から手続きが必要だとは思わなかったので・・・。勉強不足でした。
単純に、身分証明とか銀行印とかあって申請書類を書けばOKだと思っていたので・・・痛恨。
海外送金(自分名義の日本の口座から自分名義のタイの口座へインターネットバンキングでの送金)はマネーロンダリング防止のためだと思いますが、手続きが面倒で時間がかかります。銀行によって違いますが、事前に問合せをして、日本国内に居るうちに済ませておく方が良いと思います。
日本での買い物(支払いはスマホ決済)
日本で贔屓にしていた食べ物や飲み物
日本にいる時から好きだったお店のコーヒー、どら焼き、とんかつ屋さん、韓国料理、ラーメンを食べました。いや~美味かった。元々好きなうえに食べられない期間が長かったので、うまさ倍増でした。本当に日本の食べ物は美味しい。
私の好きなコーヒー店とどら焼き店は、以前の自宅から離れているので、掲載させて頂きます。とんかつ屋さんとか韓国料理とかラーメン屋さんは、あまりに密集していて、バレそうなのでご勘弁ください。
好きなコーヒー屋さん(公式HPありません)
食べログ バク コーヒー ロースターズ (BAKU Coffee Roasters) – 門前仲町/カフェ | 食べログ (tabelog.com)
インスタ BAKU Coffee Roasters/莫珈琲焙煎所(@bakucoffeeroasters) • Instagram写真と動画
東南アジアの豆が中心で、マスター自身もタイへ仕入れに行くことがあるようで、タイ移住の話もしたりして、会話も楽しんでいました。
好きなどら焼きやさん
食べログ どらやき どら山 – 門前仲町/どら焼き | 食べログ (tabelog.com)
※サイトに公式予約サイトとインスタのアドレスもあります
どら焼きの餡も美味しいのですが、個人的にはふわふわな生地が大好きです。
タイにはない(あるけど高い)日本の物
「タイにはない物」、「あるけど高いもの」、「同じくらいの値段であるけど品質の悪いもの」を日本で購入してきました。
日本のだし(茅乃舎)、タンクにポン、ベビーパウダー(固形)、カップ麺、ティーバック(ノンカフェイン)、素麺、プチっと鍋、ピクルスの素、即席みそ汁、コブサラダドレッシング、麦茶、垢すり、綿棒、ヘアカラーなど。
支払いはスマホで
ペイペイとか楽天ペイのポイントとかのスマホ決済は、タイではもちろん使用できないので、残っているポイントを使いました。また、若干の投資をしているためポイントがauペイに貯まるので、そちらも使用しました。
久々の日本だからいいか
「久々の日本だからまぁいいか」と気持ちも大きくなり、あまり躊躇もなくなり財布のひもは緩くなりました。食事だけでも「茅乃舎のだし茶漬け 2人で約3,000円」、蕎麦屋で「鴨せいろと鍋焼きうどん 2人で約3,000円」、「とんかつ屋 2人で約3,000円」。大したことないと言えばそうなんですが、タイでは2人で1食6~800円(1人3~400円)で済ませることが多いので、普通なら、かなり躊躇すると思いますが、完全にイケイケ体質になっております。
お友達に会いました
「私の勝手な都合で申し訳ないのですが、帰国するので久しぶりに会いませんか」と連絡したら、有難いことに会ってくれる人がいました。皆さん都合があるのに、調整していただき感謝感謝です。
やっぱり、昔からの仲間はいいです。バカな話も出来ますし、懐かしい話も出来ますし、今の話も、未来の話も出来ます。何よりも楽しいです。
もっとお声がけしたかったのですが、日程がかなりタイトで、とても全ての人と会って話すことが出来ず本当に申し訳ありませんでした。身内の不幸もあり、自分自身負い目も感じたりしていたので、不幸が判明する前に約束していた予定以外、新たな約束はしませんでした。
3日連続で飲み会でした
元職場の仲間と
区役所に入ってからの仲間です。同じ職場で働いていた人達で20年以上の付き合いです。社会に出てからお付き合いする方々は、表面上というか、大人なりの遠慮というか、気遣いなんかがあって、親しくなりづらいかと思うのですが、この仲間とは知り合ってから、年に1回旅行に行ったりして、楽しい付き合いが続いています。
