50代の夫婦がタイのバンコクに移住して1年が経ちます。私達はサウナが好きで、バンコクでも何回か行っていますが、サウナの温度が低かったり、水風呂が無かったり、ベッドが無かったりで満足できる施設が少ないです。今まで行った温浴施設は、サウナを除けば満足できる施設でしたが・・・。
今まで行った温浴施設です。よろしければご覧ください。
今回は、サウナに重点を置いて探した施設です。
温浴施設ではあるがサウナ特化型
Mi Onsen&Spaは2023年オープンの新しい施設。韓国の方がオーナーらしいです。オープン当初は男湯のみでしたが、後から女湯が出来たようです。妻曰く、「後から追加して造ったような感じだった」と言っていたのは当たっていました(女湯追加の情報は後日わかりました)。毎度、結論を先に言ってしまいますが、サウナ目的としては良い場所でした。若干の不満点をあげれば、駅から遠いことと値段がもう少し安ければというところでしょうか。
平日の午後に行きましたが、ガラガラでした。入って30分くらいは私一人でした。3時間くらい居ましたが、私を含めて4人しか利用者がいませんでした。
前掲の「PANPURI(パンピューリ)」「湯の森サトーン」のようにお湯の種類(炭酸泉やラベンダーの湯とか)はありません。男湯はお風呂と水風呂のみです(後述しますが女湯は別のお湯もあります)。それ以外はシャワーとサウナ(スチームとドライ)と休憩スペースのみです。しかし、このどれもが広く満足のいくものでした。
受付
妻が「GoWabi」というアプリでワンデイパスを299バーツ約1,255円で購入してくれていました。通常は450バーツ約1,890円なので、1人あたり635円お得でした。受付が済むと鍵を貰い、履物を預け、サンダルを履いて中に入ります。
更衣室で着替え
貰った鍵のナンバーと同じ番号のロッカーを使用します。更衣室の入口には常に人がいて、服を脱いでいると短パン(ペラペラではなく、しっかりした短パンです)をくれるので、それを履きます。サウナに入る際にも、湯舟に浸かる際にもパンツ着用は必須です。
最後にシャワーを浴びて、頭と体を洗い(ここは裸でした)、裸のまま湯舟に浸かろうとしたら、スタッフに「パンツを履いてくれ」と言われました。今までの温浴施設でも、簡易パンツはあって、履く履かないは利用者の自由でしたが、ここは履かなければなりません。
※利用者が私一人だったので、スタッフに許可を貰い、施設内の写真を撮らせていただきました。
いざ施設内へ
タオルは施設内に何ヶ所か置き場所があり、使い放題です。水分補給も更衣室でボトルウォーターを1本くれるので(無料)、それを飲みましたが、ウォーターサーバーもあります。
浴場内では、受付で借りたサンダルを履いている方もいました。私は何となく嫌だったので、裸足でしたが、滑り止めのない箇所で何回か滑りかけたので、サンダルを履いて移動したほうが良かったかもしれません。
ドライサウナ
広いサウナ室です。10人以上は余裕で、多少詰めれば20人くらいは座れそうです。サウナストーンが2か所ありましたが、サウナを利用しているのは私一人で、温度が低かったので遠慮なくロウリュしまくりました。入口のデジタル温度計は最初80℃でしたが、出るころには88℃になっていました。個人的に90℃くらいが好きなので、いい温度になっていました。室内に時計はありませんでしたが、15分、10分、5分の砂時計がありました。TVなどのモニターもありません。
タイのサウナは、日本と比べると温度が低いと思います。他にも利用者がいるとロウリュして、温度を上げるのは気が引けますが、一人だったのでガンガンいきました。
湯舟はお湯と水のみ
広い湯舟は、お湯と水の2種類のみですが、サウナ目的なので、それで充分です。汗だくの後の水風呂はたまりません。
タイは、サウナがあっても水風呂が無いところが多いです。やはりサウナは水風呂が無いと成立しないと個人的には思っています。
広い休憩スペース
椅子とテーブルが多数あって、ベッドも10台くらいあったと思います。個人的には、サウナ→水風呂→ベッドで休憩(椅子よりベッド)というスタイルなので、ベッドが多いと嬉しいです。
