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タイ移住の際の荷物整理について

タイ移住に伴う準備

50代の夫婦(子供はいません)が、タイに移住するにあたり、自宅の荷物の整理をしました。
タイのコンドミニアムを契約しましたが、基本的にタイの物件は家具、家電付きです。テレビ、冷蔵庫、洗濯機、ベッド、ソファなどは備え付けです。ということは、現在自宅にある家具家電は、処分しなければならないということです。これが、結構大変でした。

※タイ移住に関連したブログです。よろしければ以下からどうぞ。

シンヒロのブログ | ~リタイヤメントしてタイ移住をしています~
海外移住(タイ)をしています。ブログの超初心者ですが、勉強しながら発信していきたいです。

量が多すぎる。

とにかく洋服が多い

こんなにあったのかというくらい洋服が多かった。はじめのうちは、リサイクルショップや買取専門店などに持っていっていました。全部で45ℓのゴミ袋で10袋以上持っていきましたが、中には買い取れないから(無料の引き取りも出来ない)持って帰れと言う店舗もあり、半分くらい持って帰って来た時もありました。買取金額も1袋で500円とか、たまに新しめのブランド物など1着1,000円くらいだったりしましたが、ほとんどは1袋数百円でした。

持っていくエネルギーも大変だということになり、洋服をダンボール箱に詰めて、着払いで送付(引き取りにも来てくれる)すれば査定してくれる買取店に頼むようになりました(こちらは、原則としてブランドものを入れるようにしました)。
普通に考えても、送付料金(自宅まで来てくれる)分、査定料金から差し引かれることは容易に想像がつきますが、運搬するエネルギーを考えると、こちらの方が良かったのかなと思うようになりました。

参考までに、買取店は以下4社に依頼しました。
①カインドオル
②リサイクルショップティファナ
③エコリング
④トレファク宅配買取

全て梱包していましたが、①が申し込み&ヤマト集荷依頼で宛名ラベルも持ってくるため、直ぐ送付出来ました。査定から入金も一番早かったです。 査定は、どこも変わらず、POLO等ブランドの洋服が入っていようが、大体1箱1000円程度でした。

靴も多い

結構、嵩張るんです、靴が。また、買取額も渋め店の人曰く「サイズがピンポイントですから、いくら気に入ってもサイズが合わなければ売れないんです。」とのこと。確かに、着るものであれば、私の場合Mサイズで大体いけますが、靴は26cmか26.5cmと、かなり狭まります。25.5cmは、きつくて履けませんし、27cmでは、がばがばです。

メルカリやペイペイフリマなどでも売却

単品で、ある程度の値段が出そうなものは、フリマアプリを使いました。

送料がネック

ある程度の値段と書いたのは、送料の関係です。
送料が最低でも210円、大きな物になると750円、850円とかになります。

皆さんもすぐに、ご理解いただけると思いますが、900円の物を売ったとします。メルカリの場合は、1割を運営側が持っていきますので、810円になります。物が大きくて送料が750円だった場合60円の利益にしかならないのです。

出品物の画像を撮って、説明文を考え、出品。途中、価格交渉とか、購入者とのやり取りなどを考えると「60円ではちょっと」と思ってしまいます。

それでも、ある程度の値段が付く商品であれば

メルカリは運営側が1割持っていくという話をしましたが、買取専門店やリサイクルショップはもっと持っていくと思います。私がフリマアプリで売った一番高い商品は、機械式の腕時計で152,000円で売れました。この時計の出品前に買取専門店に見てもらったところ「10万円切りますね」と言われました。1割である15,200円の手数料と750円の送料を差し引いても、利益は136,050円で概ね40,000円くらいの差があったということになります。

結果的には48点の品物をフリマアプリで売却しました。

※フリマ日記としてブログにしました。以下の項目内に「フリマ日記」がありますので、興味のある方はこちからどうぞ。

その他の雑記
「その他の雑記」の記事一覧です。

大物家電や家具

基本的に、入居する際に購入したものなので、6年くらい経過したものですが、状態は悪くなく、まだまだ使えるものです。

お友達にあげました

冷蔵庫、洗濯機、本棚、電子レンジ、掃除機、プリンターなどは、友達にあげました。運搬は友達がトラックの運ちゃんだったので、トラックを借りてきてもらって、それで運びました。
テレビと空気清浄機&加湿器は姪っ子にあげました。
※ベッド2台と勉強机は新しいオーナー(自宅売却済)が引き取ってくれました

違う家で新たな活躍をするであろう家電たち

故障もなく頑張ってくれました
使い勝手の良い冷蔵庫でした

ダイニングテーブルは買い取ってもらいました

ダイニングテーブルは、椅子4客付きの「カリモク」というブランドの物でした。20万円くらいで購入したものです。2社にお願いしましたが、A社は家具以外も何でも買い取る有名な買取専門店です。B社は高級家具の買取をメインにしている買取店です。

A社  3,000円
B社 15,000円

結構な差が出ました。金額にして12,000円の差で5倍です。
何でも買い取ってくれる会社は、まとめてお願い出来るので楽ですよね。でも、金額を見ると、その道の専門に任せた方が買取額が高いようです。
しかし、家にある、それぞれの種類の物に、いちいち専門店の見積もりを取るのも大変ですよね。
手間がかからない方を取るか、エネルギーかけても金額の高い方を取るか、人それぞれだと思います。

