50代の夫婦(子供はいません)が、タイのバンコクに移住しました。今回は、タイのバンコクで日本人が一番住んでいるBTSスクンビットラインのプロンポン駅に、2023年12月1日にオープンした「EMSPHERE(エムスフィア)」へ行ってきた様子をご報告します。
オープン2日目の土曜日でした。空いている訳ではありませんが、動けないほど混んでいるということもありませんでした。土日のショッピングモールに行って「今日はちょっと混んでいるかな」程度でした。
G階GM階の飲食店は、結構な混雑具合。それ以外のフロアは混んではいませんでした。
ここで、バンコク在住とか頻繁にバンコクに来ている方にしかわからないと思いますが、個人的にびっくりしたので、ちょっとご報告。
もともと「プロンポン駅」にはBTSという高架鉄道を挟んで、「EMPORIAM(エンポーリアム)」「EMQUARTIER(エムクオーティエ)」という日本で言うデパートのような建物があるのですが、両方とも「ザ・モールグループ」が運営していて、今回の「EMSPHERE(エムスフィア)」も「ザ・モールグループ」の運営らしいです。これ以外にも何か3つくらいの施設を合わせて、「EM DISTRICT」の完成らしいです(訳も分からず書いてます、すみません・・・)。そして何と「サイアムパラゴン」も、ここの運営とのこと。以上、個人的びっくりでした(まだまだタイに不慣れなもんで・・・)。
それでは、各フロアの紹介です。
今回は、「IKEA(スクンビット店)」を目的にいったので、「IKEA」厚めで行きますので、そこはご了承ください。
EMSPHERE(エムスフィア)
▶営業時間:10:00~22:00
▶公式HP:EMSPHERE
▶地図:EmSphere – Google マップ
20万㎡の床面積に300以上の店舗。ハイライトは3階フロアを占める家具・インテリアの「IKEA」。
※3階とは言え、G階、GM階、M階、1階、2階、3階となるので、イメージ的には6階(海外のこの表記には、なかなか慣れません)。
フロア紹介
下の階から紹介していきます。
B1、B2はパーキング(4階も)
私達夫婦は車を持っておらず、今回もBTS(高架鉄道)で行きましたので、駐車場については詳しいことが書けません。あしからず・・・。
4階にもパーキングがありました。後述しますが、4階にはIKEAのカスタマーサービスがあり、商品の引き渡しもありますので、もしかしたら、そうした状況を考えた駐車場かもしれません。
G階
日本で言う1階です。飲食店中心で、奥にスーパーの「グルメ マーケット」があります。
※実は「グルメ マーケット」も「ザ・モールグループ」の運営です。もういいですね。すみません。
私達の好きな、ハンバーガーの「シェイクシャック」があって、つい食べてしまいました。最近は、一人一食60~80バーツ(約240~320円)くらいで済ませているので、シャックバーガーとレモネードで320バーツ(約1,300円)は、勇気が必要でしたが、誘惑には勝てず秒でオーダーしていました。正直言いますと、お肉の味に若干の違和感がありました。たまたまなのか、タイ独自の味付けなのかは不明です。でも、レモネードは安定の美味しさでした。「着席数少な」と思っていたら、2階席があったのに気が付かなかっただけでした(画像にもありますが・・・)。
その他、イベントスペースでは、飲食店を出していて、クリスマスっぽくデコレーションされていて、楽しくて綺麗なスペースでした。
GM階
ま~た謎の階です。G階は、まだわかります。海外でもG階が日本で言う1階で、1階が日本で言う2階という経験はしました。でも、次に出てきますが、この上にM階があって、次がようやく1階です。多分、吹き抜けになっていて、その階を正式にはカウントしないということなのかなと勝手に考えています(個人の見解です)。
脱線しました、ごめんなさい。フロア紹介いきますね。この階も飲食店中心の場所です。かなり広いスペースですが、G階とGM階がほぼ、飲食店なので、相当数のお店があり、皆さん楽しめると思います。「スターバックス リザーブ」もこのフロアにありました。
床がイルミネーションといいますか、電光掲示板といいますか、デザインが変わる場所があって、すごく目立っていました。
M階
いつになったら1階に着くん・・・もうやめます。
ファッション、ビューティー、ライフスタイルのフロアです。大音量のステージもありました。席とりをしていた方々もいたので、この後、どなたかのステージがあると思われます。
タイに来て初めて見る「BEAMS」が、この階にありました。
1階
ファッション、ライフスタイル、スポーツ、アウトドアなどのフロアです。
2階
モビリティー、ライフスタイル、テクノロジー、ホーム&リビングなどのフロアです。圧巻は車の販売でした。一番力を入れていたのは「BMW」です。奥に進んでいくと「フェラーリ」「ポルシェ」「ランドローバー」「ボルボ」「ロータス」のほか「マセラッティ」「ロールスロイス」も並んでいました。
追記:数か月後に行った時には、「BMW」の展示はありませんでした。期間限定の展示だったようです。
