50代の夫婦がバンコクに移住して1年が過ぎました。あくまでも個人的な感想ですがバンコクで食べたものの中で美味しかったものをご紹介したいと思います。
「この場所のこれ」というようなものではなく「フードコートなどにもあって、気軽に食べられる」ような庶民的な料理をご紹介していきたいと思います。
※1バーツは4.5円で計算しています
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タイの食べ物は辛いが基本ですが・・・
ちなみに私達夫婦はタイに移住したにもかかわらず、辛いものが苦手です。紹介するものは、そもそも辛くないものか「ノースパイシー」とお願いして作ってもらうものですので、「辛い食べ物」を求めている方にはこの記事は向いていませんので、そちらを事前にご了承ください。
パッタイ
タイ語:パッタイ
値 段:50~80バーツ約225~360円
タイ料理の代表格「パッタイ」は、幅広い麵を使い豆腐、卵、豚肉または海鮮、そして甘辛いソースで味付けされたタイ風の焼きそばです。もやしやニラを一緒に炒めた一皿は、まさにタイの屋台の味。仕上げにライムを添えれば、爽やかさも味わうことが出来ます。
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ライムを絞って、麺を食べてニラを直で食べてを繰り返しながら食べます。これで50バーツ約225円ですから、かなりのお手頃価格です。
※最初はニラをちぎって麺にかけていたのですが、タイ人の食べ方を見ていると、ニラを直接齧っている方が多かったので、やってみたらそちらの方が美味しかったので、お薦めです(ニラは店舗によって添えられていないこともあります)。
パッタイの感想
お店による味の違いが比較的少ないタイの代表的なストリートフードです。たまに辛いパッタイもあるので、私は一応「ノースパイシー」と言ってオーダーします。多分、万人受けする好き嫌いの少ない食べ物だと思います。タイ料理なので味付けは濃いです。
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カオマンガイ
タイ語:カオマンガイ
値 段:60~100バーツ約270~450円
シンプルながら奥深い味わいの「カオマンガイ」。じっくり茹でた鶏肉と、その旨味がしみ込んだジャスミンライスが絶妙なバランスで、あっさりしているのに食べ応えがあります。暑いタイでもさっぱりと楽しめる一品です。
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カオマンガイ自体に辛さはありませんが、タイの人にも人気がある料理です。タレが辛いことが多いですが、苦手な人は、これをかけなければいいだけです。私達はいつもタレをつけずに食べています。
カオマンガイの感想
鶏の旨味がしみ込んだジャスミンライスが絶品で、鶏肉も柔らかくて美味しいです。カオマンガイは日本人が好むような、優しい味なので、味付けが濃いタイ料理の中では珍しい位置づけにあると思います。
ガパオライス
タイ語:カオ・パット・ガパオ
※ガパオとかガパオライスは通じない可能性があります
値 段:60~80バーツ約270~360円
タイの定番ごはん「ガパオライス」は、スパイシーな炒めご飯。ひき肉(鶏や豚が定番)をニンニクや唐辛子と炒め、ホーリーバジルの爽やかな香りをプラス。目玉焼きが無ければ是非ともトッピングをお薦めします。お肉とご飯と黄身のまろやかさが絶妙に絡み合い、クセになる美味しさです。
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いつも食べているガパオライス。ノースパイシーなので、唐辛子は入っていません。正直、あまり美味しそうな画像ではありませんが、これが美味しいんです。ニンニクが効いていて癖になる味です。値段は70バーツ約315円。
ガパオライスの感想
唐辛子が入っていて辛いので、私は必ず「ノースパイシー」と伝えてから作ってもらいます。残念ながらガパオライスは、お店によって味の違いがかなりあります。正直「ん?」と思うお店もあったりします。濃い味付けが裏目に出る場合もありますが、美味しいところが多いです。
自宅の近くのショッピングモールのフードコートには、ガパオライスを提供する店がいくつかあります。全て食べてみた結果、他の店が「不味い」という訳では決してないのですが、気に入った店のガパオライスしか食べていません。1週間に複数回行くうえ毎回同じオーダーなので、今は何も言わなくともアイコンタクトで「豚ひき肉のノースパイシーのガパオライス」を作ってくれるようになりました。
ソムタム
タイ語:ソムタム
値 段:60~100バーツ約270~450円
ソムタムは、タイを代表する青パパイヤのサラダです。爽やかな酸味、甘み、辛み、塩味が絶妙に組み合わさった一品で、日本人にも人気があります。青パパイヤを調味料や干しエビ、トマトと一緒に臼に入れて棒でたたきます。
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確実に辛いので「ノースパイシー」とオーダーする際に伝えます。酸味にクセがあるので、若干の好き嫌いはあるのかなと思います。
ソムタムの感想
栄養価も高く健康的で女性に人気のある食べ物です。例に漏れず我が家も妻は大好きですが、私は絶賛とまではいきません。はっきり言ってソムタムは妻の推薦枠です。酸味にクセがあると前述しましたが、妻は「そこが良いのよ」と言います。女性にはウケる味なのだと思います。辛いのが苦手な方は必ず「ノースパイシー」と伝えましょう。結構辛いです。
私達夫婦の味の好みは結構違います。タイを代表するハーブで「パクチー」がありますが、妻は大好きですが、私は好みではありません(やわらかい表現をしましたが端的に言うと大嫌いです。匂いを嗅いだだけで倒れそうになります)。この「パクチー」も比較的、女性が好きで男性が嫌いという傾向が強いのかなと感じます。
