タイのバンコクに移住した50代の夫婦が、コンドミニアム(賃貸)に住んで1年が経過しようとしています。タイのコンドミニアムは概ね1年契約で、私達も1年契約です。我々が住んでから10か月が経過していますが、住み替えを考えています。
なぜ住み替えをしようと考えたのか
ネットで賃料を見ていると・・・
妻がネットで、私達の住んでいるコンドミニアム(日本で言うマンション)の賃料を見ていると、同じ広さで20,000バーツ約84,000円/月という賃料が結構出てきます。もちろん、それより安い部屋も高い部屋も出てきます。ちなみに私達が住んでいるのは、以下のとおりです。
家賃:23,000バーツ約96,600円/月
46階建ての20階部分35㎡のワンベッドルーム
2020年オープンの築浅
※更なる詳細は以下をご覧ください。
同じような物件で安い部屋がある
タイでコンドミニアムを賃貸するということは、そこを購入したオーナーがいて、その人から借りるというシステムです。私達はタイ語も英語も出来ないので、日本人経営の仲介業者に依頼して賃貸借契約を結んでいます。この業者さんは、細かい相談にも対応してくれて本当に満足しています。
タイでの住居を賃貸と考えた場合、コンドミニアムかアパートかという選択になります。アパートはコンドミニアムと同じような物件であれば、割高にはなりますが、修繕などのサポートは充実しています。コンドミニアムは各物件にそれぞれオーナーがいるので、オーナーによっては、対応が悪かったりするなどガチャ的な要素があります。
契約当初は、気に入って契約をして、今現在も大きな不満はありませんが、ネットを見ると月に3,000バーツ約12,600円ほど安い物件が、かなり出てきます。年間だと151,200円違います。引っ越しの手間などのもろもろを考慮したうえで、これを、大きいと捉えるか小さいと捉えるかは人それぞれだと思います。
現在、仲介している業者さん(社長が日本人で、もちろん日本語OKです)に、「ネットの物件やコンドミニアムのエージェントから、今とほぼ同じ条件で安い物件が何件も出てくるのですが、手数料がかかっても良いので、このような物件を紹介してもらえないか。」と言ったら、「ごめんなさい。それは出来ないんです。」とのこと。詳しい理由は聞きませんでしたが、駄目と言われたらしょうがないです。さすがに、タイ語も英語も解らないのに、ネットの物件とは契約は出来ないので、諦めました。
オーナーは良い人
オーナーとは主にLINEでやり取り(翻訳アプリを駆使しながら)をしていますが、細かいことにも親身に対応してくれて本当に良い人です。海外に旅行に行かれたときなどは、お土産をいただいたりするので、こちらもお土産をお返ししたりする関係です。当然、物件を変更すれば残念ですが、オーナーも変わるということになります。
生活費を少しでも安くしたい
バンコクに移住してから半年の生活費を算出したのですが、思いのほかお金がかかっていました。ですので、少しでも生活費を節約しなければという思いがあります。
※移住してからの生活費を記事にしています。よろしければご覧ください。
タイのコンドミニアムは家具家電付きなので
タイのコンドミニアムは家具家電付きが基本です。ベッド、ソファ、テーブル、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビ、電子レンジは概ね備え付けです。
どこに引っ越すかは決まっていませんが、引っ越し先のコンドミニアムにも家具家電は付いています。引っ越すときに、家具家電を移動する必要が無いので、荷物は異常に少ないです。ちなみに、今の場所に来た時も飛行機に荷物を預けて、タクシーにその荷物を載せてきました。それ以外の荷物は、日本から送ったダンボール箱2個のみです。
かなり、身軽なので、一般的に日本で考えている引っ越しよりは、エネルギーのかかり具合や金額が全く違います。
※もう少し詳しい内容を記事にしています。よろしければ、以下からどうぞ。
3つの理由から住み替えを検討することとなりました
住み替えを検討するに至った理由です。
①日々の生活費を抑える必要がある
②同じ建物の同じような物件で安い物件がある
③引っ越しのエネルギーと費用はさほどかからない
物件の内見
私達の住んでいるコンドミ二アムに、管理事務所があり、そこで「住み替えをしたいのだけど、他の物件を紹介してもらえないか」と翻訳アプリを駆使して伝えたところ、「仲介業者に直接連絡をしてください」と言われ、名前と電話番号が書いた名刺を見せられました。私達はタイ語も英語も話せないので、直接のコンタクトは出来ません。結論としては、入居する際にお世話になった日本人経営の仲介業者にお願いして、今の賃料より安い物件を探してもらうよう依頼しました。
