50代の夫婦(子供はいません)が、タイのバンコクに移住しました。今回は、バンコクにある温泉施設の「湯の森サトーン」に行った様子をご報告します。
結論を先に言ってしまいますと、良い施設でした。木を基調としたモダンなデザインで個人的には好きな造りです。メニューや案内は、ほとんどに日本語を併記しているので、判りやすかったです。平日の15時~19時に行ったので、空いてましたが、帰りの時間(19時頃)は、受付に男性の方がかなりいました。もしかしたら夜間は混んでいるかもしれません。土日はどのくらいの混雑具合かは、ごめんなさい、わかりません。
良い施設とは思いますが、何の不満もなかった訳ではありません。その辺も含めて書き綴っていきたいと思います。
湯の森サトーン
▶料金:大人550バーツ(約2,200円)
子供(3~15歳)300バーツ(約1,200円)
シニア(65歳以上)300バーツ(約1,200円)
▶営業時間:10:00~24:00(年中無休だと思います)
▶公式HP:1st Authentic Japanese Onsen and Spa in Thailand (yunomorionsen.com)
▶地図:湯の森 – Google マップ
▶最寄駅:BTSシーロムライン「チョンノンシー駅」or「セントルイス駅」
いざ入館
BTSシーロムライン「チョンノンシー駅」の1番出口から徒歩10分くらいでしょうか。もしかしたら次の駅の「セントルイス駅」の方が近いかもしれません。
地図:湯の森 – Google マップ
5つ星ホテル「W」の近くです。
大きく「湯の森」と書いてありますので、すぐにわかると思います。
施設の駐車場の台数が少ないのでご注意を
1階部分が駐車場になっていますが、15台くらいしか駐車出来ません。平日でも満車でした。280m離れたところに駐車場があるようですが、280mって結構歩きますよね。車での来館時はご注意ください。
まずは靴を靴箱へ
暖簾をくぐり、階段を上がっていくと2階に受付があります。その手前に靴箱があるので、靴をしまいます。
靴箱の中にサンダルがあるかと思いきや、どこの箱の中にもサンダルはありません。裸足は違和感があります。たまたま、従業員の方がいて、草履を渡してくれたので、それを履いて自分の靴を靴箱に入れて受付に行きました。
問題は、帰りでした。靴箱から靴を取り出して、草履をどこに戻すかです。画像を見て下さい。「サンダルは靴箱に戻せ」と「サンダルは使用済みのかごに戻せ」と両方の注意書きがあります。どうすれば良いのでしょうか。
さすが「タイ」と思いました。
日本ではあり得ないかなと思います。正解は多分、かごが二つあったのでかごに戻すです。画像が無くて申し訳ないですが、草履が比較的きれいに並んでいた方が使用前、雑に置かれていたのが使用済みです。でも、かなりわかりずらいです。
受付で靴箱の鍵を預ける
大人料金は550バーツ(約2,200円)ですが、妻が事前に「Go Wabi」というアプリで入浴料を支払っていて、割引があり490バーツ(約1,960円)で済みました(スパ関連も安くなるようです)。受付で、アプリで支払った際に発行されたQRコードを見せるだけです。浴衣とバスタオルとフェイスタオルが付いた値段です。最近の日本ではスタンダードになりつつある、岩盤浴やマンガの読み放題とかがないことを考えると、ちょっと高いと思う方もいるかもしれません。
そして、靴箱の鍵を渡せと手を差し出されます。館内での飲食を清算せず帰ろうものなら靴は諦めなければなりません。日本のように厳密なゲートなど無いので、この方法なのかなと思います。
館内のロッカーキー及び飲食が出来るリストバンドを受け取って、湯処へ。
マッサージやスパも
受付でも予約出来るかもしれませんが、受付終了後、奥に進むとスパロビーがあり、専用の受付と休憩室のような場所があります。この休憩室は本当は、スパ利用者専用なのかもしれませんが、私達は気が付かず、普通に水を飲んだりしていました。何も言われませんし、利用者かどうか判断は出来ないと思います。
私達はスパを利用しませんでしたが、参考までに料金表を載せておきます。ちょっと高めですかね。
施設紹介
「湯の森サトーン」は2棟からなっています。
温泉ビル:駐車場、受付、湯処
スパビル:食事処、休憩室(ラウンジ)、スパやマッサージの施術、ルーフトップバー
湯処と休憩室が別棟なので、ちょっと歩きますが綺麗な造りを歩くので、ストレスというほどではありません。
湯処は3階(男湯)と4階(女湯)
入口で浴衣とバスタオル、フェイスタオル、お風呂場で使用可能な黒の使い捨てパンツを受け取ります。浴衣はチョイスです。
ちなみに、男湯のお風呂場で、使い捨てパンツをはいている人は、2~3人しかいませんでした。ほとんどの人は裸でした。ただし、女湯は逆のようで、裸の人が2~3人で、ほとんどの人が黒い使い捨てのチューブトップとショーツを着けていたようです(妻情報)。
ロッカーはリストバンドで開閉
受付でいただいたリストバンドで、同じ番号のロッカーが開閉できます。日本でよくある鍵のついた腕バンドタイプよりも、シンプルでスマートでした。
湯処(3階男湯)紹介
※女湯も概ね同じ造りだと妻が言っていました
①シグネチャーバス
②ミネラルウォーターバス
③スリーピングジェットバス
④シルクバス
⑤ソフトバブルバス
⑥コールドバス(浅い水風呂)
⑦ディープコールドバス(深い水風呂)
⑧サウナ
⑨スチームサウナ
