タイのバンコクに移住した50代夫婦です。日本で手続きが必要な事案があり2025年5月に一時帰国しました。手続きは東京でしましたが日本滞在が1週間は必要なので、好きな京都に行くことにしました。京都に2泊しましたが、そのうちの1泊が「翠嵐」というラグジュアリーホテルでした。毎度、結論から先に言ってしまいますが素晴らしいホテルでした。宿泊費用がかなり高価なので、そこが折り合えるか人によって判断が分かれると思います。
京都駅から翠嵐まで
JR京都駅に到着し、翠嵐の無料送迎サービス(後述します)を利用してMKタクシーで翠嵐まで行きましたが、MKタクシー専用の乗り場がわかりづらかったです。
ようやく見つけたその場所にはMKタクシーのスタッフがいて「ここでお待ちください」とのこと。3組ほど待っている人がいてタクシーが来ると乗り込んでいきます。「何かおかしいな」と思い再度スタッフに「予約しているんだけど」と言うと「予約の方は室内でお待ちください」と言われてしまいました。私達の待っていた場所は俗に言う流しのMKタクシー待ちの列でした。最初に「予約した」と伝えたつもりでしたが、伝わっていなかったようで少し「イラッ」としました。
※公式HPを見たら詳細に場所が説明されていました。完全にこちらのリサーチ不足でした(詳細は後述します)。



室内で2~3分待って、車が配車されました。この運転手の方が良い方で、話の腰を折ることもなく知識も豊富で話していて楽しかったです。宿まで30分ほどの時間でしたが気持ち良く過ごすことが出来ました。
ちなみに無料サービスなので料金は支払いませんでしたが、メーターは回っていて到着時は4,000円を超えていました。ご参考まで。
JR「嵯峨嵐山駅」、京福電鉄嵐山線(嵐電)「嵐山駅」からは、人力車での送迎も可能で、どちらかをチョイスできます。タクシー、人力車とも、あくまでも片道で往復ではありません。
※事前予約が必要です
チェックイン
私達はマリオットボンボイのプラチナメンバーです。ここ「翠嵐」はラグジュアリーコレクションというマリオットグループなのでステータスに応じたサービスが受けられます。部屋に余裕があればアップグレードやレイトチェックアウトなども可能です。13時過ぎでしたが(通常のチェックインは15時)、これからお昼ご飯を食べに行くので、荷物を預けるだけでもと思いチェックインしました。



朝食代わり?のサービス
マリオットボンボイ上級会員は通常であれば朝食もメンバー特典(朝食か1,000ポイントのチョイス)ですが、ここはもともと朝食付きらしくその代わりということなのかボンボイメンバーは
①ボンボイポイント1,000ポイント
②シャンパン
③スイーツチケット(くずもち)
のうちのどれかをチョイス出来るとのこと。③の「くずもち」をチョイスしました。このスイーツは「シャンパンディライト」の時か「朝食」の際にスタッフに伝えてくれと言われていましたが、すっかり忘れてしまい食べることが出来ませんでした。無念です。
アップグレードも
ホテルの予約自体は「月の音(私達はボンボイポイントの92,000ポイントで宿泊、現金の場合は145,159円)」という部屋でした。スタッフの方曰く「ご予約の月の音という部屋は、すぐ用意できますが、お客様はプラチナメンバーですので、15時まで待っていただければスイートの渡月にアップグレードが可能です。」とのことで二つ返事で「15時まで待ちます」と回答しました。後々確認すると多分5段階上がっていました。以前調べた金額では渡月は423,775円でした。普通なら絶対泊まれない部屋なのでかなり得した気分です。マリオットボンボイ万歳!
「渡月」というスイート
13時半に予約した「松籟庵(しょうらいあん)」(翠嵐から歩いて10分ほど)という豆腐会席のお店でお昼ご飯を食べて15時過ぎに翠嵐に戻ると「渡月」という部屋に案内されました。部屋に温泉露天風呂が付いていて、リビングは窓も広く、一泊400,000円以上の部屋は洗練されていてゴージャスだなと感じました。もちろん文句なしで最高の部屋でした。
ルームツアー



























庭園や施設など









翠嵐のサービス
嵐山ディライト
全ての宿泊者への無料サービスとして「茶寮 八翠」で「嵐山ディライト」というシャンパンサービスが毎夕実施されます。前のめり気味で参加しました。17時ちょうどに八翠に行きましたが一番乗りでした。ちょっと寒かったですが保津川(桂川)沿いのテラス席で、シャンパン(お酒が飲めないのでノンアルコールです)とジンジャーエールとおつまみをいただきました。
30分くらいするとスタッフの方が「温かい飲み物もありますよ」と声をかけてくれました。温かいコーヒーとキャラメルトフィーという紅茶をお願いしました。ちょっと肌寒かったのでほっとしました。特にキャラメルトフィーという紅茶が美味しかったです。
このあたりのサービスを惜しまない(飲み物ならいくらでも出す)姿勢は流石一流だなと思います。おつまみの御代わりはしませんでしたが、おつまみも御代わり可能のような気がします。






