今回は海外移住に至ったきっかけや経緯を説明させていただきます。
海外旅行が趣味ですが、子供がいないので、海外旅行は妻と二人です。妻は学生時代からヨーロッパとかに行っていたので、わたしは妻におんぶにだっこで全て任せています。
それは今も同じで、旅行の手配は妻の担当で私は何もしません。そうですポンコツです。ですので、ここに書くのは感想です。英語も出来ない私(もちろん英語以外の外国語も)が、いかにして海外が好きになっていったのかを、ただただ書くだけです。
それを事前に了承いただき、さらにブログ超初心者(開設して2週間、4本目の記事)ということも加味して、ひろい心でご覧いただければと思います。
初めての海外旅行
初海外は新婚旅行
私が初めて海外旅行にいったのは、新婚旅行でした(1996年)。ジャマイカとアメリカ(フロリダとラスベガス)へ2週間の旅でした。
ジャマイカはモンテゴベイのハーフムーンというところでした。広い敷地内で、1棟建てのヴィラに宿泊。貧乏な私には夢のような施設でした(抽象的な表現でごめんなさい。25年以上前のことで細かくは覚えていません)。
フロリダではディズニーワールドに行きました。乗り物以外にもプールなんかもあって、ものすごく広かったという印象です。
そして、今後永い付き合いとなるラスベガスです。詳細は後々ブログで書きたいと思いますが、一番好きな場所です。
妻の海外旅行好きに付き合いで
概ね年2回のペースで
妻も私も比較的休みが取れる職場だったので、年2回くらいのペースで海外に行っていました。最初は付き合いで行っていた旅行ですが、外国のきれいな景色、美しい建築などに感動を覚え徐々に海外旅行が好きになっていきました。
外国の人々もやさしい人が多く、気持ちよく旅行出来ることも多かったですが、もちろんいい事ばかりでななく・・・。
アメリカ怖い
最初の頃、アメリカに行きカフェでレジに並びオーダーしていた時、英語でうまく伝えられずにいると、レジの女性はいらだった感じで「Next‼」と言って大きな声で後ろの人を指さしました。わかっています。英語が出来ない私がいけないんです。外国なのに、偉そうにカフェでお茶しようなんて考えが大甘なんです。
でも・・・、時間にしてわずか10秒程度、自分なりに勇気をもって臨んだ結果が冷たく「Next‼」です。明らかに外国人なんだから、「もう少しやさしくしてくれてもいいんじゃないですか」と言いたい気持ちもありましたが、そこは諦めるしかありませんでした。
欧米の人たちって、日本と違ってお客さんだからといって特別扱いしないんですよね。五分と五分なので、根が良い人は、とことん優しい。他のお客さんをほったらかしで、「ほかに困っていることはないか、何でも言ってくれ(言葉はわからないが、そう言っていると思う)」なんて店員もいる。
特にアメリカは合理主義の国。「おまえ一人のために、後ろの何人もの客が時間を取られる。」というところか、もしくは「面倒くせえな、英語話せるようになってから来いよ。」という思いがあるのか、対応が容赦ない。怖かった。
もちろん、これは私の経験と主観です。たまたま、初めの方にこのような洗礼を受けましたという話なので、そこはご了承ください。
妻は偉大
その点、わが妻は、外国の人相手でもガンガン行く。私より、英語が出来ることもあるが、とにかく、ものおじしない。ちょっとでも道に迷ったりしていると躊躇なく道行く人に聞く。私はというと、「急いでるんじゃないか」「迷惑がられるんじゃないか」と思い、もじもじして時間ばかり浪費する。また、どうしても聞かなければいけない場面でも、申し訳ないという気持ちから少しでも怪訝な顔をされると引いてしまう。妻と同じように振舞うことは出来ない。本当に妻は偉大。
だんだん慣れてきた
何回、何十回と海外旅行を重ねるたびに、流石に慣れてきて、当初の頃よりは、コミュニケーションが取れるようになってきました。最初の頃は、的確な言い方ではないかもしれないけど卑屈になっていて、聞いている相手が怒っていないのに、怒っているように解釈して、「あ、いいです。すみませんでした。」ってなっていたような気がします。
自分に置き換えると、日本で外国人に道を聞かれた場合、日本語が不明瞭な場合、ちょっと怪訝な顔(考えている顔)をすると思うが、怒ってはいない(むしろ助けてあげたいと思っています)。
でも、最初のころは不安いっぱいで、あたふたして、いろんな事考えちゃって、話しかけることに躊躇していた。でも、経験を重ねるうちに、怒る人の方がはるかに少なく、基本、やさしい人の方が多いと思うようになってきた(国によってはやさしい人が極端に少ない国もありましたが、悪口になってしまうので国名は言いません)。
もちろん、あからさまに嫌な顔をする人もいるし無視する人もいます。それは、自分がTPOもわきまえず聞いてしまったのかもしれないし、もともと話しかけられたりすることが嫌いな人かもしれない。そういう人には素直に「ごめんなさい」と言うしかない。
自分としても、急いでいなさそうな人や話しかけてもよさそうな人にアタックできるよう、人を見る目を養い、嫌な思いをする人が減るようにしなければ。そして、そもそも聞かなくても済むように事前によく調べるように努力します。