※ベッドの画像がぶれていて載せられませんでした。女湯と同じですので、後ほどご確認ください。また、珍しく休憩スペースに喫煙室がありました。
スマホ持ち込みOK、wifiもあります
この施設はスマホの持ち込みがOKで、wifiもあるので、休憩時間にネットや動画を楽しむことも出来ます。スマホ好きの方は、ウォータープルーフのカバーなどを持っていくと、安心して利用できると思います(カバーが無くてもさほど問題はありませんが)。
タトゥーもOKです
タイの温浴施設で、タトゥー禁止の場所は経験がありませんが、ほとんどの方が俗に言うおしゃれタトゥーです。今回は、日本の伝統あるタトゥー(入れ墨)の方もいました。背中からお尻にかけてと胸にまで。タトゥーOKとはこのような方もOKということですよね。ちょっと怖かったです。
その他
私は利用しなかったのですが、「スチームサウナ」「マッサージ」「スパ」などのメニューもあります。
※見ずらくてすみません。詳細は後述のHP(日本語も選択できます)をご確認ください。
従業員が私をロックオン
前述しましたが、最初は私一人しかお客さんがいませんでした。浴室には4人のスタッフがいましたが、その内の一人が完全に私をロックオンしていました。ロウリュの水がちょっとでも減れば補充、サウナを出るとシャワーを促され、タオルを持って待ち、私の後に付いてきて、濡れた床(私の足跡)をモップで拭いています。
まあ床が濡れていると滑りますし、タオルも有難いのですが、居心地抜群とはいきませんでした。対応は悪くありませんでしたが、ちょっとと思うところではありました。
女湯について
妻情報ですが、ミネラル風呂やシルキー風呂などもあり、アジアンな造りのようです。ちなみに3時間ほど居て、妻以外は誰もいなかったとのことです。貸し切りです。ブラトップとショーツが貸し出されます。
一見すると良さそうに見えますが、「マンションの一室に無理やり浴場を作っているような違和感があり、何か落ち着かない。」と妻は言っていました。抽象的でわかりずらいですが、絶賛とは言えないようです。
データ&アクセス
BTSアソーク駅から約1km徒歩で15分ほどです。私達は散歩がてら歩きましたが、バイタクが手ごろでいいですかね。駐車場もあります。
Mi Onsen&Spa(2023年オープン)
▶入浴料:450バーツ約1,890円
▶公式HP:미 온센스파|방콕마사지추천|커플|가족|친구|스파 (mionsenspa.com)
▶営業日:年中無休 11:00~23:00
▶最寄駅:BTSスクンビットライン「アソーク駅」
▶住所:186/3-4 Soi Sukhumvit 16, Khwaeng Khlong Toei, Khlong Toei, Bangkok 10110
▶場所:Mi Onsen & Spa – Google マップ
▶電話:083-975-2225
サウナを楽しむには良い施設でした
私は利用しませんでしたが、スパメニューや食事処(韓国料理中心のよう)もあり、サウナ利用者には良い施設でした。高級と庶民的な中間の施設という感じです。施設自体は新しいですし、清潔感もあり、悪くないです。平日の昼間なので空いていたと思いますが、土日でもそんなに混んでいないのかなと思います。
サウナの温度は低めでしたが、広い水風呂、多数あるベッドで良い施設でした。ここまで揃っていて、新しく清潔感もある施設は少ないと思います。車のない私達には駅から遠いことと値段がちょっとだけ高いかなと感じました。今回は「Go Wabi」というアプリで、1,255円でしたが、普段は1,890円です。個人的な事情ですが、BTSを利用して通常料金を支払うと2,200円くらいかかります。割引料金で1,500円くらいです。
施設の内容等考えると、今後も、割引料金で利用出来れば、良いかなという施設でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ピースボート地球一周の船旅タイ移住の体験談をブログにしています。よろしければ、以下からどうぞ。
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