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マンゴースティッキーライス
タイ語:カオニャオ・マムアン
値 段:100バーツ約450円前後
タイスイーツの王道「マンゴースティッキーライス」は、甘く熟したマンゴーと、ココナッツミルクで炊いたモチモチのもち米の組み合わせが魅力です。濃厚でトロピカルな味わいのマンゴーに、ココナツソースが絡まり、甘さのバランスが絶妙。デザートとしてはもちろん、小腹が空いたときにもぴったりの一品です。
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お店によっては、画像のようにもち米が数種類入っていて楽しめます。値段は100バーツ約450円。
痛恨ですが、ココナツソースが写っていないので、以下の画像をご参照ください。白くてトロリとしたソースが必ず付いてきます。マンゴーともち米、どちらにかけても美味しいです。
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マンゴースティッキーライスの感想
ぱっと見で、みなさんも「どう見ても合わないだろう」と思われるでしょう。でも大丈夫です。美味しいです。
一般的にはマンゴーはマンゴ―のみで、もち米はもち米だけで、それぞれにココナツソースをかけて食べます(多分、マンゴーともち米を混ぜて食べる人は、ほとんどいないと思います)。もち米にココナツソースは違和感がある人もいると思いますが、これがいけます。良いんです。
是非お試しを
今回ご紹介した5種類の料理は、タイの代表的な食べ物です。フードコートなどで提供している料理で、容易に食べることが出来ます。「ガパオライス」以外は店によって、それほど味の変化が少ない料理(もちろん細かい味は違いますが)だと思います。食事の際に、何を頼むか迷った時の参考にしてください。
バンコクにあるフードコートは、ほとんど写真があるので指をさしたり英語で番号を言えば通じますので、気軽に楽しんでください。
※値段は一般的な金額を表記しましたが店によっては、それ以下もそれ以上もありますのでご注意ください。
一般的なフードコートの利用方法
ショッピングモールなどには必ずあるフードコートですが、初めてタイに来る方のために一般的なご利用方法をご紹介します。
初めにカウンターでカードを購入します
フードコート内にカウンターがあるので、チャージ金額を伝えて現金を渡してフードコート専用のカードを貰います。クレジットカードを取り扱っているところは少ないと思います。
フードコート内のお店と現金のやり取りはしません。
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チャージ金額ですが、食べ物はそんなに高くないので、1食100バーツ約450円程度。その他の飲み物を含めても1人200バーツ約900円あれば足りると思います(飲み物が案外高いです)。多少高い食べ物を頼んでも2人で400バーツ約1,800円もあればお釣りが来ます。
※カードは2人の場合は2枚購入したほうが時間の短縮になります。
多めにチャージしても後で返してもらえるので、食べる気満々や高級品を注文の場合は多めにチャージしても良いと思います。
各店舗でオーダーしカードを読み取らせます
各店舗に行きオーダー終了後
①カードを店員に渡し厨房にある機械に店員が読み込ませる場合
②カウンターなどにある機械にお客さん自身で読み込ませる場合
の2種類です。
どちらかわからない場合は、店員にカードを渡してみましょう。お客さんが読み取る場合は店員が読み取り機を指さしてくれます。
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赤丸は店員さんがカードを受け取り、読み取る機械です。
青丸はカウンターで貰うカードとは別のカード(タイの銀行カード)を読み取る機械で、カウンターで貰うカードを読み込むことは出来ません。
このフードコートはちょっと複雑で読み取り機がお客さん側にもお店側にもあるうえ、読み取るカードの種類が違います。お店側にしか読み取り機が無いフードコートやその逆もあったりするので、前述したとおり、お店の人にカードを見せれば、指示してくれます。
飲食が終了したらカードを渡して清算します
カードを貰ったカウンターに行けば余りの金額を返却してくれます。ですので、想定より多めのチャージをお薦めします。
参考までに足りなければカウンターに行って再チャージも出来ます。
他の方法でも清算出来る場所もありますが・・・
タイの銀行アプリ「プロンプトペイ」や「true money」「ラビットカード」などで清算出来る場所もありますが、旅行の方はお持ちではないと思うので、ここで詳細は省かせていただきます。
食事はタイの楽しみの一つ
タイの味付けは基本的に濃いです。味覚の違いもありますが「濃すぎて食えねぇ」とまではいかないと思います。
少なくとも今回紹介した5品は個人的に大好きで、店による多少の違いはありますがお薦めできます(ガパオライスはちょっと気を付けて)。
もちろんこの5品以外にも、美味しい食べ物はたくさんありますが、比較的間違いのないリーズナブルで取り扱いが多い料理を紹介しました。是非、お試しいただき、みなさんにご満足いただければ幸いです(失敗したらごめんなさい)。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ピースボート地球一周の船旅
タイの移住生活をブログにしています。よろしければご覧ください。
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