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【タイ(バンコク)の賃貸物件選びについて】

タイ移住に伴う準備

タイ移住を目指す夫婦が、イの首都バンコクに行って、不動産屋さんと一緒に実際に物件を見た中で感じたことを、書き綴っていきたいと思います。状況及び条件につきましては、以下のとおりです。

1.家賃は25,000バーツ(約100,000円)/月を想定
2. ジムは必須で広さは50㎡前後(1BED or 2BEDルーム)を希望
3.駅とスーパーが近いところ(車を運転しない予定なので)
4.リタイアメントビザを取得し、タイでの就労はしない予定
5.現在50代で65歳には日本に帰国し、年金で生活していく
6.日本語以外話せないので、日本語対応可の不動産

ネットで検索すれば、タイのバンコクには「日本人向けにタイの物件を紹介する不動産会社」は多数存在します。私の見た中では、そういう会社の営業は、ほとんどが日本人なので、やり取りなどでの問題はないかと思います。

不動産屋さんに内見の予約

不動産会社3件に依頼したが、1件断られた

ほかのブログでも書きましたが、バンコクの不動産屋3社に内見依頼をしたところ、そのうちの一社から、ほどなく「メール受け取りました。担当から連絡をさせていただきますので、しばらくお待ちください。」というメールが来ました。その3時間後くらいに予約が一杯で、お受けできない状況です。空きが出ましたら、ご連絡を差し上げます。」(結局、連絡は来ていません)という旨のメールが。文面は丁寧でしたが、要はお断りしますとのこと。一様以下のとおり、期間も期日もある程度の余裕は持たせたつもりでしたが・・・。
①内見希望日の2週間前に連絡
②内見希望日も2/21~24の丸々4日間

確かに、新年度に向けて1月~3月は繁忙期なんだろうけど・・・。
と思いましたが、多分断った理由は別にあるのかなという感じがします。

私達夫婦の場合、リタイアメントビザで移住するので、当然会社が家賃を負担してくれません。そして、お金持ちではありませんので、極力家賃を抑えなくてはなりません。現地の駐在員さんほどお金を出すことは出来ないので、家賃は抑えめで(25,000バーツ/月ほどで探しています)お願いしました。

不動産屋さんによっては、「30,000バーツ/月以上からのご案内」としてあるところもあり、他の不動産屋さんでも、同じ建物に20,000バーツ/月からの物件があるのに「この物件は40,000バーツ/月からのご紹介です」とあったりもします。この繁忙期に「25,000バーツ/月あたりは相手にしてられない(家賃が安い物件は手数料も安いでしょうから)」というところなのかなと勝手に思ったりしています。

それと、7月移住ということ。5か月ほど先であると、現時点では予約というか物件を押さえることが出来ない(2か月先くらいまでみたいです)ということも断られた理由の一つかなと思います。「予約も出来ないような人は相手にしていられない」というのもよくわかります(あくまでも想像です)。

この予想が正解だとして、向こうも商売ですから、この方針を否定するものではありませんし、私がもし経営者だったとしたら、同じやり方をすると思うので、勉強不足ということで、諦めています。

幸い、その他の2件の不動屋さんとは約束がとれましたが、例えば単身用でさらに安価な家賃の場合は、その危険は更に高くなると思われます。そういう場合は、そのような物件を専門に取り扱っている業者さんもいるようなので、そちらをお薦めいたします。

実際に現地で内見

業者さんのHPの画像と実際の物件との違いについて

気になる所ですが、結論から言いますと、極端に違うところはほとんどなく、共用施設などは業者さんのHPの画像よりきれいというところもありました。ただし、よく見ると酷いところもありました。これについては、後ほど紹介させていただきます。

概ね画像通り、良くも悪くも、違うところもあったというところです。

同じコンドミニアム内で複数件の紹介

今回、二つの不動産会社から、それぞれ半日ずつかかって、5棟8件と5棟6件の計14件を内見させていただきました(同じ棟で違う物件を紹介してくれる所もありました。日当たりや眺望、家具や部屋のセンスなどが違いますし、複数紹介は有難かったです)。

説明が後になってしまいましたが、タイのコンドミニアムはそれぞれの物件に、それぞれのオーナーがいて(投資用に物件をもっている)、その人から部屋を借りるという形になります。家具と家電は備え付けで、そこにはオーナーの趣味も反映されます。マンション全体である程度のテーマがある所もあるらしいのですが、基本、オーナーのセンスです。

個人的な感想としては、目を覆うほどのひどいデザインという物件はなく、大抵は品もセンスも良かったです。

物件は結構、空きがあるようで

今回の不動産屋さんからは「半分くらい空いてるコンドミニアムも多いですよ」という話もありました。バンコクの日本人用に紹介するコンドミニアムは大規模なものが多く、500世帯以上の物件もあり、その半分が空き?本当かな?と思いましたが、そのように言ってました。

違う方が、「タイ人ってガツガツしてないんですよ。この条件が駄目なら、別に入居してくれなくても結構って人も多い。」との事でした。「当然、人によって対応は違いますから、交渉の余地はありますけどね」とも。

