50代半ばで夫婦二人、子供なしでタイに移住を計画しています。とりあえずリタイアメントビザ(働けません)で移住して、65歳には日本に帰国して年金生活を送る予定です。
候補地は、「バンコク」「チェンマイ」「パタヤ」ですが、タイ語はもちろん英語も話せない夫婦ですので、バンコクで日本人も多く居住する「スクンビット」周辺が有力候補かなと考えております。
今現在のタイ移住の居住場所について、自分なりにネットで情報収集したものを書き記していきます。今回はバンコク編です。2023年2月中旬に2週間くらい現地視察をする予定です。
現地視察前に、不動産会社への内見依頼の様子もブログにしました。よろしければ以下からどうぞ。
視察が終了した後は、私なりの感じ方や、本ブログとの相違点があるかもしれないので、そのあたりを一つずつ(一駅ずつ)ブログにしていこうと思います。
今回、ブログにするのはネットからの情報収集のみです。タイのバンコクのスクンビット及びその近辺を大まかにまとめたものです。あくまでも参考程度にしていただきますようよろしくお願いします。
追記:バンコク現地に行って実際に見てきました。画像も含めてじっくり見たいという方は以下の二編をご覧ください。大まかな情報のみで良いという方は本記事をご覧ください。
スクンビット
そもそも「スクンビット」とは、高架鉄道である「BTSスクンビットライン」のナナ駅~エカマイ駅までの地域をスクンビットエリアと呼ぶそうです。スクンビットは日本人街と呼ばれるほど日本人が多いところです。
会社のオフィスが周辺にあり、通勤やお子さんの送迎も便利であったり、日本の食材や飲食店も多い事から、人気があるというところでしょうか。
このナナ駅~エカマイ駅までの5駅とその周辺地区の特色など自分なりに調べた結果を書き記していきます。なお、基準駅はバンコクの交通網の中心と言われている「サイアム駅」とさせていただきました。
バンコクの路線図を ri-(リー)さんのブログ 【結論】タイ一択。 から引用させていただきました。ri-(リー)さんありがとうございました。
薄緑色がBTSスクンビットラインです。真ん中の下あたりに、勝手に基準駅とさせていただいた「サイアム駅」があります。この路線図で「サイアム駅」から右側へ3つ目が最初に紹介する「ナナ駅」です。
引用元です
【最新版】バンコクの路線図。オフラインでも使える無料アプリも紹介【BTS・MRT・ARL・SRT】 | タイ一択 (runbkk.net)
ナナ駅
サイアム駅からBTSスクンビットラインで3駅目
日本の街で例えると:歌舞伎町、六本木
家賃相場:8万円~
大型ショッピングモール:ナナスクエア(大型ではなさそう)
スーパー:フードランド、ヴィラマーケット
日本語が通じる病院:バムルンラード国際病院
街の特色
①スクンビットの中では日本人が一番少ない
②人種のるつぼ。世界中から様々な人が集まる歓楽街。
③日本食は少な目だが、洋食は豊富。
現地視察後の追記:昔栄えた歓楽街という感じでした。歌舞伎町という感覚はわかる気がして、住む街ではないかなと思いました。
アソーク駅
サイアム駅からBTSスクンビットラインで4駅目
日本の街で例えると:新宿
家賃相場:12万円~
大型ショッピングモール:ターミナル21
スーパー:ロビンソンなど
日本語が通じる病院:バムルンラード国際病院
街の特色
①BTSとMRTが交差。利便性が高い。
②オフィス街。
③毎週、火曜日と木曜日の午前中にマーケット開催
④日系企業が多い
現地視察後の追記:オフィス街というのは何となくわかる気がしました。その分、家賃も高くなりますし・・・。大手町や丸の内に住みたいかと言われれば、う~んとなってしまいます。
プロンポン駅
サイアム駅からBTSスクンビットラインで5駅目
日本の街で例えると:不明
家賃相場:12万円~
大型ショッピングモール:エンポーリアム、エムクオーティエ
スーパー:フジスーパーなど
日本語が通じる病院:サミティベート病院
街の特色
①日本人向けのサービスが充実
②家賃は高い。駐在員家族多し。
③通学利便性が高い
④様々な利便性や住み心地はトップレベル
現地視察後の追記:「日本人が一番不自由なく暮らせる街」であることは間違いないと思います。ただ、家賃も含めて生活費は高くなりそうなことと、タイらしさがほぼないのは、やはり残念な点。折角の外国での移住生活なので、異国らしさをちょっとでも味わいたいと思うと、ここではないのかなと思います。
トンロー駅
サイアム駅からBTSスクンビットラインで6駅目
日本の街で例えると:青山、代官山
家賃相場:14万円~
大型ショッピングモール:ドンキモール、ジェイ・アベニューなど
スーパー:フジスーパー、ヴィラマーケットなど
日本語が通じる病院:サミティベート病院、バンコク病院など
街の特色
①おしゃれでブランド力が高くハイソな街
②日本や欧米の駐在員も多い富裕層の街
③スクンビットでの物価の高さはトップクラス
④住むならソイの奇数側がお薦め。
現地視察後の追記:街全体に清潔感があるような感じで好感は持てました。お店も沢山あって、住みやすい街だと思います。難点としては、車を持たない私たちにとって、便利なショッピングモールが駅から遠い(ジェイアベニューでも徒歩15分くらい)こと。赤バス(8バーツ約32円)をうまく利用出来ればと思いますが・・・。あとは、例によって家賃が高め。
