タイのバンコクに移住した50代の夫婦です。東南アジアにいる間に近場のアジアに旅行しようと企画した第3弾です。今回はベトナムのフーコック島です。
毎度、結論を先に言ってしまいますが良い街でした。今回は以下の2か所に滞在しました。
◆「サンセットタウン」の「La Festa PHU QUOC(ラ フェスタ フーコック)」
街全体が完全に新しく造られたリゾートという感じで、フランスに統治されていた名残を最大限に模しているのか街並みは完全にヨーロッパです。テーマパークのような趣もありますがアジアに居ながら綺麗なヨーロッパの街並みを体験出来て、気持ち良く過ごすことが出来ました。
◆「ケムビーチ(Khem Beach)」沿いの「JW Marriott Phu Quoc Emerald Bay Resort & Spa(JW マリオットフーコック エメラルド ベイ リゾート&スパ) 」
サングループが造り上げた「Sun Paradise Land(サンパラダイスランド)」内にあるリゾートホテルです。綺麗なケムビーチ沿いにあります。
今回はアジアにあるヨーロッパの街並みとビーチを堪能してきた旅行記です。決して皮肉とかあてつけではなく、私が勝手に想像していたベトナムらしさはありませんでしたが充分満足できる滞在でした。

スワンナプーム国際空港からフーコック国際空港へ
リエントリーパーミッドの申請
私達はバンコクにいてリタイアメントビザを取得しているので、リエントリーパーミッドをイミグレーション通過後に申請しました。2人待っていて15分くらいかかりました。
朝の8時前でしたが、イミグレと荷物検査はガラガラで時間はかかりませんでした。
フーコック島へ
スワンナプーム国際空港からベトナムの格安航空会社であるタイ・ベトジェットエア (Thai Vietjet Air)で1時間程度でフーコック島に到着です。初めてのベトジェットエア でしたが可もなく不可もなくと言うと偉そうですが、ごく普通のLCCでした。
※タイ・ベトジェットエア (Thai Vietjet Air)はベトナムのベトジェットエア 出資会社が運営するLCCのようです。
日本からフーコック島への直行便は今現在(2025年3月)ないようなので、ベトナムとかタイの旅行に何泊か組みこむ方法が良いのかなと思います。
フーコック国際空港のイミグレは30分以上かかりました。窓口は4か所くらい開いていましたが、私達の前に到着した便があったようで結構時間がかかりました。
出口で荷物のX線検査を受けてベトナム上陸です。




最初の地図と縦と横が逆になりますが、下側(西側)の黄色枠がサンセットタウンです。西側なのでサンセットが名所の③キスブリッジと重なります(時期によりずれると思いますが)。宿泊したホテルは⑩ラフェスタと⑧JWマリオットです。JWマリオットは東側(青枠)なので朝日が見えます。
B1、B2、B3は無料シャトルのバス停です。後述しますが、B1⇔B3を行き来しました。
最初の宿泊先まではGrabで
最初に2泊する予定の「La Festa PHU QUOC(ラ フェスタ フーコック)」までGrabを利用して271,440ドン約1,580円で30分かからずに到着しました。
※1ドン=0.0058円で計算しています
私達は楽天モバイルなので、海外でもデータ通信出来ましたが繋がったり途切れたり不安定でした。でも不安定とはいえ何の手続きもせず(設定は要確認です)月1,000円ちょっとで海外でも利用できる楽天モバイルには本当にお世話になっています。
※海外ローミング2G、Rakuten Linkアプリ同士ならかけ放題
設定方法は海外で利用するための設定方法 | お客様サポート | 楽天モバイルをご参照ください
このホテルはフーコック島の名所である「キスブリッジ」の目の前で、「サンセットタウン」と呼ばれるエリアです。毎日花火を見ることも出来るロケーションの良さに加え、コスパも良く、かなりお薦めのホテルです。後日、宿泊記を書きますので、よろしければご覧ください。
追記:「ラフェスタ」の宿泊記です。よろしければご覧ください。

街をブラブラ
13時前でしたが、ホテルにチェックイン出来たので、部屋に荷物を置いて街を散策しがてらお昼ご飯です。
綺麗なヨーロッパの街並み
前述しましたが、「ラ フェスタ フーコック」周辺はヨーロッパの綺麗な街並みでした。イタリアのアマルフィを模しているようで見事なまでのヨーロッパ仕様。まだまだ新しい街で建物も綺麗。もちろん「造られた感」はありますが、気持ちが良いことは事実なので、私達は気に入りました。








お昼はベトナム料理
ヨーロッパの街並みとはいえベトナム料理屋さんはあります。アジアでは韓国人が多く次に中国人でしょうか。日本人はまだ少ないと思います。アジア以外ではロシア人が多いです。飲食店のメニューもハングルやロシア語表記が多く見られます。
お昼ご飯は「COM GIA DINH」というベトナム料理屋さん。清潔感があり美味しかったです。バインセオ、揚げ春巻き、ココナツコーヒーを頼んで300,000ドン約1,740円。お薦めです。
場所:Cơm Gia Đình 껌자딘 – Google マップ
※支払いは現金のみでしたのでご注意を