3階(イメージ的には6階)
そして、本日のメインイベントの「IKEA」です。タイにも「IKEA」は数店舗あるようですが、中心部から離れた郊外にあり、車のない私達には行きづらい場所でした。
タイのバンコクに移住して3ヶ月が経とうとしていますが、リビングの小型テーブルと折り畳み椅子を求めて、やってきました。
日本でも「IKEA」には頻繁に行っていて、小物から大物(最大はワードローブ約2m×2mくらい)まで購入してきました。
結論を言ってしまいますと、一番頻繁に行っていた「IKEA Tokyo-Bay(千葉県船橋市)」とイメージ的には同じ感じでした。もちろん広さは「IKEA Tokyo-Bay」の方が広い(Tokyo-Bay店約23,500㎡ スクンビット店約12,000㎡)ですし、品揃えからいったら、かなり少ないと思いますが、そこはそんなに感じませんでした。値段も感覚的ですが、日本と変わらないか、物によっては安いのもあると思います。入口にホットドッグ(ドリンクセットで49バーツ200円)やアイスクリーム(8バーツ約32円)もあり、安かったです。アイスクリームは日本では見たことがないマシンから出てきます。中にはレストランもあります(日本とほぼ同様のレストランでした。今回は利用しなかったので、ご紹介は画像のみです)。
概ね満足でしたが、明らかに狭い(小さい)と思ったのが、在庫置場です。日本のように広大な置場ではなく、かなり小さめでした。そして、残念ながら、私達の求めていたテーブルとイスは展示はしてありましたが、在庫はないとのことでした。
もちろん配送もしてくれますが、1個290バーツ(約1,200円)と言っていたと思います。そもそも本体の値段が990バーツ(4,000円)なのに、送料が高い感じがして、取りに来ますと伝えました。すると、「オーダーは受け付けるから、明日、取りに来なさい」とオーダーシートを渡されました。明日縛りです。日本のように1週間以内とか猶予がありません。
これって、結構面倒ですよね。もちろん在庫がある物もありますが、日本と違って、かなりの商品の在庫がないのかなと感じました(だって、明らかに在庫置場が少ないもん)。イメージ的には、その日に持って帰れると思っていたので・・・。
ただ、「明日取りに来い」ということは、近くに商品倉庫があって、そこから、運ぶのかなとか思っています(あくまでも、個人的な見解です)。
渡されたオーダーシートを持って支払いです。事前のリサーチでは、日本のイケアカードが使えるとのことでしたが、結局使えないとレジの人に言われて(後日受け取りの商品の代金もここで支払いです)、今回はあきらめました。
日本のイケアカードの使用については、次回の買い物時に、もう一度トライしてみたいと思います。日本であれば、レジの人に使えないと言われたら諦めますが、タイでは違うということを、この3か月間で学びました(人によって言うことが違います)。
ビザを取得するための、銀行口座開設も条件が銀行によって違います。まあ、これはまだいいとして、タイでは同じ銀行でも支店によっても条件や対応が違うのです。日本では考えられませんが・・・。でも、そういうところが個人的には嫌いではない(面白いと思っています)ので、イラつくことは少ないです。
ちなみに、テーブルとイスの引き取りに関する各店員の話は、以下のとおりです。
オーダーを入力した店員A:明日の13:00~16:00に取りに来て。明日中(日曜日)ね。月曜以降は駄目。
レジの店員B:今すぐカスタマーセンター(4階)に取りに行って
カスタマーセンターの店員C:明日の10:00~22:00の間に取りに来てね。とりあえず、3日間は取り置きしておくけど。
見事です。さすがタイです。マイペンライです。みんながみんな言うことが違います。
ちなみに、レジの店員Bさんには「オーダーした時は、明日って言われたけど今日でいいの?」と言ったら、オーダーの紙を見て「明日だね。明日。」とすぐに訂正しました。カスタマーセンターの店員Cの言動は、明日取りに来る際の場所を確認しておこうと、4階(私的には7階)のカスタマーセンターに確認した際の言葉です。もうすでに面白半分で聞いてみました。
結論としては、「明日の13時~16時の間に、4階でテーブルとイスを受け取る」ことにしました。二人の言っている間違いのない部分で受け取ります。
※翌日、問題なく受け取り出来ました。
でも、タイの人って本当に悪気が感じられないです。嘘を言っているとかではないんです。私達夫婦も50年以上生きているので、確実ではないですが、ある程度はわかるつもりです。各店員さんも何か良かれと思って言ってくれているとか、言葉がうまく伝わっていない部分もあると思います。でも、こういう部分も楽しみながら生活出来れば、移住もどんどん面白くなっていくのかなと感じています。
結論
IKEAもタイ人もいい。以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ピースボート地球一周の船旅
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