エカマイ駅
サイアム駅からBTSスクンビットラインで7駅目
日本の街で例えると:不明
家賃相場:11万円~
大型ショッピングモール:ゲートウェイエカマイ、ドンキモールなど
スーパー:マックスバリュ、BigCなど
日本語が通じる病院:スクンビット病院
街の特色
①おしゃれなカフェが多いカフェ激戦区
②緑豊かで庶民的な店も多い
③プロンポンやトンローより繁華街は少ないが、若者向けのクラブがあり賑わう事も。
現地視察後の追記:駅前のショッピングモールの「ゲートウェイ」は日本食や日本のお店も多数あり便利。所々に小さなモールや、日本語が通じる病院もあり暮らしやすい街だと思います。
スクンビットの特記事項
①日本人の人気率(日本人率)はプロンポン→トンロー→エカマイ
②スクンビットは良くも悪くもタイらしさは少ない
③日本人学校の送迎バスエリアなので、駐在員の家族が多く住んでいる
スクンビット周辺
プラカノン駅
サイアム駅からBTSスクンビットラインで8駅目
日本の街で例えると:不明
家賃相場:7万円~
大型ショッピングモール:サマーヒル、W-Districtなど
スーパー:トップス、マックスバリュなど
日本語が通じる病院:スクンビット病院(エカマイ)
街の特色
①住みやすさは抜群。単身や夫婦向きでコスパ最高。
②プラカノン市場は毎日朝から
③程よいローカル感もありながら、おしゃれ。
④マッサージ、大型スーパーは少なめ。
現地視察後の追記:自分たちのライフスタイルと一致するのはどこかと考えた際に、現地視察前は移住候補の一番手でした。しかし、駅近の二つのショッピングモールは正直いまいちで(いいお店もありましたが全体的に)、プラカノン市場は私達が、利用するにはディープ感が強すぎる感じがしました。現地を見た後は、次に紹介する「オンヌット駅」の方が良い街というか、合っている街だと感じました。
オンヌット駅
サイアム駅からBTSスクンビットラインで9駅目
日本の街で例えると:不明
家賃相場:7万円~
大型ショッピングモール:センチュリー、ピープルパーク
スーパー:テスコロータス、BigCなど
日本語が通じる病院:不明
街の特色
①プラカノンよりは家族向け
②安いマッサージもあり住みやすい街
③ローカル感がかなりある
④BTSの通勤ラッシュは酷い
現地視察後の追記:駅近のテスコロータスで大抵は事足りるうえ、歩いて10分くらいのとことにBic Cもあり不便はありません。また、路面店や屋台も清潔感があり、充分利用出来そうです。おしゃれなカフェなども所々あり、かなり気に入りました。都心から離れる分、家賃も安くなり、通勤がないのでラッシュの心配はないし、プラカノンよりもオンヌットの方が良いと思いました。
プラカノン、オンヌットの特記事項
①BTSの通勤ラッシュは酷いが、コスパが良く利便性も悪くない
②スクンビットより駐在員家族(子供含む)は少ない。
③通勤などの制約がなければ、家賃も安くお薦め。
サイアムにより近い都心(参考)
都心過ぎて、住む住まない以前の問題(家賃とかそういう概念では・・・)ですが参考までに
チットロム駅、プルーンチット駅
サイアム駅からBTSスクンビットラインで1駅目(チットロム)、2駅目(プルーンチット)
日本の街で例えると:不明
家賃相場:激高
大型ショッピングモール:セントラルエンバシー、セントラルワールドなど
日本語が通じる病院:バムルンラード国際病院
街の特色
①大使館や高級住宅がずらりと並ぶ圧倒的なステータスの街
②バンコクの一等地。家賃は高く、物価はバンコクでもトップ
③観光地なのでぼったくりも多い
④タイらしさを感じることは少ない
現地視察後の追記:バンコクの一等地であり、私達には住める街ではなさそう(家賃が高い)なので、現地調査はしていません。
今現在(現地視察前)の候補
ネット情報で色々調べた中では、我が家の状況(夫婦二人、資金状況など)やリタイヤメントビザで働かないところを考慮すると、タイらしさも若干残しながら、コスパの良い「プラカノン」かなと考えております。2月に現地に行って、街の様子や可能であれば物件も見て結論を出したいと思います。詳細は、また後日ブログでご報告させていただきます。最後まで読んでいただきありがとうございました。
ピースボート地球一周の船旅
現地視察後の追記:前述しましたが、現地視察後は「オンヌット駅」が有力候補になりました。その他にも、ここには載っていませんが、BTSスクンビットライン(クーコット方面行き)で8駅目の「ハーイェークラップラオ駅」も有力候補になりました。どちらかと言えば「ハーイェークラップラオ駅」が今は一番のお気に入りです。冒頭でも掲載しましたが、「ハーイェークラップラオ駅」含め、より詳細をお知りになりたい方は以下からどうぞ。
最後まで見ていただきありがとうございました。「移住候補 チェンマイ・パタヤ編」も自分なりにググった結果がありますので、よろしければどうぞ。
※ブログ初心者で、SNSにも疎いポンコツです。検索能力も著しく低いので、不文律が守られていなかったり、間違い等ありましたらご指摘いただければ幸いです。
タイ移住の様子をブログにしています。よろしければ以下からどうぞ。
コメント