その後、世界一長いと言われているロープウェイ乗り場へ(乗りませんでしたが・・・)。結構大きいモノレールで20人くらいは乗れそう。駅にはお土産売り場やカフェなどがあったので、一服。アメリカーノ59,000ドンと抹茶ケーキ40,000ドンで計99,000ドン計580円でかなりお安くお茶出来ました。


ホテルの目の前でショーが
「目覚めの海のショー(Awaken Sea)」17:15~
一旦ホテルに戻ってホテル内を探索していると、ホテルの目の前のビーチで「目覚めの海のショー(Awaken Sea)」(毎日開催17:15~30)が始まりました。プール付近に居たのでそこから見ましたが、ヤシの木が邪魔でちょっと見えずらかったです。ジェットスキーとフライボートのショーで、特にフライボートがバックフリップで回転したりして絶賛とまではいきませんが面白いショーでした。



「シンフォニー オブ ザ シー(Symphony of the Sea)」19:45~
同じ場所(キスブリッジの目の前)で19:30からレーザーショーが始まり、19:45から「シンフォニー オブ ザ シー」が始まりました。内容は夕方の「目覚めの海のショー(Awaken Sea)」と変わらない気がしましたが、ライトや火花を使用しているので、こちらの方が綺麗に見えます。最後は花火もあがり良いショーでした。19:45~20:10で毎日開催です。



普通に砂浜に降りてショーを見ようとしたら、階段から降りた途端スタッフから「チケットはあるか?」と言われ「このホテルに泊まっているんだけど」と言ったら、「砂浜に行くならチケットが必要。泊っていても駄目。」と言われショーの時間帯は砂浜に行けませんでした。金額はわかりませんでしたが
シンフォニー オブ ザ シー観賞チケット(ベトナム フーコック島) – KKday
フーコック島のシンフォニー オブ ザ シー ショー チケット | Klook
宿泊者がKKdayやKlookより高いことはないと思いますが・・・
晩御飯もベトナム料理
晩御飯も街中のベトナム料理で「Wow Qu Toi」へ。お昼ご飯の「COM GIA DINH」より庶民的なお店ですが、値段は安く、こちらもお薦めです。ブンチャ50,000ドン、バインセオ50,000ドン、フレッシュココナツジュース25,000ドンで計125,000ドン。カード手数料が3%取られても128,750ドン約750円。安っ。安くてビックリしたのは久しぶりです。
場所:WOW QUÊ TÔI – Google マップ



夜は花火
21:30から花火が上がります。これは21時から始まる「キス オブ ザ シー」というショーのエンディングと連動しています。このショーは後日拝見したので後述しますが、屋外型のステージ(キスブリッジの横)で入場料を支払い観覧しますが、花火はもちろん誰でも見ることが出来ます。
※火曜日はショーがお休みですが花火は実施されます
この花火、大迫力です。砂浜に行って観ましたが、近すぎて花火カスがホテル周辺に落ちてきます。音や大きさが半端なく、皆さん満足されると思います。翌日はホテルの客室から観ましたが、こちらもお薦めです。



周辺には様々なホテルがありますが、ビーチの目の前の「La Festa PHU QUOC(ラ フェスタ フーコック)」というホテル、激しくお薦めします。
※後日、宿泊記を書きますので、そちらもご覧ください。
フーコックの名所キスブリッジへ
翌日、名所のキスブリッジへ。宿泊した「La Festa PHU QUOC(ラ フェスタ フーコック)」はキスブリッジの入場も1回無料(チェックイン時に顔認証されました)なので、夕方で天気も曇りでしたが(キスブリッジは夕日とのコラボが人気です)、行ってみました。ノースウィング側から顔認証で入場しました。
キスブリッジの真ん中は行き来出来ませんが、その手前に行き来できる通路があります。5~10分位で反対側に行くことも出来ます。
入場料の参考です。他のショーとの抱き合わせが多いですが、ここはキスブリッジ単体もあります。
【最新】Kiss Bridge Phu Quoc – チケット、営業時間、口コミ、写真 [2025年] Trip.com






感想としては、こういう形状の橋はないので、一度は行ってみても良いと思いますし、良い記念になると思います。中国の観光客の方が、連絡通路にカメラマンを配置して写真を撮っていましたが、カメラマンを雇ったのか、友達なのか、ツアーのサービスなのかは不明です。そちらの方が良い写真が撮れることは確実です。
ナイトマーケットへ
キスブリッジのノースウィング側の出入り口付近にナイトマーケットがあったので、バインミー(65,000ドン約377円)とマンゴージュース(30,000ドン約174円)を購入しました。どちらも安くて美味しかったです。