アルバイト時代の友達と
トラックの運転手を辞めてから、アルバイトしていた頃からの付き合いなので、30年以上もの付き合いになります。こちらも年に1回、夏に海へバーベキューに行っています。移住の際は自宅にある家電を貰ってもらったり、空港へ送ってくれたりして、本当にお世話になっています。
高校時代の友達と
一人は痩せて、一人は禿げて、一人はおやじになっていました。前回あったのが、4年前でしたが、その頃よりも進んでいました。こちらでは、とても書けないようなバカな事をして過ごした高校時代でしたが、自分も含めてみんな年をとりました。痩せた一人は大病をして20kg以上痩せていました。禿げは笑えますが、痩せは笑えません。これからは、衰えていく一方なので、健康第一で過ごさねばと痛感します。
お世話になった友達と
高校時代からの友達で、区役所を紹介してくれた恩人の様な人です。数えれば40年以上の付き合いですが、高校時代はかなりヤンチャでした。今でも見た目はちょっと怖い感じですが、周りへの気配りが出来て優しい。でも言わなければいけないことは、きちんと言う。面倒見が良くて、人が嫌がることもやってくれるという、自分には到底真似できない人です。
この友達も私もお酒が得意ではないので、ホテルでランチしました。前述した免許更新の会場まで迎えに来てくれて、楽しく過ごさせていただきました。
本当に有難い
上記のお友達は、私から声をかけたにも関わらず、会場や時間の調整までしてくれました。本当に有難く、いつまでも付き合いたい素晴らしい仲間たちです。
※今回お声がけ出来なかった方、本当にごめんなさい。
家族や姉、姪っ子やワンちゃんにも会いました
もちろん家族にも会いました。母(父は20年ほど前に他界しました)や、姉や姉の子供(姪)にも会って、姪の飼っているワンちゃんにも会いました。ワンちゃんは私を忘れていなかったようで、久々でしたが、なついてくれました。
買い物にも付き合ってもらいました
アルバイト時代の友達から「彼女が今日休み(平日)で、ご飯食べたいと言っている」とLINEがありました。この彼女とも私達は友達で、「今日は、タイで購入する日本製品は高いから、アウトレットで買い物をしようと思っている。その前のランチでどう?」とLINEしたら、「今日は仕事が早く終わりそうだから、ランチと言わずみんなで一緒にアウトレットに車で行こう」と言ってくれました。電車で行こうかと思っていたので、有難く甘えさせてもらって、5時間くらい付き合ってもらい、いい買い物ができました。
友人のマンションのゲストルームに宿泊
妻の友人にお願いしたら、快くOKしてくれました。有料で1泊6,000円かかりますが、全然安いです。都心にあり、部屋は豪華で眺望も最高で、シャワールームは広く大きな浴槽もあります。ベッドは2台あり、上層階なので騒音もありません。
最近は、画像から場所が特定されることもあるといいます。友達に迷惑がかかってしまうので、残念ながら眺望の画像はありませんが、「これぞ都会」という眺めの素晴らしいゲストルームでした。周辺の食事処も、おしゃれな場所から老舗的な場所まであり、素晴らしいロケーションでした。マンション自体の造りもゴージャスで、自分達の住んでいた下町とはレベルが違うと痛感しました。
忘れてしまいました
うかつにも、家にあった盆栽的な植物の対策を全く忘れて日本に帰国してしまいました。約2週間、水なしでしたので、当然ながらその木は枯れてしまいました。結構かわいがっていたのに・・・不覚でした。
半年ぶりの日本でしたが、身内の不幸があったのに、ちょっと不謹慎だと思いましたが、こういう機会も少ないので、お友達と飲めて楽しく過ごさせていただきました。日本のご飯も美味しかったです。半年は早いにしても、1年に1回くらいは帰国しても良いのかなと感じました。素晴らしい時間を過ごさせてくれたお友達には感謝です。これからも末永くよろしくお願いします。
ピースボート地球一周の船旅タイ移住の様子をブログにしています。よろしければご覧ください。
コメント