今住んでいる場所は、仲介業者への手数料(業者さんによっては無料の場合もあります)はかかりますが、1年契約の場合、それを差し引いても充分お得だと思いお願いしました。
すぐ近くの他のコンドミニアムを内見
実はすぐ近くに、コンドミニアムが何棟かあり、歩いて見に行ってみることにしました。事前にネットで賃料も確認しましたが、同じ広さで安い物件も結構あります。とりあえず管理事務所で声をかけてみて、可能であれば部屋も見せてもらおうと思います。
ちなみに、私達はバンコクに住んでおり、BTSスクンビットラインのハーイエーク ラップラオ駅という大都会からは少し離れた場所に住んでいます。その駅からコンドミニアムの敷地までは徒歩1分という好立地です。
※詳細を知りたいという方は以下からご確認ください。
ここからは実際に内見したコンドミニアムを紹介します。
THE LINE Phahonyotin Park BuildingB
BTSのハーイェーク ラップラオ駅から徒歩8分ほど
2022年オープン32階建て
私達の住む部屋のバルコニーからも見える物件です。駅から遠くなりますが、築年数は新しいです。
共用施設
物件紹介
物件1:30階部分 40㎡ 18,000バーツ約75,600円
受付で声をかけたら、その方が直接部屋まで案内してくれました。
今より駅からは遠くなります。物件自体に装飾はなく、生活に必要な物は、とりあえず揃っているという感じです。テレビが無かったのですが、入居時には付けてくれるみたいです。今より5㎡広くて、月5,000バーツ約21,000円安くて、年間約252,000円お得になります。部屋自体の魅力はありませんが、広くて家賃が安いのは大きな魅力です。
◆
物件2:28階部分 40㎡ 24,000バーツ約100,800円
こちらは、部屋を見せてくれた方がLINEで送ってくれた情報と画像です(内見した時にLINEの交換をしています)。
逆に今より1,000バーツ約4,200円/月ほど高くなり、本来の趣旨である「今より家賃を安くしたい」を破ってしまっていますが、清潔感のある装飾で魅力的です。ちょっと心が動いています。
こういう要望よりちょっと高めで、魅力的な物を紹介するって、商売の基本なんですかね。今までも車を購入する際など、何度もこのトラップに、はまっています。
THE LINE Vibe
BTSのハーイェーク ラップラオ駅から徒歩10分ほど
2024年オープン40階建て
上記で紹介した「THE LINE Phahonyotin Park BuildingB」の隣で出来立てほやほやです。出来たばかりなので、どこもかしこも綺麗で、ここも魅力的です。営業の方と話すと、日本語が話せる営業の方に電話を代わってくれて、「入居は始まっていますが、賃貸はまだ始まっておらず来月(8月)には賃貸も開始される」とのことでした。ここは共用施設のみの見学も出来ませんでした。
Life PHAHON-LADPRAO
BTSのハーイェーク ラップラオ駅から徒歩8分ほど
2024年オープン40階建て
私達の住んでいる「Life」と同じ系列のコンドミニアムです。こちらも出来たばかりで、入居は始まっていますが、賃貸はやはり来月からとのことでした。こちらは共用施設の見学のみでした。
新しく綺麗なので魅力はありますが、今現在住んでいる場所と比べると、小ぢんまりした感じで、綺麗以外に魅力的な部分は少なかったです。部屋を実際に見れば、また違う感想になるかもしれません。
検討します
結論はまだ出ていません。正直迷っています。
今の物件でお世話になった業者さんとも話をしていますが、「バンコクも家賃が高くなってきています。また、エージェント(仲介業者)を入れることを好まないオーナーも多くなり苦戦しています。」とのことでした。
オーナーからすれば、確かに仲介業者を入れれば、手数料は高くなりますが、手間はかからない。一方、ネットなどに掲載している物件は、仲介業者に比べれば大分安くできると思います。中には仲介業者もネット掲載も両方している方もいるかもしれません。
あくまでも想像ですが、ネット掲載されている物件は手数料が安い分、家賃も安くできるということなのかも知れません。私達もタイ語が話せれば直接オーナーと交渉できるかも知れませんが、無理なので、日本語が通じるエージェント経由しかないので、割高も致し方ないのかなと思い始めています。
それでも、良い物件があるかも知れないので、もう少し探してみて、住み替えが決定したらあらためてブログにしますので、ご興味のある方はご覧ください。
追記:住み替えが決定しました。よろしければ、以下からどうぞ。
※タイ移住に関するブログです。よろしければご覧ください。
コメント