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タイ(バンコク)の気候について(暑季3~5月)

タイでの生活

タイのバンコクに移住した50代夫婦です。タイ旅行の参考になればと思い、気候について詳細を書き記しておきたいと思います。

タイの気候は、熱帯性モンスーン気候です。常に暑いことが前提で、その中で、暑季(3~5月)、雨季(6~10月)、乾季(11~2月)の3つに分かれています。大まかな状況は以前の記事をご確認ください。

暑季(3~5月)、雨季(6~10月)、乾季(11~2月)の3つの区分をさらに詳細にして、本記事は暑季(しょき)の3月、4月、5月について1か月ごとに状況を書き記しました。暑季と言っても、乾季の終わりに近い3月と雨季に近い5月では、気温や天気が多少違います。その辺の詳細を知りたいという方に向けた記事となります。大気汚染やおまけで旬のフルーツなども載せてみましたので、旅行の際の参考にしていただければと思います。

乾季の記事は以下のとおりです。

※雨季の記事も近日中に掲載予定です

タイの気候について

タイの気候は、熱帯モンスーン気候です。日本の四季とは違い、超暑い期間(暑季)、雨が降る期間(雨季)、ほとんど雨が降らない期間(乾季)の3つに分かれています。

※本記事では暑季(3~5月)、雨季(6~10月)、乾季(11~2月)という区分で分けていますが、暑季(4〜5月)・雨季(6〜10月)乾季(11〜3月)という考え方もありますので、ご注意ください。どちらが正解でどちらが間違っているということもありませんが…。

大気汚染について

PM2.5についてタイの基準をご紹介しておきます。

タイでは微小粒子状物質(PM2.5)の環境基準(人の健康を保護する上で維持されることが望ましい基準)として「1年平均値が 15µg/m³ 以下であり、かつ、1日平均値が 37.5µg/m³ 以下であること」と定められています。以下は日本の基準との比較です。
タイの基準値:PM2.5基準 1年平均 15µg/m³ 1日平均37.5µg/m³
東京都の基準値:PM2.5基準 1年平均 15µg/m³ 1日平均35µg/m³
※1 タイは以前まで「1年平均 25µg/m³ 1日平均50µg/m³」でした
※2 東京都では1日平均値が70μg/立方メートルを超える恐れがあると判断された場合に注意喚起が行われます

私はこちらの空中気質アプリ| iqairでPM2.5を確認しています。日本語で分かりやすいアプリです。
※大きな字で書かれている数値は「US AQI」の単位です。その横にPM2.5の数値が書いてあります。

3月

気候全般
バンコクの3月は乾季と暑気の境目にあたり、気温は日中で平均30〜35℃、夜間でも25℃前後です。湿度は比較的低く、雨もほとんど降りません。晴れの日は日差しが強くなるため、帽子やサングラス、日傘など日差しを防ぐための工夫が必要です。

大気汚染
注意が必要です。特にPM2.5のレベルが高くなることがあり、2023年の3月は50 µg/m³(データが古くてすみません。2024年3月のデータが見つかりませんでした)を超える日が多くありました。こちらのアプリで空気質をチェックし、必要に応じてマスクを着用するなどの対策が必要です。

旬のフルーツ
マンゴー (3~5月):甘くてジューシーです
ココナッツ(3~5月):タイの定番フルーツ。ジュースやアイスとして販売されることが多いです。

抜群に美味いマンゴー
ドリンクとして販売されることが多いココナツ

4月

気候全般
バンコクの4月は暑季の真っ只中で、気温が非常に高くなる最も暑いシーズンです。日中の平均気温は35℃を超え、昼間の時間帯は40℃になる日もあり、夜間でも25℃前後です。湿度も高く、蒸し暑さが感じられる時期です。雨はほとんど降らず、乾燥した日が続きます。

大気汚染
引き続き注意が必要です。PM2.5のレベルが高くなることがあり、2023年の4月は約50 µg/m³から100 µg/m³の範囲で推移することも多く(基準値:1日平均37.5µg/m³)、基準値を大きく超える時間帯が多いです。4月はタイ北部や周辺国(ミャンマー、ラオス、カンボジア)での焼き畑農業が続く時期です。これにより発生する煙や微粒子(PM2.5)がバンコクに流れ込む場合があります。
特に風の条件次第で、この煙が都市部の大気汚染を悪化させることがあります。

旬のフルーツ
ジャックフルーツ (4~6月): 世界一大きい果物。バナナ、マンゴー、パイナップルを混ぜた味と言われますが、個人的にはちょっと苦手です。

大きい果物、ジャックフルーツ。タイでは「カヌン」。形が似ていますがドリアンではありません。
ジャックフルーツの実

5月

気候全般
バンコクの5月は暑季の終わりにあたりますが、暑い時期であることに変わりはありません。日中の平均気温は35℃を超え、夜間でも25℃前後です。5月の後半にはモンスーンの影響を受け始め、雨季に移行するため、スコールが発生することもあります。

大気汚染
引き続き注意が必要です一般的に約30 µg/m³から60 µg/m³の範囲で推移することが多いです。この時期は、乾季から雨季に移行するため、時折降雨があり、PM2.5の濃度がやや改善されることもあります。

旬のフルーツ
マンゴスチン(5~8月):甘くてジューシーな果肉が特徴で、「果物の女王」とも呼ばれています(妻の一押しフルーツです)。

マンゴスチン。タイでは「マンクット」。これも、かなりの美味。

タイの暑季(3~5月)

35℃越えは当たり前で、40℃を越えることもある強烈な暑さです。湿度も高いため、体感温度はさらに高く感じると思います。

大気汚染に注意

呼吸器系の疾患のある方や敏感な方は注意してください。PM2.5の数値も高い時期なので、呼吸器系の疾患のある方や敏感な方は乾季の旅行は、マスクなどの対策をおすすめします。

効き過ぎの冷房に注意

観光や外出の際は、こまめに水分補給をし、日差しを避ける工夫が大切です。しかし、ここで注意しなければいけないことがあります。日差しを避けるために入ったショッピングモールやカフェなどで異常なほどエアコンが効いていて寒いことが多いです。入った瞬間は良いのですが、すぐに寒くなってきます。羽織るものは必ず持っていた方が良いです。この羽織るものは、屋外での強烈な日差し対策にもなるので、個人的ににはフード付きの軽いパーカーがお薦めです。エアコンが効いていて寒い時に首元もカバーできるので(それほどエアコンは強烈です)。

バスや電車などの乗り物も注意が必要です。特にBTSという高架鉄道はエアコンの効きが強烈です。

逆に観光も悪くない?

みんな暑すぎて外出しないので、空いている場所が多いです。そういう意味でチャンスはチャンスですし、雨が少ないので、予定はたてやすいです。また、暑すぎて行動したくない方は、昼間はホテルのプールや屋内のショッピングモールなどでゆっくりして、日が落ちてから屋外のナイトマーケットなどに行くのはいかがでしょうか。

でも、昼でも夜でも確実に暑いので、日差し対策や水分補給などは充分考慮して行動してください。

タイの暑気は、とにかく暑い。そしてエアコンが異常なほど効いているところがあると覚えておいてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ピースボート地球一周の船旅

タイでの移住生活をブログにしています。よろしければご覧ください。

シンヒロのブログ|~リタイヤメントしてタイ移住をしています~
海外移住(タイ)をしています。ブログの超初心者ですが、勉強しながら発信していきたいです。

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