良かった物件

不動屋さんの了承もいただいて、共用施設も綺麗で気にいった物件を紹介します。

IVY

16階(24階建て) 43㎡ 角部屋 25,000バーツ/月
BTSスクンビットライン トンロー駅から徒歩20分

1階のエントランス。もともとはホテルということでしたが、確かにという雰囲気。
床はフローリングで親しみが持てます
重厚感のあるインテリア
清潔感があり好感が持てます
写っていませんが、採光があるベッドルームです
バスタブがあるのは魅力。トイレもウォシュレット(電気式ではなく水圧式?)付きです。
眺望もひらけていて良いです。
ジムも合格点
プールも泳ぐことも出来る
ファシリティも高級感あり
心地よさそうな場所

駅から遠いという難点はありますが、赤バス(8バーツ約32円)が頻繁に走っているので、うまく利用出来れば苦ではないかも。部屋と施設は綺麗で、バスタブも有って良かったです。

THE ROOM69

18階(27階建て) 34㎡ 25,000バーツ/月
BTSスクンビットライン プラカノン駅から徒歩3分

緑に好感
ちょっと攻めたエントランスのように見えますが、いい感じです。
こちらもフローリング。フローリングで生活してきたので、タイルより良いですね。玄関は入っていきなりリビングで、靴を脱ぐ場所がなく違和感がありますが、バンコクではこれが普通です。
インテリアもいい
ベッドルームへの採光もあり
バスタブがないのは、ちょっと残念。
ベランダからの眺望。ベランダは、どの物件も狭かったです。
プールへの入り口
センスのいいプール
ジムもいい
ファシリティも高級感があって良い
「これでもか」というほど、ふんぞり返っていました。

駅から近く、共有施設も高級感があり良かった。部屋は狭かったが、数字ほどの狭さは感じなかったので、ここでも広さ的には充分な感じ。フローリングの床も良かった。

THE ROOM40

5階(8階建て) 42㎡ 25,000バーツ/月
BTSスクンビットライン エカマイ駅から徒歩8分

大通り沿いではない閑静な場所。本当に静かで、鳥の鳴き声が聞こえました。
採光も多く、インテリアも文句なし。
低層住宅の5階部分ですが、周辺も低層なので、眺望は悪くなかったです。
バンコクの場合、バスルームはない物件のほうが多いですね。あるに越したことはないけど・・・
マシンの種類が少ないのは残念
泳ぐプールではないですかね。でも、気持ちがいいのは確かです。
ファシリティも悪くありません

大通りから一本路地に入った閑静な住宅街。駅前のショッピングモールであるゲートウェイまで徒歩8分。周辺は全て低層階の造り。騒音もなく、設備も綺麗で、部屋はバスタブがないが、モダンな作りで文句はない。難点はジムは設備が今一つなところ。

よく見ると、こんなところも

こんな残念な場所もあったので、紹介しておきます。いずれの物件も、予定外にご紹介いただいたものであること、修繕前でたまたまという可能性もありますので、そこはご承知おきください。
※場所が特定できないように、なるべくアップにしたつもりですが、ご迷惑がかかるようであればご報告ください。

ベランダに鳩がいて糞が・・・。しばらく住人がいなかったからだとは思いますが、このような物件は紹介すべきではないと思いますが。
かなりアップにしたので、わかりずらいと思いますが、造形ではなく、ヒビが入っています。この場所だけではなく所々。突然、割れることはないと思いますが、ちょっと怖いです。
修繕前だとは思いますが、不動屋さんも「私も何で直さないかと思うんですよ」と言っていたので、最近の出来事ではないような・・・。
こちらも別の場所ですが、同様のひび割れ。

ほとんども物件は綺麗に管理されていました。ここに掲載したのは、本当に少数です。でも、このような箇所はHPには載せないので、やはり実際に物件を見るのは重要ですよね。

※物件も重要だけど、地域の方が重要だよという方もいらっしゃると思います。以下は、実際にバンコクに行って各地域(各駅)を見て回った結果です。ご参照ください。

不動産屋さんによって違う

正直な話、結構違った

今回は、わずか二つの業者さんだけでしたが、結構違いました。印象が悪かった業者さんの物件は、みんな綺麗ではなかったです。汚かったと表現するほどではなかったですが、少なくとも掃除はしていないのではないかと。予定外の物件もご紹介いただいたということもありますが・・・。

もう一社の業者さんの物件は全部きれいで、紹介する物件をきちんと管理されているのだろうなと感じました。

決して高飛車に出るわけではありませんが、物件を紹介するにあたって綺麗な部屋をご紹介いただければ、この会社は「お客の事を考えてくれている。アフターケアもしっかりしてくれるのではないか。」という安心感が生まれたのは確かです。

一方の会社には、「よくこんな部屋を紹介するな(鳩の糞があるような)」と思ったのは事実です。この会社の物件は、全体的にも部屋がきれいではなかったです。接客態度が悪かったということはなかったですが、少なくとも私達の事は「どうでもいい客」と思っているかなと感じで、「うん。この会社に任せよう。」とは到底思えませんでした。

結局、言いたいことは、当たり前のようで恐縮ですが「必ず、複数社の物件を内見したほうが良いですよ」ということです。タイトルのとおり、結構違いました。会社によって物件の状態も異なりましたし、案内の仕方とか対応で安心感や信頼感が、かなり違いました。

結論

タイだから特別注意することではなく、日本での賃貸物件を探す際にも同様ですが、複数社の不動産屋にお願いして、実際に見に行くという当たり前の話が結論です。

次回は移住直前に、契約も兼ねてということになると思いますが、今回良くしていただいた会社を含めて、もう1,2社と内見をして決定したいと思います。その時は、またこのブログで紹介させていただきます。

最後まで読んでいただき有難うございました。

ピースボート地球一周の船旅

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