ソファは引き取り先が見つからず

ソファは、大きいせいもあって、「欲しいけど入らない」などの理由で、引き取り先が見つかりませんでした(前述の買取業者の2社にも見てもらいましたが、買取は出来ないとのことでした)。仕方なく粗大ごみとして回収してもらいましたが、回収当日、雨にうたれるソファを見ていると、「まだまだ使えるのに」と何ともせつない気持ちになりました。

「地元の掲示板ジモティ」の利用も考えましたが、ソファなどはギリギリまで使いたかったので、取りに来ないとかとなると対処のしようがない(自宅は売却したので、空にしなければならない)と思い、利用は諦めました。
最終的に粗大ごみは、回収30点、持ち込み5点の合計35点になりました。処分費用(ごみ処理券)も20,000円くらいかかりました。

大きなワードローブが・・・

我が家の一番大きな家具はIKEAで購入したワードローブで、横幅2m高さも2m以上ある大物です。
始めにIKEAに電話して、処分をして欲しいとお願いしたところ、「処分の依頼は受けていません。業者さんを紹介することは出来ますが、時間も費用もかなりかかります。」とのこと。
そこで、自分で分解して、粗大ごみで出してしまおうと考えました。途中まで妻と二人で、半日がかりで、ばらしましたが、とても全てばらすことは出来ないと考え、不用品回収業者にお願いすることにしました。

「暮らしのマーケット」で業者探しをしましたが、正直どこの業者が良いのかわかりません。口コミの評価があるのですが、良い評価ばかりで、どこを選んで良いかわかりません。そこで、1,000件以上の評価があって、さらに評価が高い業者の2社にワードローブの大きさなどを伝え、見積もりしてもらいました。

「暮らしのマーケット」で比較すると、金額が結構違った

A社  2t車 39,000円 + 解体料 15,000円 + 現場養生費(搬出箇所により料金変動)
B社  2t車 30,000円

A社の現場養生費は、現場に行かないと判明しないとの事で不明でしたが、いくらかはかかる費用。3,000円と想定しても
A社 57,000円
B社 30,000円
結構大きな差になりました。とかく不用品回収業者や廃品回収業者は評判が悪く、こちらが処分出来ない事を知っていて、足元を見てくる業者も多いと聞きます。両社ともメッセージを何度かやり取りしたのち、不安はありますが、金額の安いB社にお願いしてみることにしました。
予約をすると早速電話がかかってきて詳細の確認をしました。人当たりの良い女性で、不安感が少し払拭出来ました。

暮らしのマーケットは予約した時点で、住所や連絡先を入力するシステムなので、初めての電話です

当日は、男性二人と、電話対応された女性も来てくれて3人での作業になりました。作業を見させてもらいましたが、ロでも、なんだかんだ1時間半くらいかかりました。とても妻と二人では、解体出来なかったと思います。料金も30,000円(税込み)ピッタリで、当たり前と言えば当たり前ですが、ぼられるようなこともなく、良かったです。この女性の方は遺品整理士の資格もお持ちのようで、本業はそちらとのことでした。

結果的には、この業者さんで本当に良かったです。ワードローブのついでに、大きな荷物の処分も4点ほどお願いして、当日「1点増やしても良いですか」とお願いしたところ、嫌な顔一つせず対応してくれました。良い業者さんでした。

価値観の違い

荷物を整理すると言っても、妻と価値観の違いで結構もめました

「処分推進派」と「もったいない運動推進派」

とにかく我が家は荷物が多く、整理が大変でした。冬物の洋服や自分の好きな本は妻の実家にダンボール箱を4箱預かってもらいました。その他の礼服や、子供の頃や若かりし日の写真のあるアルバム類(ダンボール2箱)は自分の実家に預かってもらいました。

本に関しては、マンガも含めて、2~300冊。CDも100枚以上を、スーツケース2個に詰めてブックオフに持っていきました。3日後、査定結果の連絡が来て、10,765円でした。査定額が、良いのか悪いのかは、よくわかりませんが、あの大荷物を持って他の店舗と比較するのは、ちょっと考えられなかったので、そのまま買い取ってもらいました。

冬物の洋服などについては、自分は、ほとんどいらない。せいぜい薄手のダウン1枚あれば充分。その他は処分という主張でしたが、反対派の妻は結局、厚手のダウンもキープしました。礼服についても、自分の「処分しよう、最悪必要になったら買えばいい。」という主張は却下され、葬儀用に黒のコートまでキープすることに。

万事がこの調子で、「処分だ」と唱える【処分推進派】である私まだ使える」「お友達に使ってもらおう」という【もったいない運動推進派】の妻と毎日のようにケンカをしていました。

生前整理じゃないけど、良いきっかけにはなりました

退去日の1週間くらい前から、夜中の2時3時まで家の中の整理をしていました。

でも、こういう機会がないと整理出来なかったと思うので、結果的には良かったのだと思います。生前整理というには、まだ早いとは思いますが、夫婦二人で子供がいない私達にとっては、良いきっかけだったと思います。

とりあえず、荷物の整理は済んで、いよいよタイへの旅立ちです。今後も、その様子をブログにしていきますので、よろしければご覧ください。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。


※荷物の整理も終わり、自宅からタイのバンコクに向けて出発した時の様子です。預けた荷物や航空会社の座席クラスについても記載しています。よろしければ、以下からどうぞ。

ピースボート地球一周の船旅

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