時間:17:00~19:00(季節によって変わるかもしれません)
プライベートスパ(貸切露天風呂)
露天風呂の貸し切りのほか、スパもお願い出来るようです(利用しなかったので詳細は不明です)。詳細はこちらからどうぞ



無料お迎えサービス
その他、本記事の冒頭でお伝えした無料お迎えサービスもあります。電車で来られる方は必ず利用していただきたいサービスです。前述しましたが
■JR「京都駅」からMKタクシーで宿まで送迎
■JR「嵯峨嵐山駅」、京福電鉄嵐山線(嵐電)「嵐山駅」からは、人力車での送迎
どちらかをチョイスできます。タクシー、人力車とも、どちらか一つの片道です。往復ではありません。
※事前予約が必要ですのでご注意ください
ターンダウン
就寝の準備をしてくれるターンダウンのサービスもあります。ベッドの上に浴衣と飴を置いてくれました。


その他のサービス
その他、公式HPでは見当たりませんでしたが、以下のサービスも案内されました。実際の利用はしていないので詳細は不明で、自転車以外は無料か有料かもわかりませんが、ご参考まで。
■レンタル自転車 9:30~16:00(無料)
■メディテーションストレッチ
火・木・土曜日に実施 時間:7:50~
場所:日本庭園
■写漢詩 毎週金曜日 時間:7:30~8:00
場所:茶寮 八翠 ※漢詩を写す体験のようです
■花火 毎日開催 時間:19:00~20:00
場所:日本庭園 ※お子様向けプログラム
予約時期によって宿泊費も変わってきます。
よろしければ以下で宿泊費をご確認ください。
Trip.com
agoda
翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
▶公式HP:翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都【公式】
▶開業:2015年3月
▶総部屋数:39室(うち17室に専用露天風呂)
チェックイン 15:00
チェックアウト 12:00
▶場所:Suiran, a Luxury Collection Hotel, Kyoto – Google マップ

朝食
レストラン「京 翠嵐」で
朝食時間はチェックイン時にお願いした8:00からです(7時、8時、9時、10時のいずれかを選びます)。日本庭園が見える歴史ある建物で朝食をいただきました。最初は窓際の案内ではありませんでしたが、着席から少しして窓際が空いたので、移動させていただきました。
眺めは最高で文句なしでした。朝食はビュッフェタイプではなく、和食か洋食のチョイスでした。こういう場所ではビュッフェタイプは馴染まないと感じるので良い形式だと思います。






間違いなく素晴らしいホテル
施設もサービスもスタッフも素晴らしい文句なしの宿泊施設です。
問題は宿泊料金です。予約時期や季節によりますが一番下の客室でも100,000円くらいはすると思います。上のランクになれば400,000円とか800,000円の部屋もありました。とても一般ピーポーが払える金額ではありません。
私達夫婦は旅行が好きで、働いている時(夫婦共働き)にマリオットボンボイのプラチナ会員の資格を得ましたが、結構な資金を投入しています。でも、そのおかげで今回のように「渡月」という1泊400,000円もするスイートに泊まれました。このような体験が出来るからこそ、そこそこの金額である年間維持費も支払い続けています。
400,000円を連呼してしまい申し訳ありません。私達は決して裕福ではないので、マリオットボンボイポイントを有効に使い、普通では泊まれないような部屋に宿泊(運まかせの要素が多分にありますが)しているということをお伝えしたかっただけです。
今回の京都旅では2泊しました。もう1泊は「FOUR POINTS FLEX BY SHERATON KYOTO OIKE」というリーズナブルなホテルに泊まりました。近日中に記事にしますので、よろしければご覧ください。
昔の記事になりますが、京都のホテルの記事です。よろしければご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
私達の本道である50代夫婦がタイのバンコクに移住したブログです。ご興味があればこちらもどうぞ。

コメント
新緑の京都、いいですねぇ。リッチなホテルもうらやましいです。マリオットボンボイ、お得なカードとわかっていても手が出せませんでした。今後の記事も楽しみにしています(^^)
ダイキチ 様
はじめましてシンヒロと申します。
コメントいただきありがとうございます。
新緑の京都良かったです。
マリオットボンボイの恩恵は本当に有難いです。
でもダイキチさんのおっしゃるとおり結構なお金がかかります。
しかし、本記事のようなアップグレードもあるのでやめられません。
マリオットの術中にハマっているような気がしますが・・・
拙い記事で恐縮ですが、よろしければ今後も訪問してください。
シンヒロ