お土産も
ナイトマーケットの終点というか始点に「VIETNAM SELECT」というスーパー兼お土産売り場があったのでお土産など購入しました。綺麗に商品が陳列されていて好感が持てるお店でした。



私達はお土産として、お友達用と自宅用にも胡椒を購入しました。ベトナムは胡椒(コショウ)の生産高、及び輸出高は世界第1位(2023年)で品質も良いとのことなので。

次の宿泊場所に移動
翌日は次の宿泊場所「JW Marriott Phu Quoc Emerald Bay Resort & Spa(JW マリオットフーコック エメラルド ベイ リゾート&スパ) 」へ移動です。11時40分頃にチェックアウトを済ませて無料バスの停留場がある近くのロープウェイ乗り場へ行きました。時間帯によって30分から1時間間隔で運行しています。2階建てバスに乗車して、ここSUNSET TOWNからKEM BEACHに向けて出発します。このバスはキスブリッジのノースウィング側にあるナイトマーケットにも停車するようでしたが時間帯なのか停車せず、KEM BEACH直行でした。



JWマリオット フーコックに到着
バス停から少し歩いて「JWマリオット フーコック」に到着です。敷地の入口にスタッフがいてカートでフロントまで送ってくれましたが、すぐ近くでした。歩いても大丈夫な距離です。
こちらのホテルが凄かった。後日、宿泊記を書きますのでご覧ください。お薦めできるホテルです。
そして、このホテルに宿泊すると「KISS of the SEA(キス オブ ザ シー)」の無料鑑賞券が付いてきました。期間限定の特典なのかどうかわかりませんが、折角の特典ですので、当日の夜、無料のシャトルバスに乗って観に行きました。
KISS of the SEA 鑑賞
ショーは21時からなので、20時30分の無料シャトルバスに乗りました。乗客は30人くらいいて、ナイトマーケットの入口に停車してそこで半分くらいは降りました。20時45分頃ロープウェイ乗り場に到着し10分くらい前に入場しました。半分以上埋っていて、「正面で観る」ことを優先して最後列の6列前に座りました。遠いかなと思いましたが、問題なく観れました。最後の花火も逆に後ろの方が首が疲れなくて良い感じでした。









ショー自体の感想ですが、妻は「花火も含めてショーも良かった」と言っていましたが、私は「綺麗な映像やトランポリンの演技など良い所もありましたが、もっと工夫すればさらに良いショーになるのに。」と偉そうに思いました。でも最後の花火が圧巻で、そんな感想は全て吹き飛びました。是非ご観覧をお薦めします。
公式料金は10,000ドン約5,800円ですが、KKdayやKlookであればキスブリッジ入場券付きで3~4割引きで購入できるようです。
フーコック 水上ショー「キス オブ ザ シー(Kiss Of The Sea)」鑑賞チケット(ベトナム) – KKday
フーコックのキスオブザシー鑑賞チケット | Klook
終了後は出演者と記念撮影出来るので時間があればどうぞ。私達も撮りました。もちろん無料です。
5,000人の観客席があるショーで、帰りの無料シャトルバスが不安になりますが、バス乗り場に何台も待機しています。満席になれば出発し次のバスが来るという状況です。私達もすぐに乗れました。
JWマリオットのある「Sun Paradise Land」
白い砂浜が綺麗なケムビーチと美しい街並みで、ジョギングも楽しめました。ここも、サンセットタウン同様ヨーロッパ仕様ですが、リゾート気分満開で充分楽しめます。まだまだエリア全体が開発中のようです。正直空き店舗も多かったですが、撤退したのか出来たばかりで空きなのかは不明です。









そして、後日宿泊記を書きますが、「JW Marriott Phu Quoc Emerald Bay Resort & Spa(JW マリオットフーコック エメラルド ベイ リゾート&スパ) 」が素晴らしかった。多少の揉め事はありましたが、リカバリーが素晴らしく流石JWという感じでした。
フーコック島 良かった
「最後の秘境」とか「最後の楽園」とか呼ばれていますが、少なくとも私達が行った島の南西部は手つかずの秘境ではなく完全に造られたリゾートです。
例えば、ケムビーチなどはビーチは昔のままで周辺の環境をゴージャスかつ過ごしやすく開発したという感じです。開発に伴い、JWマリオットの目の前のビーチは清掃してくれていますし、綺麗で気持ち良く過ごすことが出来ます。
日本から近い東南アジアでヨーロッパの雰囲気やビーチリゾートを体験したいという方にはお薦めです。実際にヨーロッパに行けば航空運賃はもちろん物価も高いし時間もかかります。ビーチリゾートも素晴らしいけど料金がお高いという場所も多いと思います。
ヨーロッパの雰囲気とビーチリゾートを堪能できるフーコック島は本当にお薦めです。お時間があれば是非行ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ピースボート地球一周の船旅
私達夫婦はタイのバンコクに移住しました。その様子をブログにまとめてありますので、よろしかったらご覧ください。

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