※無料ウォーターサーバーもあります。④シルクバスと⑤ソフトバブルバスが屋外だったと思います。完全に屋外ではなく半屋外ですかね。
お風呂場は撮影出来ないので、以下をご参照ください。
onsen (yunomorionsen.com)
湯舟と洗い場は充分ですが
湯舟の種類もあり、洗い場も17か所あるので隣を気にせず体を洗うことが出来ます。ただ、個人的には湯舟のお湯がちょっと熱かったと思います。40℃オーバーが多く、最低で38℃だったと思います。普通であれば38℃は温いと感じると思いますが、体感的には38℃よりも熱かったです。ぬるいお湯に10~15分浸かりたかったので、ちょっと残念でした。
「熱い」「ぬるい」は人の感覚や好みにもよるので、何ともいえないところですが。
サウナは、もうちょっと熱い方が・・・
ドライサウナは、混みあうようなことはありませんでしたが、温度がちょっとぬるかったです。温度計が付いていて90℃を指していました。私自身は日本のサウナの90℃では、10分くらいが限界ですが、サウナ室にあった15分の砂時計を入った時にひっくり返して、もう一度ひっくり返したので、20分くらい入っていましたが、まだ入っていられそうでした。
感覚的には80℃を切っていると思います。室内に桶と柄杓があって、何回もロウリュウをしましたが、好みの温度には届きませんでした。サウナも温度には好みがあるので、何とも言えませんが、あくまでも個人的な感想です。
こちらの方々は、2~3分で出ていく方がほとんどで、その方々は温度的には問題ないのだなと思いました。ばんばんロウリュウする私を怪訝に思っていたかもしれません。
スチームサウナは、日本も温めですが、同じよう感じでした。
日本人は確認出来ませんでした
平日の15時~17時30分までの間は、出入りも含めて2~30人くらいでしょうか。概ねタイ人5割、欧米人3割、中国及び韓国人2割くらいでした。日本人は自分以外は確認できませんでした。もっと日本人がいると思いましたが・・・。
どうでもいいことですが、マッチョ率が高かったです。東洋、西洋を問わずムキムキの人が結構いました。
本当に、どうでもいいことですね・・・
ラウンジで休憩
お風呂を出て、浴衣に着替えて別棟のラウンジで休憩です。前述しましたが、お風呂と休憩室が別棟なので、ちょっと歩きます。エレベーターも乗り降りが2回ありますが、施設内が綺麗なので、ストレスというほどではありません。
2階の「GARDEN LOUNGE」と8階の「SKY LOUNGE」がありますが、造りは一緒でした。入口にウォーターサーバーとブランケットが置いてあります。今回は、2階の「GARDEN LOUNGE」を利用させてもらいました。
利用者も少なく、気持ちよく横になってしばらく休憩していました。日本によくある、TVモニターなどはありませんでしたが、個人的には無くても良いと思っているので、問題ありませんでした。
飲食について
「HAPPY RICE」で晩御飯
休憩後、1階の「HAPPY RICE」という食事処で晩御飯です。「とんかつ弁当」(289バーツ約1,180円)と「鮭茶漬け」(229バーツ約920円)をオーダー。とんかつはお肉がちょっと固かったですが、鮭茶漬けは美味しかった。
最上階にはルーフトップバーも
最上階には「ROOFTOP BAR」があり、ソフトドリンクやスムージーなどがありますが、もしかしたらアルコール類はないかもしれません。今回、利用していないのでわかりませんが、見学しに行ったときは、ハイネケンも0%のアルコールなしのメニューしかありませんでした。リサーチ不足ですみません。
和を基調にした気持ちのいい施設で、利用する価値はあると思います。
結論
施設の造りが、個人的には好感が持てて、気持ちの良い施設でした。「サウナがちょっとぬるい」「お風呂が熱い」とか書きましたが、これは個人の好みですので、何とも言えない所です。
不満な点もありましたが、全体的には気に入りました。また、是非来たいと思いますし、来ると思います。人にもお薦めできるレベルの良い施設でした。
※後日、別の温浴施設に行ってきました。BTSスクンビットライン「チットロム駅」にあります。「湯の森サトーン」よりも高級感があり、200バーツ約800円ほど高いですが、こちらも良い施設です。興味のある方はご覧ください。
余談ですが
帰り道、「湯の森サトーン」のすぐ近くに、「Alpea」(アルピー)というフレンチビストロを発見しました。すごく雰囲気のいいお店で、ランチであれば4,000円くらいで食べられるようです。「今度、来よう」と妻と話していました。自宅に帰り、調べてみると、ここは、Maison Dunandというミシュラン一つ星の一軒家レストランが併設されているようです。オーナーは同じ人で、マンダリンオリエンタルの「ル・ノルマンディー」で2つ星をとったAmaud Dunandという人らしいです。ミシュランの星付きは厳しいかもしれないですが、ビストロであれば、いけそうなので、次回トライしてみようと思います。
地図:Alpea Bistrot – Google マップ
余談でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ピースボート地球一周の船旅
コメント
[…] バンコクの「湯の森温泉&スパ」は、タイでも有名な温泉施設です。天然温泉の湯を楽しんで、リラックスできるタイ古式マッサージや日本料理を堪能できます。この温泉施設は、喧騒から離れ、心身を癒やす理想的な場所です。13バンコク旅行で、ぜひこの温泉で体験してください。 […]