タイ・バンコクに移住して3年目の50代夫婦です。
私たちは、現地のオーナーからコンドミニアム(日本で言うマンション)を借りて暮らしています。
バンコクでは基本的に1年契約で、私たちもこれまで毎年物件を変えながら契約してきました。
これまでの住み替え経緯
年次 | 駅・エリア | 間取り・階数 | 家賃(月) | 築年数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1年目 | BTSスクンビットライン「ハーイェーク・ラップラオ駅」直結 | 35㎡/20階 | ฿23,000 | 築3年 | 駅直結で便利 |
2年目 | 同建物35階・同方向 | 35㎡/35階 | ฿20,000 | 築4年 | 同条件で月3,000バーツ安 |
3年目 | MRTブルーライン「ラマ9世駅」徒歩5分 | 30㎡/10階 | ฿23,000 | 築半年 | 新築・初入居 |
ラップラオ時代のコンドミニアムは利便性も眺望も良く、とても気に入っていました。
ですが、「せっかくの海外移住、いろんな場所に住んでみよう」と思い、地下鉄で15分ほどのラマ9エリアに引っ越すことにしました。
👉 引越しの様子や経緯については、以下の記事で詳しく紹介しています。
🔗 2024年の引越し記事はこちら
🔗 2025年の物件検討についてはこちら
🔗 2025年の引越し業者についてはこちら
今回のコンドミニアム概要
- 場所:MRTブルーライン「ラマ9世駅」徒歩約5分
- 竣工:2025年3月(築6か月で入居)
- 構造:2棟(R棟:33階建/N棟:41階建)
- 総戸数:1,441室
- 共用構成:
・1階:ロビーラウンジ+管理事務所+駐車場
・2~6階:駐車場+住居
・7階:連絡通路と共用エリア
・最上階:共用施設
・その他:住居階


新築ならではの快適さと圧倒的な設備
竣工から半年、私たちが部屋の最初の入居者ということもあり、すべてがピカピカ。
特に共用施設(ファシリティ)の充実度は驚くほどです。
建物が2棟建っておりその2棟分の施設をどちらも利用可能というのも大きな魅力。
その2棟分の共用施設を画像たっぷりで紹介します。
🏋️♀️ ファシリティ一覧
ラウンジ・コワーキング関連
- 1階メインロビー(R棟・N棟)
- Mellow Co-kitchen Lounge(R棟7階・予約可能)
- IVORY Lounge(R棟33階)
- Indigo Lounge(N棟41階・予約可能)
- ENERGY SPACE & Library(N棟7階)
- FOCUS ROOM(N棟1階3部屋・7階7部屋/予約可能)
- ミーティングルーム(N棟7階・8人用・予約可能)
ミーティングルーム(N棟1階・8人用・予約可能)
予約が可能なラウンジはキッチン設備(オーブンやレンジ、冷蔵庫)が整っておりホームパーティー用に予約が出来る形になっているのだと思います。でも、今まで予約されていたことがないのでPC作業などに利用させてもらっています。




















運動・リラクゼーション施設
- ジム:R棟33階、N棟41階
- プール:R棟33階、N棟41階
- ヨガ&ピラティスルーム:R棟7階
- ART HUB
- 室内ゴルフ(シミュレーター)・予約可能
- スパルーム
- サロン(スタイリング&マッサージチェア)・予約可能
変わり種は「ART HUB」「スパルーム」「サロン」あたりでしょうか。
「ART HUB」は趣味の教室が開催できるような感じの造りです。
「スパルーム」はベッドが2台あるので、出張してマッサージしてもらう場合に使うのかなと思います。
「サロン」はヘアスタイリングが出来る設備とマッサージ椅子が2台あるので、たまに予約してマッサージしています。













その他の共用施設
- キッズルーム、遊び場(1階・7階及び連絡通路)
- コインランドリー(各棟1か所ずつ)
- POOL ROOM(ゲームルーム・ビリヤードルーム 予約可能)
- フォトスタジオ、レコーディングスタジオ(予約可能)
- パターゴルフ、休憩スペース多数
珍しいところでは「ゲームルーム」「フォトスタジオ」「レコーディングスタジオ」でしょうか。多分、私が利用することはありませんが音楽や撮影を趣味にしている人にとっては、かなり嬉しい施設だと思います。












まだ入居率は低く(体感で1〜2割程度)、どの施設も空いていて使いやすいのもポイントです。
アプリで予約できる仕組みもあり、貸切利用もスムーズです。
でも…良いことばかりではありません
竣工から半年以上経っても、館内の工事がまだ続いているのが現実です。
日本では「竣工=完成」ですが、タイでは「人が住める状態になった」という意味に近いようです。
実際、
- 地上部分や6階駐車場などかなり大規模に工事中
- 廊下や共有部分の塗装作業
- かなりの部屋がまだ内装工事中
- 作業員用エレベーターとして2台使用
- ペンキの匂い、粉塵、工事音が発生
といった状況で、数えたわけではありませんが1日100人以上の作業員が出入りしています。
あくまでも私見ですが、2025年中に完全に工事が終わるのは難しそうです。






さらに…雨漏りも発生
新築なのに、雨漏り。
日本では驚きますが、タイでは「雨漏りは珍しくない」というのが現実です。
実際、以前のコンドミニアムでも雨漏りは多数ありました。
軽微な修繕は随時行われていますが、施工精度は日本とは大きく異なります。



家賃は上がったけれど、満足度は高め
今回の部屋は前より5㎡狭くなり、家賃は3,000バーツ(約13,500円)高くなりました。
それでも「新築の快適さ」と「共用施設のレベル」を考えると納得です。
以前の物件では共有スペースの経年劣化やジム機材の故障が増え、共有スペースの混雑も目立っていました。
コンド内で過ごす時間が多い私達には、今回の物件は静かに使える環境が整っており、コワーキングスペースも快適で、夫婦それぞれの時間を過ごしやすくなりました。
総評:総合的には「満足しています」
- 設備:★★★★★
- 利便性:★★★★☆(駅・モール近く)
- 快適性:★★★☆☆(工事が終われば★4つ)
- コスパ:★★★☆☆(やや割高)
家賃は上がりましたが、リフレッシュできた環境や施設の使いやすさを考えれば十分満足です。
これから入居率が上がっても、この快適さがどこまで保たれるか注視したいところです。
今後は、ラマ9エリアの周辺環境や生活利便性についても記事でご紹介する予定です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
タイ移住の様子をブログにしています。よろしければご覧ください。

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