事前調査して、人に聞かなくても済むようにと考えてはいるのですが、予想外の事も多く、聞かなくてはならないことになり、そのために迷惑を被っている外国の方、ごめんなさい。
異国情緒が心地よく海外が好きになってきた
良い人もいっぱいいる
もちろん良い人もいっぱいいて、こちらが聞いたことがご本人にはわからなかったようで、「すみませんでした。ありがとう。」と言って、別れたのですが、数分後その方が来て、わざわざわかる人を探してきてくれた。不安な外国では、こういうところが本当に染みる。自分では思いもよらない事を外国の人はやってくれる。
個人的に好きな(人が良さそうだなと思う)国
あくまでも個人的な感想ですが、台湾です。親日的と言われる台湾ですが、日本に限らずみんなにやさしいのではないかと思います(国籍によって対応を変える人って嫌ですよね)。道に迷って話しかけても(そればっか)、嫌な顔ひとつせず親切に対応してくれる。ご飯を食べていても、気にかけてくれている気がします。
東日本大震災のときに、台湾は日本に対して多大なる義援金を。そして台湾地震の際には、日本の救援隊がどこよりも早く駆け付ける。そんな関係に、なんか涙が出てきます。
だからと言う訳ではありませんが、台湾が好きです。国全体というか国民性というか何というか・・・好きです。
屋台とかが好き
雑踏の中、食べるあの味。美味しいものに当たった時の感動。極端に甘かったり、辛かったり、味が濃かったり、薄かったり、当たりよりもはずれの方が多い気がするけど、やめられない。
まあ、安いという大前提があるので、はずれても失敗感がなく、むしろこの味を経験できたという謎の満足感が勝つときもあるという不思議。
高級なところも好き
屋台などは庶民を代表するところですが、例えば高級ホテルのラウンジなど特別感のある所も大好きです。あと、空港のラウンジやプライオリティレーンの利用など優遇されると何だか嬉しいです。
こういった特別なサービスが使えるのは、世界有数のホテルチェーンのメンバーだったり、年会費の高いカードのおかげだったりするらしいのですが、そこは妻の範疇なので、ごめんなさい私は良くわかりません。時間があれば、妻に聞きながらその辺もブログに書けたらなと思います。
異国情緒がいい
人と接した時や、屋台で美味しいものを食べた時の感じが好き。外国語で話されると基本理解できないけど、偶然理解できるとうれしい。こちらの言ったことも理解してくれて、コミュニケーションがとれたときは、もっとうれしい。
歴史ある景観や近代的な建物、芸術的な物や場所などにふれると感動する。
すべてひっくるめて異国情緒と言っていいかどうかわからないけど、外国に行くと日本では感じられない感覚を味わえて不思議とワクワクしてくる。それが好きです。
一生に一度の人生だし思い切って
仕事はつらいよ
私自身、賢くないし、特別な能力がある訳ではないので、みんなと同等の仕事をするには時間を使うしかありませんでした。残業をしてようやくみんなと同等の仕事量と思っていたので、残業代はあまり付けたくないという考え方でした(何割かは残業を付けてはいましたが)。
仕事が出来る人からすれば、「何で能力のない人間が残業代稼いで、俺より収入が良いのか。」「残業代稼ぎたいから残っている」とか考えている人もいるのだろうなと思うときもありました(個人的には、良い職場の人達に恵まれたと思っているので、そう思っている人はほとんどいなかったと思いますが)。
仕事に関しては、語り始めたら長くなるので、これ以上は書きませんが、要は「仕事はつらい」という事です。
一生に一度の人生だ
妻も働いていて、子供は結果的に出来なかったので、ちょっとだけお金も貯まった。仕事はつらかったけど、自分の出来る限り40年近く頑張ってきた。親は高齢だが何とかなりそうだ。
金銭面や親の状況など、まったく問題がない訳ではないけど、どこかで思い切らないと何も出来ない。そう考えて、二人とも好きな海外移住という選択に至りました。
場所については、今までの海外旅行の経験を踏まえ、ビザの関係や何よりも生活費(物価)を検討した結果、今のところタイ王国が有力候補です。
※追記 2023年9月にタイのバンコクに移住しました
やらなければいけないことは山積みですが、自分が好きで選んだ道なので、頑張っていきます。
海外移住(タイ)に興味が湧いてきたけど、何をすればわからないという方は、私なりにまとめたブログがありますので、以下からどうぞ。
今後も、ブログで海外移住に関する情報を公開していく予定です。ブログ初心者のうえ、SNSは無知でポンコツなので、そこをご承知のうえ、お読みいただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
※追記 2023年9月にタイのバンコクに移住して、その後の様子もブログにしています。よろしければ以下からどうぞ。
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